2011年6月18日土曜日

一筋縄には、行かないねぇ…

 今年も、様々な方面にご迷惑をお掛けしながら開催の運びとなった宮古島ロードレース参加。毎年このイベントに参加するに当たり、全く、ノントラブルで事が運ぶ事が無いのは何故なのだろう。昨年は運送会社の手違いで先に送った自転車がレース開催日に、現地に届かず、急遽代わりの自転車を人力で輪行したり、参加メンバーが落車骨折したり…今年は参加予定だったスタッフが急性の盲腸になったりと…何だかヤだなぁ。



 ま、そんな話はどうでもイイ。なんとなくだが、今回は自転車と云う乗り物の存在価値って云うか…ま、そんなに大げさな事ではなかろうが、そんな話だ。



 自転車って乗り物はさ、日本では本っ当にフレンドリーな乗り物だが、圧倒的に興味の無い乗り物の一つなのだろうと感じているんだ。日本固有種の自転車ね。でも、何故、ブリヂストンという会社が、ある意味儲からず、面倒な自転車部門を経営し続けるのか?なんて疑問を、私なりに考察してみようと思う。



 さて、ブリヂストンサイクルという自転車の会社は、ブリヂストンタイヤとは別会社である。タイヤにおけるシェアは、世界規模であり、世界基準の一つにもなっていて、高級外国自動車や、F1といったモータースポーツやオートバイ、トラック関連の巨大タイヤメーカーだ。…でも、何故か自転車のタイヤは作っていない。



 ブリヂストンサイクルは、巨大なブリヂストングループの会社ではあるが、タイヤとは全くの別会社であるんだね。日本の自転車事情ってのは世界的に見ても、かなり稀な仕組みを持っていてね、何しろ日本国内のみで使用される、いわば、門外不出品なんだよね。ま、世界のどのマーケットに持って行っても、全く相手にされない、類い稀な自転車、それが日本式婦人車・軽快車なるモノなのだね。



 では何故、ブリヂストンを始め、日本の自転車メーカー各社は、所謂「日本式自転車」の製造販売に固執するのであろうか?1970年代の高度経済成長から始まった日本の経済成長、それ以前は自転車も高額で、一般の庶民が自転車を購入するという感覚が無かったんである。で、そんな高度経済成長期に冷蔵庫や洗濯機、テレビ等々、豊かさの象徴として一般市民が手に入れる様になったんだね。自転車ってモンも、当時、一部のマニア向け商品は存在していたが、より生活に密着した乗り物ってのを、どのメーカーも生産し続け、庶民的な万人向けの商品開発が成されていったのだ。最大の落とし穴に気付いていながら…



 最大の落とし穴とは、その頃に時限立法だった筈の、自転車を歩道に追いやり、歩行者を危険にさらしながら、ジドウシャ優先の道路インフラを政策として、40年も経過した現在も、こんな状況が続いているって事がおかしな話でね、そんな歩道走行車というお題目を原点に、自転車を作る羽目になったのは、残念でならないと思うのだ。これらの自転車の誕生により、日本の自転車は、長距離移動と云う名の翼をもがれてしまったのであるよ。自転車メーカーの目論みも見え隠れするんだね。



 自転車メーカーと、その親会社、例えばブリヂストンが、自転車関連事業を継続させる理由の一つに、人が一番最初に接触するであろう乗り物は、自転車であろう、そして人生の終わり間際までブリヂストンの製品が使われる事になると想定されているそうである。



3輪車や、補助付き幼児自転車の、幼児用遊具から→少年少女用自転車→通学用軽快車→スポーツ自転車→オートバイ→ジドウシャ→ゴルフ道具→寝具→電動アシスト自転車→セニアカー→等々…



順序や、用、不用、ある無しの事柄は人それぞれだろうが、その一つ一つに係わろうって考え方なのだそうだ。おそらくパナソニックも電気産業であるが、自転車に関する事で云うと、それに近いモノが有るのだろうね。



先日、お店に、パナソニックサイクルテックの、電動アシスト自転車の子供2名同時同乗自転車が発売された。初回入荷自転車は直ぐに売れてしまい、新型であるリアチャイルドシートがオプショナルなのだが、本当に安全という事に過剰なほど配慮がなされている。巨大メーカーが、それこそ責任を負うって事は、モノづくりの上では、至極当然の話なのであろうよ。



ジドウシャの世界もそうだと思うが、現在の自動車販売の主流は、その殆どがミニバンと呼ばれるスタイルのジドウシャであるのだそうだ。ワンボックスやステーションワゴンといった形の違いこそあれ、殆ど外見などの見分けが付き難くなっている様に思えるんだ。昔のジドウシャはもう少し個性的であったと思うし、スポーツカー的ジャンルが確かにあった筈なんだが…。



この現象は、日本の自転車を、ママチャリ一辺倒にしてしまった状況に酷似している様に思えてならないんだ。没個性、銀色が多くて、メーカーが何処だかは、見た目だけでは解らないってね。



可能な限りの安全性、メーカーの配慮による所が多いんだが、カタログなんかはね、もうゴチャゴチャと細かく書き綴って、かえって解りにくくしているなんてぇ事も少なからずあるね。例えば、メーカーオプションでほぼ同一車種なのに、片方にはカゴが付くのに、片方には不可としていたり…。



自転車って乗り物はね、乗り手の技術や考え方ってのが、とても大切な自己責任を以てして操作し得る乗り物でね、この辺りがハイレベルな乗り物なんだと認識しているんだが、残念ながら、現状の日本の自転車事情はね、言葉は悪いが、「キ○ガイに刃物」ってのも乱暴な云い回しだが、そう表現せざるを得ない程の自転車への認識なんである。



ただ、本当に、少しづつではあるが、変化しつつある。千葉市で公募した、自転車レーン設置に対する事前実走調査ってのにも応募してみた。案内を送るって返信が来たので、参加出来たら、色々な角度から提言をしてみたいと思う。どれだけ反映されるのかは、定かではないが…。



すまん、最近、文章がまとまらないのだ。





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