ここ数年、自転車を取り巻く環境は、徐々にだが変化して来たんだね。日本でもやっと、自転車の有効利用、なんてお題目よりもね、兎に角乗ると愉しい、なんて事でね、自転車が注目されて来た。
ところが、である。2011年3月11日を境に、自転車の環境が一変した。元々、日本人の自転車に対する意識ってのは、残念ながらママチャリ的、超低性能自転車=歩行者の一種といった、間違った認識を持たれている。自転車で道を走っていてもそれが本当に良く解る。先日も軽自動車に乗っている馬鹿モノが、狭い道で、坂道を登って走っていると抜きざまにアクセルをブカブカとふかしながら、蛇行して幅寄せまでして来た。で、無理に追い抜いて行ったその先にバスがいて、結局詰まっているんだよ。その脇を涼しい顔して先に出る訳だが、どうにも間抜けづらしたドライバーは、脳みそが昆虫程しか無いのだろうと憐れんで差し上げた。
そんな彼の行動は、驚いた事に、類い稀なジドウシャ運転側の行為では無いのだ。バスやタクシー、トラックと云った、プロドライバーですら、近似的行為を行なう場合がある。云っておくが、道路は君らの占有物では無いのだ。この事はね、自転車の乗り方を教育する機会を排除して来た国や行政の怠慢であろう。
スポーツ自転車に乗る人間は、少なからず自転車そのものに興味があって自転車を入手する。しかし一般的なママチャリってのを入手する人は、自転車そのものに興味が無い。おそらく単身赴任なんかの鍋釜と同義である。
その自転車に興味の持たない側が、大震災をきっかけに、ドッとスポーツ車を入手する傾向に、突如方向転換をしたのだ。自転車にさしたる興味は持っていない。ママチャリより走る距離を延ばせそうだ、若しくはそうせざるを得ない状況に陥った、どちらかと云うと、交通手段難民である。で、このスポーツ自転車を、完全無欠なママチャリ感覚で乗られてしまうからタマラナイ。信号無視、無灯火車道の逆走は当たり前、傘差し運転、イヤホン装備運転、携帯操作運転…前出の昆虫脳みそドライバーと何ら変わらないか、むしろ悪い位である。
もう既に、都市部では自転車が溢れ始めている。走る場所や、方法を早急に確立し、教育を徹底しないと、トラブルは増加するばかりだろう。それと、インシュランスの確立だろうな。自転車も車両である限り、例え運転者が子供であっても、社会的責任は生ずるので、これを取り巻く環境も整えなくてはならないだろう。
問題は無灯火と逆走だね。取り敢えずは車道の左側通行の厳守と、無灯火の撲滅。ママチャリ系の自転車はオートライト以外販売禁止にすればイイんだがね。最近、ママチャリでも、電池式のハンドルに付ける、フラッシングタイプ(点滅式)のLEDランプを付けて走っている人が多くなった。自転車が走っていると云う認識灯としては秀逸だが、フラッシング状態で走行していると、法律上は無灯火となりますので、ご注意を。
ロードレーサーでも、通勤時にはオートライトが秀逸であると思う。レースの場合はいざ知らず、安全第一が基本だと思う。クロスバイクも、マウンテンバイクも、車道を走る仲間として灯火は、最低限のルールだ。スポーツ用自転車のハブダイナモは当然存在するんだが、マスプロメーカーですら、素敵なオートライト付きのクロスバイク、なんてのを、なかなかリリースしないよね。先日、ママチャリの前輪と灯火器が盗まれたというお客さんが来た。オートライト盗難である。悪質だ。だが、確実に狙われているんだ。
これだけエコってのが騒がれている昨今、有事には電池すら手に入らず、懐中電灯も品切れになった経験をしながら、自家発電が出来るダイナモやハブダイナモを極端に嫌う国民性とは何なんだろう?以前とは違い、街中も節電の影響で薄暗いよね。だからこそ自家発電の自転車が必要なんだと思うよ。走り続ける限り、点灯し続けるって頼もしさは素晴らしい。電池式のモノはさ、常に電池残量を気にして走らなければならないからね。
ネックは価格帯にあるだろう。スポーツ用ハブダイナモはどれもハブだけで8000円~1万円近くしてしまう。自転車メーカーが大量に買って、コストを下げるしか無かろう。多少の重量増なぞは、安全に比べれば屁でも無かろう。高照度のLED発光ダイオードも、かなり小型化しているんだからね、ステムやらハンドルにライトを組み込んでしまうとか、最近は自転車ナビなんてのも俄かに流行り出している。そんな電源供給にダイナモってのは、アリだと思うのだ。
閑話休題、先日、ウチの自転車有志数名と、佐倉まで、おはようサイクリングに行って来た。ま、全行程60km有るか無いかでね、じりじりと照り付ける太陽にね、照り焼きになりそうになって・・・イヤイヤ、暑いのは意外と平気なんだ、おじさんは。お散歩なんだが、やっぱ自転車は走ると面白いねぇ。
うん。そんだけ。
「自轉車家ジョーのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/
自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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2011年7月21日木曜日
2011年7月3日日曜日
自転車に興味を持った時、一体何を選ぶべきか?
