2011年8月28日日曜日

千葉市自転車走行環境マップ作製調査


…と、何とも堅っ苦しい名前の集まりに行って来たのだ。募集方法は公募。過日、千葉市のホームページに掲載されていたんで、応募してみたんだ。私も含め、ごくごく一般的な市民の方々で、割と高齢者の方も多く見受けられた。自転車の取り巻く環境ってのは、妙に難しい側面を抱えていてさ、単純に自転車を車道に戻したり、自転車レーンを作ったから走りなさいって云われて、「ハイそうですか」なんてぇ訳には行かないんだ。



現在、全国の市町村で、様々な形で取り沙汰され、また、どうにも間違った形で作られてしまう自転車レーン。行政側がどうしても持ちだしてしまう形の自転車のジドウシャからの分離と、歩行者からの分離。いや、どちらかと云うと「隔離」ってのに近い。先日も千葉市稲毛区付近の国道357号の大通りを走行中、歩道上に、忽然と現れる、歩道にペイントされた自転車レーンを発見。車道からの誘導の切れ込みは無く、歩道と車道の段差は付いたままのペイント。これは一体、元々自転車が歩道を走り続けているってのが大前提で、何の前触れも無く、歩道の色が変わっているに過ぎない場所があるんだ。





で、今回の趣旨としては、昨年度も行われた様に、継続事業として動いている事柄で、環境負荷の少ない自転車の走行場所が、千葉市内に於いても、かなり少ない状態になっていて、そもそもの自転車の立ち位置ってモノも、確固たる部分が無いって話であってね、では、私も含め、市民ボランティアが、師担当職員と同行し、自転車で実走してみよう、そして先ずは安全に走れる場所の、走行環境マップを作成しようという集まりなんだ。



此処で問題なのは、どうも行政側が動いているので、実動調査イコールインフラ整備ってのが繋がるのだと考える人が、存外多いって事が印象的であった。例えば高齢者の団体に係わっている方などは、自転車専用道路を、車道や歩道から完全に隔離して欲しいと云う要望を、切々と望んでいたし、電動アシスト自転車に乗る御年配の女性は、スポーツ自転車のスピードの危うさを指摘するし、自転車に乗る人の用途は様々で、例え自転車に乗っていても、全ての方が自転車に友好的な見方をしているとは、必ずしも言えないという事が、まさに現在の自転車環境を物語っていると思ったんだ。



確かに柵で囲うって行為は、一見安全に見えるのだろう。ご老人の方が車道を走行した際、駐車車両を避ける為、車道にはみ出さなければならないから危険であると云う。だから車両が入れない様に柵をして欲しいと。残念ながら、原因はそこでは無いよね。そもそも自転車走行レーンに駐車をする大馬鹿者が悪いんであって、その発想こそ、現在の自転車の走行箇所不明な状況を如実に表しているんだと思うね。仮に車道左側に自転車走行レーンがあって、そこを一方方向に自転車が多数走っているとしたら、自動車は安易に駐車を試みようとするだろうか?おそらく余程の厚顔無恥な輩以外、憚られる行為なのではないだろうか?



我々が目指すべき所ってのは、まさにそう云った環境に持ち込めるかって事なんである。・・・けどね、なかなかそうは問屋が卸さないってのもまた事実であってさ、簡単には行かないんだよ。でもね、少しだけ希望を見出せるなって感じた事が有るんだ。



現在、各自治体が挙って、自転車対策を推進していてさ、十数年前に某立川市の自転車対策のボランティアなんかをやった時にね、自転車対策課の人と面会した際、本当にこの部署に来て辛いと云っていて、早く移動をしたいんだと云っていた。その方は、一つは自転車に興味が無いどころか、自転車を嫌っていた。そして、年間三億円もの巨費を投じ、自転車が撤去されているって事実にうんざりしていたんだ。誰でもうんざりするだろうなぁ。そんな夢の無い話ばかりじゃあね。



