2011年7月21日木曜日

自家発電…なんてぇ大袈裟なモンではありませんが…

 ここ数年、自転車を取り巻く環境は、徐々にだが変化して来たんだね。日本でもやっと、自転車の有効利用、なんてお題目よりもね、兎に角乗ると愉しい、なんて事でね、自転車が注目されて来た。



 ところが、である。2011年3月11日を境に、自転車の環境が一変した。元々、日本人の自転車に対する意識ってのは、残念ながらママチャリ的、超低性能自転車=歩行者の一種といった、間違った認識を持たれている。自転車で道を走っていてもそれが本当に良く解る。先日も軽自動車に乗っている馬鹿モノが、狭い道で、坂道を登って走っていると抜きざまにアクセルをブカブカとふかしながら、蛇行して幅寄せまでして来た。で、無理に追い抜いて行ったその先にバスがいて、結局詰まっているんだよ。その脇を涼しい顔して先に出る訳だが、どうにも間抜けづらしたドライバーは、脳みそが昆虫程しか無いのだろうと憐れんで差し上げた。



 そんな彼の行動は、驚いた事に、類い稀なジドウシャ運転側の行為では無いのだ。バスやタクシー、トラックと云った、プロドライバーですら、近似的行為を行なう場合がある。云っておくが、道路は君らの占有物では無いのだ。この事はね、自転車の乗り方を教育する機会を排除して来た国や行政の怠慢であろう。



 スポーツ自転車に乗る人間は、少なからず自転車そのものに興味があって自転車を入手する。しかし一般的なママチャリってのを入手する人は、自転車そのものに興味が無い。おそらく単身赴任なんかの鍋釜と同義である。



 その自転車に興味の持たない側が、大震災をきっかけに、ドッとスポーツ車を入手する傾向に、突如方向転換をしたのだ。自転車にさしたる興味は持っていない。ママチャリより走る距離を延ばせそうだ、若しくはそうせざるを得ない状況に陥った、どちらかと云うと、交通手段難民である。で、このスポーツ自転車を、完全無欠なママチャリ感覚で乗られてしまうからタマラナイ。信号無視、無灯火車道の逆走は当たり前、傘差し運転、イヤホン装備運転、携帯操作運転…前出の昆虫脳みそドライバーと何ら変わらないか、むしろ悪い位である。



 もう既に、都市部では自転車が溢れ始めている。走る場所や、方法を早急に確立し、教育を徹底しないと、トラブルは増加するばかりだろう。それと、インシュランスの確立だろうな。自転車も車両である限り、例え運転者が子供であっても、社会的責任は生ずるので、これを取り巻く環境も整えなくてはならないだろう。



 問題は無灯火と逆走だね。取り敢えずは車道の左側通行の厳守と、無灯火の撲滅。ママチャリ系の自転車はオートライト以外販売禁止にすればイイんだがね。最近、ママチャリでも、電池式のハンドルに付ける、フラッシングタイプ(点滅式)のLEDランプを付けて走っている人が多くなった。自転車が走っていると云う認識灯としては秀逸だが、フラッシング状態で走行していると、法律上は無灯火となりますので、ご注意を。



 ロードレーサーでも、通勤時にはオートライトが秀逸であると思う。レースの場合はいざ知らず、安全第一が基本だと思う。クロスバイクも、マウンテンバイクも、車道を走る仲間として灯火は、最低限のルールだ。スポーツ用自転車のハブダイナモは当然存在するんだが、マスプロメーカーですら、素敵なオートライト付きのクロスバイク、なんてのを、なかなかリリースしないよね。先日、ママチャリの前輪と灯火器が盗まれたというお客さんが来た。オートライト盗難である。悪質だ。だが、確実に狙われているんだ。



 これだけエコってのが騒がれている昨今、有事には電池すら手に入らず、懐中電灯も品切れになった経験をしながら、自家発電が出来るダイナモやハブダイナモを極端に嫌う国民性とは何なんだろう?以前とは違い、街中も節電の影響で薄暗いよね。だからこそ自家発電の自転車が必要なんだと思うよ。走り続ける限り、点灯し続けるって頼もしさは素晴らしい。電池式のモノはさ、常に電池残量を気にして走らなければならないからね。



 ネックは価格帯にあるだろう。スポーツ用ハブダイナモはどれもハブだけで8000円~1万円近くしてしまう。自転車メーカーが大量に買って、コストを下げるしか無かろう。多少の重量増なぞは、安全に比べれば屁でも無かろう。高照度のLED発光ダイオードも、かなり小型化しているんだからね、ステムやらハンドルにライトを組み込んでしまうとか、最近は自転車ナビなんてのも俄かに流行り出している。そんな電源供給にダイナモってのは、アリだと思うのだ。







 閑話休題、先日、ウチの自転車有志数名と、佐倉まで、おはようサイクリングに行って来た。ま、全行程60km有るか無いかでね、じりじりと照り付ける太陽にね、照り焼きになりそうになって・・・イヤイヤ、暑いのは意外と平気なんだ、おじさんは。お散歩なんだが、やっぱ自転車は走ると面白いねぇ。



うん。そんだけ。





「自轉車家ジョーのメールマガジン」

http://www.melma.com/backnumber_186028/

0 件のコメント:

コメントを投稿