さて、自転車に関する指南本なんてのは、本当に数多ある訳でね、自転車雑誌も沢山あってね、さて、どれにしようかな、なんてね。右も左も解らず、取り敢えず、先ずスポーツ自転車にって事なら、迷わずマウンテンバイクをチョイスするのが宜しいと思うんだ。何より本来が、飛んだり跳ねたり転んだりってのを大前提に作られた自転車である。丈夫な事このうえ無い。現在の日本の道路事情では、特にスポーツ自転車の走行場所に苦慮する事間違い無しなんですな。何せ、世界中で稀に見る、歩道を走行させられちゃう、歪んだ交通事情のある国ですから、事のほか、段差のある場所を走らされる事多し。
もし、クロスバイクという選択肢であるならば、シクロクロス系のクロスバイクを選択すべし。こちらもそもそもがダートを走る事を前提に作られている為、自転車自体が丈夫であるって事である。で、ドロップハンドルを採用し、変速機関連はロードレーサー系の部品を採用した自転車である。これも後々、効いて来る装備である。
クロスバイクに乗った人の印象ってのはさ、殆どの意見として、スピードが速いって印象を持つんだ。自転車で、自身の力のみで出せる、未経験の速度域。30km前後の速度なのだが、今まで乗ったママチャリ群より、遥かに速い。これにヤラレるんだね。スピードなら遥かにロードレーサーに分があるのにも拘らず、ロードレーサー特有の、あの細いタイヤと、ドロップハンドルに怖気づく。で、手頃な価格で、フラットハンドルのクロスバイクとなる。マウンテンバイクは見た目がスマートに見えず、速そうでは無いしね。
だが、より万人向けに作られたクロスバイクは、変速ギア関係が、コスト面含め、マウンテンバイク系のモノを使っているから、いざ、ロードレーサーに乗る仲間と走ろうと意気込んでも、圧倒的な速度差に愕然とするんだね。一生懸命にカスタムしても、素材に限界があるので、ロードレーサーには追いつけない。それをシクロクロスというカテゴリーの自転車にしておくだけで、本当に様々な用途に使えるようになるんだ。ロードレーサーと一緒に走る、なんて芸当も、タイヤを細めのモノにすりゃあ、造作も無い事なんだよね。
もし、クロスバイクが気になる場合、以前にも触れたが、29インチのマウンテンバイクがベストチョイスとなると思うんだよね、こいつは相当な万能選手になる可能性が有るんだよね。若しくは前出のシクロクロス車ね。
ま、自転車に乗る人の常って云うか…自転車にハマった人の殆どが、複数台所有するからね、自転車はさ、だからこそ、ファーストバイクってのは重要な選択肢となるんだ。仮にだ、最初にマウンテンバイクをチョイスしたとして、次にロードレーサーをゲットするとさ、クロスバイクが入り込む余地が極端に減る。こんな場合、その次は折り畳み高性能自転車か、ジャンル違いの自転車を選びがちになるんだね。ロードから次はマウンテンってのは以外と少ないけれど、仮にそうなった場合の図式は一緒だよね。ロードバイクの人は、セカンドバイクに、トレーニングも兼ね、廉価なロードレーサーをチョイスするか、シクロクロス、若しくは小径ドロップハンドル車とかね。そんな傾向があると感じている。
ともあれ、最近になって自転車のレストア系の修理が多くなって来た。個人的にはもっと自由度を広げてやってみたいんだが、店の規模やら構えやらでね、あんまし派手には出来ないんだな。何しろレストア系は手間もヒマも掛かるからね。そう云えば先日、シュウィンのビーチクを女性が購入した際、どうしてもカゴが欲しいとの要望があってね、そりゃあお安い御用ってんで、日本の一般車用カゴブラケットを付けようとコラムネジを外したら、やっぱしアメリカンでオーバーサイズなんだよ。嗚呼、忘れてたってんで、急遽ブラケットを穴広げドリルでゴリゴリ削って、はめ込んでやったよ。で、可愛いカゴがイイってんで、子供用のブリヂストンのスイートピー用のカゴがストックであったんでそれを付けたら、お客さん御満悦。その日のボクチンの握力はゼロに近くなっちゃったけどね。満足度マックスだからヨシとするのだ。
最近の部品は無加工で取り付けられるモンばかりで、有り難いが、面白味には欠けるかもね。ま、何でもアイデア次第だとは思いますが…。
此処の所、店に良く顔を出す若い人がいてね、その人はとあるメーカーのシングルスピードを買った訳だが、それを使って、どうも全国的に持って歩きたいって云う。どうも農業をやりたいらしく、そんな人に支援NPOが存在するらしく、国内に点在する為、移動したいと。その場合の選択肢としては、マウンテンかランドナーであると思うが、ランドナーを在庫している店なんか、今や稀だからねぇ・・・ウチには有るけどね。
ただ、自転車歴が浅く、峠に入ったらリアのコグを付け変えて走れば越えられるんじゃないか?なんてギャグの様な話を真剣にしたりする。経験が無いからこその、全く自由な発想で、実に面白い。だが、荷物がどうしたって煮え切らない意見を延々と悩んでいたので、一言。