でも、千葉市は違った。第一、自転車の対策として、安全走行マップ関連の事業を、継続事業として推進している事、そして、自転車対策課長の海宝氏を始め、角田氏・佐瀬氏も、スポーツタイプの自転車に乗っているという事が、これまでの自転車関連の人達との大きな違いだと思うんだ。先日、千葉市の若い市長が、競輪選手にピナレロのロードレーサーを寄贈され、その収支報告に自転車の金額を謝って記載した云々の記事が踊っていたんだが、新聞では高額な自転車がどうのって、相変わらず批判的な記事であったんだが、その若い市長に、願わくばその自転車を活用し、乗って欲しいと切に願う。ピナレロの自転車は、乗ってナンボである。千葉から元氣を!なんて知事も言ってんだから、知事も市長も自転車に乗って、ツールド千葉にでも出るとイイ。サポートならいくらでもしますから。



ああ、話が逸れた。自転車対策課の方々が実際に自転車に乗っているって云う事実。って事はだよ、ご自身も自転車に乗って、自転車の理不尽を感じ、スポーツ車と一般車の性能差や格差を感じ、日本の自転車事情の出鱈目さにも気付いているって事になるんだ。でも、万人にスポーツ自転車をって考え方は乱暴過ぎるし、自転車自体の性能差や、個人の能力差ってのを無視して、一律の自転車ルールにする訳には行かないって事も、我々以上に感じている筈である。



余談だが、過日義父が自転車に乗車中、歩道の車止め用のステンレスの棒に気付かず、激突し、顔面を十数針も縫う大けがをした。そもそも歩道にジドウシャが乗り入れられない様にする為の棒、そんなモノが、一歩間違えると、大いなる凶器たり得るってのも、一方の事実だ。



今後、第一回調査日、平成23924日の幕張地区を皮切りに、10月8日、若葉地区、115日、大宮・星久喜地区と調査予定。うぉ!?108日~10日、ツールド千葉ぢゃん!うひょー、どうしようかねぇ。





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2011年8月17日水曜日

自転車の走る場所と方法!?

自転車も一方通行規制、標識を新設 事故減少に期待

2011711日 産経新聞より抜粋)

 警察庁は21日、自転車専用道や歩道上に明示された自転車通行帯で自転車の一方通行規制をできるようにするため、「自転車一方通行」の標識を新設する標識標示令改正案をまとめた。自転車の対面事故防止や幅員が確保できない道路での自転車専用道などの整備促進が目的。22日~8月20日に一般から意見を募集した上で、年内にも施行する方針。

 警察庁によると、平成22年の自転車関連事故は15万1626件で全事故の20.9%を占める。一方、自転車道の整備前と整備後では事故が26%減少、歩道上に自転車通行帯を明示した場合でも14%減るなど、事故抑止効果が表れている。

 ただ、対面通行の自転車専用道と歩道上の自転車通行帯とも、道路の幅員が確保できず整備できないケースが少なくなかった。一方通行導入後、逆走すれば道交法違反になり、3月以下の懲役か5万円以下の罰金になるという。





過日、そんな話題の新聞記事が紙面に躍った。一見すると、一体ナンノコッチャって話だろうが、これが結構シュールな話だったりする。





2011311日、あの日以来、自転車で通勤する人が激増した。単純に自転車をママチャリからスポーツ自転車に乗り換えただけの人だらけだから、走り方がまんまママチャリ感覚なんだ。スピードが出るから、危ない。無灯火、逆走、信号無視。頓珍漢な走りをする暴走族と何ら変わらないんだ。しかもその自転車を運転している人々は、悪びれもせず、いや、むしろ自転車の規則ってのをそもそも知らずに乗っているだけなのだ。





ウチの店にも、自転車同士の衝突事故で、自転車が持ち込まれるのが多くなった。正面から、横から、四方八方から相手が来るってザマの今の現状では、事故が無いって方がどうかしてるんだよ。で、道路交通安全ってのを管轄すべき警察庁が、とうとう動き始めたって話が、冒頭の新聞記事なんであるね。





自転車の規則とかルールってのは、曖昧だったり、出鱈目だったりってのが横行しているのが、実は現状であってね、歩道が走行する事が出来る、云わば危機回避的措置であった筈のルールが野ざらしにされ、挙句、日本の自転車文化を破綻させたと云っても過言では無い、婦人車の台頭。日本の世の中には、ママチャリしか無くなり、スポーツ車はほんの一部のマニアックな人のモノで、そんなスポーツ車が流行ると、ナンチャッテスポーツ車を企画して、乱売する阿呆な業者や商社。せめて安全基準ぐらいは、設定して欲しいモンであるぞ。