「お前、能書きゃイイから、一番安いサイコン付けて、何処でもイイから100km走って来い!話はそれからだよ!」
そうすれば、何が必要で、何が不要なのかが、少しは理解出来るんだよ。
体でね。
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もし、クロスバイクという選択肢であるならば、シクロクロス系のクロスバイクを選択すべし。こちらもそもそもがダートを走る事を前提に作られている為、自転車自体が丈夫であるって事である。で、ドロップハンドルを採用し、変速機関連はロードレーサー系の部品を採用した自転車である。これも後々、効いて来る装備である。
クロスバイクに乗った人の印象ってのはさ、殆どの意見として、スピードが速いって印象を持つんだ。自転車で、自身の力のみで出せる、未経験の速度域。30km前後の速度なのだが、今まで乗ったママチャリ群より、遥かに速い。これにヤラレるんだね。スピードなら遥かにロードレーサーに分があるのにも拘らず、ロードレーサー特有の、あの細いタイヤと、ドロップハンドルに怖気づく。で、手頃な価格で、フラットハンドルのクロスバイクとなる。マウンテンバイクは見た目がスマートに見えず、速そうでは無いしね。
だが、より万人向けに作られたクロスバイクは、変速ギア関係が、コスト面含め、マウンテンバイク系のモノを使っているから、いざ、ロードレーサーに乗る仲間と走ろうと意気込んでも、圧倒的な速度差に愕然とするんだね。一生懸命にカスタムしても、素材に限界があるので、ロードレーサーには追いつけない。それをシクロクロスというカテゴリーの自転車にしておくだけで、本当に様々な用途に使えるようになるんだ。ロードレーサーと一緒に走る、なんて芸当も、タイヤを細めのモノにすりゃあ、造作も無い事なんだよね。
もし、クロスバイクが気になる場合、以前にも触れたが、29インチのマウンテンバイクがベストチョイスとなると思うんだよね、こいつは相当な万能選手になる可能性が有るんだよね。若しくは前出のシクロクロス車ね。
ま、自転車に乗る人の常って云うか…自転車にハマった人の殆どが、複数台所有するからね、自転車はさ、だからこそ、ファーストバイクってのは重要な選択肢となるんだ。仮にだ、最初にマウンテンバイクをチョイスしたとして、次にロードレーサーをゲットするとさ、クロスバイクが入り込む余地が極端に減る。こんな場合、その次は折り畳み高性能自転車か、ジャンル違いの自転車を選びがちになるんだね。ロードから次はマウンテンってのは以外と少ないけれど、仮にそうなった場合の図式は一緒だよね。ロードバイクの人は、セカンドバイクに、トレーニングも兼ね、廉価なロードレーサーをチョイスするか、シクロクロス、若しくは小径ドロップハンドル車とかね。そんな傾向があると感じている。
ともあれ、最近になって自転車のレストア系の修理が多くなって来た。個人的にはもっと自由度を広げてやってみたいんだが、店の規模やら構えやらでね、あんまし派手には出来ないんだな。何しろレストア系は手間もヒマも掛かるからね。そう云えば先日、シュウィンのビーチクを女性が購入した際、どうしてもカゴが欲しいとの要望があってね、そりゃあお安い御用ってんで、日本の一般車用カゴブラケットを付けようとコラムネジを外したら、やっぱしアメリカンでオーバーサイズなんだよ。嗚呼、忘れてたってんで、急遽ブラケットを穴広げドリルでゴリゴリ削って、はめ込んでやったよ。で、可愛いカゴがイイってんで、子供用のブリヂストンのスイートピー用のカゴがストックであったんでそれを付けたら、お客さん御満悦。その日のボクチンの握力はゼロに近くなっちゃったけどね。満足度マックスだからヨシとするのだ。
最近の部品は無加工で取り付けられるモンばかりで、有り難いが、面白味には欠けるかもね。ま、何でもアイデア次第だとは思いますが…。
此処の所、店に良く顔を出す若い人がいてね、その人はとあるメーカーのシングルスピードを買った訳だが、それを使って、どうも全国的に持って歩きたいって云う。どうも農業をやりたいらしく、そんな人に支援NPOが存在するらしく、国内に点在する為、移動したいと。その場合の選択肢としては、マウンテンかランドナーであると思うが、ランドナーを在庫している店なんか、今や稀だからねぇ・・・ウチには有るけどね。
ただ、自転車歴が浅く、峠に入ったらリアのコグを付け変えて走れば越えられるんじゃないか?なんてギャグの様な話を真剣にしたりする。経験が無いからこその、全く自由な発想で、実に面白い。だが、荷物がどうしたって煮え切らない意見を延々と悩んでいたので、一言。
「お前、能書きゃイイから、一番安いサイコン付けて、何処でもイイから100km走って来い!話はそれからだよ!」
そうすれば、何が必要で、何が不要なのかが、少しは理解出来るんだよ。
体でね。
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