自転車の販売にあたってね、まだ日本製だったママチャリは、JIS(日本工業規格)マークが刻印されていて、品質が保たれていたんだが、日本の法律の隙間でね、海外に於いて生産された自転車は、その国の安全基準が満たされていれば、日本国内で販売する事が可能なんだと云う。ママチャリは、今や100%が中国製と云ってもイイ位、中国製だ。この意味がお解かりだろうか?当然、各自転車メーカーは、独自の安全基準を設け、自転車を生産している。が、中にはその間抜けなルールを逆手にとって、粗悪な自転車を日々インターネット販売なんかで売り捌いている悪徳業者も数多い。





ま、これらの話題にはね、幾度となく触れて来たんでね、その辺りは今後の課題って事で先送りという形で放置しておくんだがね、そういった粗悪な自転車ってよりもむしろ、日本人の、自転車に対する悪しきイメージや、歪んだ感覚をね、少しずつ変えて行く事が必要なんだと思うね。





そこで冒頭の自転車の一歩通行。一見、皆が守っている様で、これこそが守られていない最大の悪行であるんだね。逆走しながら無灯火、携帯操作なんてザラなんだよ。オートバイが走って来ても、オートバイが避けてくれると思ってるんだね。こう云ったルールの周知徹底、指導の徹底ってのが大切で、免許制度の無い現状に於いて、教育を施すとなれば、これは街頭指導と取り締まりって事になるんだろうねぇ。





本当に自転車のルールが出鱈目だ。信号は決して守らないって決まりがあるかのような、年齢性別問わずの行為も凄いよね。ジドウシャにとっては大迷惑だと思う。関西では歩行者の信号無視が有名だが、関東ではそんな歩行者よりも、自転車の信号無視が多いと思うぞ。





行政も、自転車の走行区分で、左右は出鱈目で、歩道も車道も使ってペンキ塗って、相互通行の歩行者や駐車車両だらけの自転車道を作っても、全く意味を成さないってのを感じて来たのだろうね。やっとって感じだがね。





車道の左端を一方方向に走るって常識。自転車には、特に大事だ。





当たり前の常識を、また一つ取り戻すルール。自転車には、まだまだ問題は山積である。









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2011年8月1日月曜日

どうしてそうなるんだ?


どうしてそうなるんだ?



もう、此処で云うまでも無く、日本沈没の危機とも云える未曽有の大災害のさなか、国会は紛糾し、機能不全なのかって位の体たらくでね、取り敢えず復興復興って言葉をね、錦の御旗に掲げてだ、どうしたらいいのか解らない事態を、行き当たりばったりでやっつけているって所だろうな。



情けないのが物流である。元々がどうにもこうにもな業界なので、致し方が無いのかもしれないが、もう泣きっ面にハチなんてぇ事態と訳が違うんだよ。泥棒に追い銭よりももっと悪くてね、傷口に塩を塗るとか、死人に鞭打つと云った、破廉恥な行為と心得て、まさに自粛して欲しい。



東北地方の一部分の高速道路が救援物資を運ぶトラックを中心に、多くのトラックが部分的に無料化されている。で、この抜け策を、まんまと悪用し、全く関係の無いトラックが水戸のインターを降りて不正通行を公然と行っている。何なんだお前らは。そりゃ詐欺だとか、横領に相当するぜ。被災地の無人の家にドカドカと土足で入って、金目の物をかっぱらっているのと同じ事だよ。まるでトラックに乗った盗賊とか、チンケなコソ泥と同義である。



自身も、物流業界は長かったからね、厳しい財務状況とか、劣悪な労働環境とかも、良く解る。このままでは、一切合切がダメになると思ったから、俺は足を洗った。まさに、足を洗うって表現が適当であると思うよ。御蔭で死ぬ程の思いもしたし、ま、そんな小さい事はこの際どうでもイイ。大体がね、白ナンバー営業トラックや、営業車持ち込みトラックが蔓延しているってのも、大問題なんである。トラック乗りの多くが、一人親方で、社長だったりするから驚くんである。色んな癒着で、ミズヤってピンハネ屋が横行し、ショッパイ仕事をピンハネするし、往復積みたいトラックは、馬鹿だから自分の首を締める「帰り荷運賃」なんてのを設定し、通常金額の半分で運んでしまったりする。



これは一体どんな意味を持つか?例えばね、東京から大阪まで、仮にチャーター便50,000円で運ぶとする。通常はこの高速道路代金は別途実費となる。大阪まで大型で仮に約16,000円とすると、実質66,000円の請求である。大阪で荷卸しをすると、帰りは空っぽである。そりゃあ勿体無いからって、何か積んで帰った方が得って話になるからね、関東地方なら恩の字ってんで、関東地方行きの荷物を探す。そこに出て来るのがミズヤって手配師。帰り荷なんだからって通常運賃の50,000円の半分をピンハネする。当然、高速代込みだから、貰うのは25,000円のみ。実際には91,000円となるから、ま、ガソリン代貰ったって事でよかろう、なんて仕事を請けちゃうんだ。



これが愚かな計算のはじまり。関東地方なんて栃木県や群馬県なんて事もあってさ、しかも、卸し指定日が明後日なんてね、あるんだよ、そんな馬鹿げた事がさ。頑張っても一人の運転手では全行程3日ってのは辛くなる。上手く行って4日かかる計算だ。しかも大阪から、栃木まで大型の高速代が約21,000円程度。お解かりだろうか?帰り荷で貰う金額は、高速道路料金程度なのだ。タダで荷物運ばされているに過ぎないのね。ミズヤは当然、正規料金で、高速道路料金もお客さんから戴いているさ。帰り荷なんてのは、ミズヤが足元を見ているだけだよ。1千数百万って金額のトラックを購入して維持管理してコツコツと現場をこなす人間より、たった数万円で電話を引き、一本の電話でその殆どをピンハネするミズヤの世界。



単純に91,000円を4日で割ると、1日あたり22,750円也。あっはっは。人件費もガソリン代も出ねぇやって話だろう?そんな話がゴロゴロしている。でも、日銭が欲しいからそれを繰り返す。するとどうなると思う?あはは。東京のミズヤはね、今度は大阪行きの帰り荷が有るんだけどって話を持って来る。高速込み25,000円。え?会社が東京だから正規運賃?何云ってますの?大阪の業者さんやさかい、帰り荷て仰ってるんですがな。・・・関西弁に悪意は無いが、そんな所である。普通断るだろ?だけどね、ポンスケは請けちゃうんだ。コイツを。何故かって?往復で50,000円だろ?最初の正規運賃で、高速道路ディスカウントした位だって計算しちゃう。あり得ない。仕事倍だよ、いや、倍以上。また大阪⇔栃木だったら、高速道路だけで37,000円也。残13,000円也。割る4日=3,250円・・・コンビニのバイト以下だろ?



こんな事が横行してさ、これは笑い話でも何でも無くね、れっきとした事実。に近い話。ま、掃いて捨てる程運送屋があってさ、有る程度こんな世界にいたら、そんなパイプを駆使してさ、ミズヤになった方が賢いって誰でも思うだろうさ。



だから、こんな話が、ホンの氷山の一角であるから、前出の高速道路不正通行なんてのが横行するんだ。白ナンバーの違法改造ダンプカーなんか、車検証も持たず、重量オーバーで、入口で摘発されるのを嫌って高速出口を延々とバックで逆走して入って行く輩もいた位である。道路が安全に・・・なんてのは夢物語の世界なのだよ。これが現実なんだよ。どんな理由があっても、こんな行為は絶対に許しては駄目だ。



不正までして、利益を貪る企業は、もう企業である必要は無い。そして不正までしなければ、維持出来ない企業ならば、直ちに足を洗いなさい。存在価値は既に無いから。



そんな不良企業が無くっても、日本の物流は動き続けます。



何しろ、直ちにあの不正走行を止めさせなさい。様々な事に税金が投入される予定になっている。増税案もまことしやかに騒がれているし、あの不正走行の無料分も、当然税金補填である。薄給で、エラそうに云う程税金は払って無いが、薄給から相当の割合をふんだくるんだから、その分、ちゃんとしないと腹立だしいぞ。遊びも控え、外食も控え、煙草なんか馬鹿らしいからやめちゃって、細々と愉しく生きてるんだから、そしてこんな未曽有の大災害が継続中なんだから、出来る事をきちんとやってくれよ。





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