2011年10月4日火曜日

電動アシスト自転車の実力と、正しい利用法。

 

先般、恒例ともなりつつある、中学校・高校時代の同窓会ってのが神奈川県の湯河原温泉にある、恩師宅にて開催され、二年ぶりに参加する事にしたんだ。昨年はツールド千葉開催日と重なって、行けなかったからね。



一昨年も同じパターンで、家族を連れ、女房子供は宿にてゆっくりさせてだ、私のみが参加って寸法になる訳なんだが、その宿ってのが、湯河原駅から6~7km離れた、奥湯河原にほど近い山中に位置する閑静な宿なんであるが、その恩師宅とは少しばかり離れていてね、前回は坂に強いマウンテンバイクを持って行ったんだが、何しろみかん畑の上の方に恩師宅は有り、新幹線の線路が走る軌道の更に山頂って云えば解るだろうか?解らない人は標高が解る地図でもご覧いただけば宜しい。



伊豆・湯河原・箱根の界隈はさ、何しろ土地の起伏が激しくってさ、海沿いから相当に切り立った山に囲まれているので、所謂、平地らしき場所が極端に少ない。山肌にはミカン畑が沢山あるといった感じの地形。ま、この辺りも、解る人が解れば宜しい。関東ローカルであるよ。





んでもってね、その坂を登って行くに当たり、マウンテンバイクで結構大変だったなぁ、と記憶していた事と、先日、女房子供が電動アシスト自転車を使用し、とても急な坂をスイスイと登っていった事を、実際にどの程度の感覚と、時間が可能なのか?なんて事を試してみる絶好のチャンスであったので、早速実践してみたのであるよ。



現在所有している電動アシスト自転車は、パナソニック社の、「オフタイム」という、折り畳み式電動アシスト自転車で、5アンペアという平均的なリチウムイオン電池を備えた、軽量なタイプの自転車なのである。折り畳み自転車であるので、コンパクトである。19.1kgと、スポーツ自転車のそれと比べるべくも無い重量ではあるが、モーターと、電池を含んで20kg以下という重量は驚異的ですらあろうよ。手直ししている所は、7sシフターをグリップ式から、ラピットファイア式に変更して、一般車用多段変速用ディレーラーをアリビオに変更していてね、一番廉価なサイコンを付けている位である。早速そいつをホンダのストリームというジドウシャの荷室に押し込み、湯河原へ。



湯河原駅前にデニーズというファミリーレストランがあり、そこでそそくさと自転車を組み立てる。うろ覚えの道ではあったのだが、方向はこっちの方向って事で、勘を頼りに自転車を走らせる。この手の自転車の困った所は、坂道を登るのが苦にならないので、構わず何処でも登って行ってしまう事だろうか?結構行けそうだと思って登った道が、案外袋小路になっていたり、階段で行き止まりなんて所に出くわすばかりなんだよ。



それでも、見覚えのある道に出て、急な坂をトットコと登り始めたんだ。流石にトップギアのままでは登れない感じではあるが、外装7段変速機と相まって、すこぶる快適。息も全く上がらない。自転車でこの坂を登れば、どれ程息が上がるかって事は容易に想像が付く。何しろ本当に、口笛を吹きながら上がれるのだよ。あまりに涼しい顔して登って行くモンだから、上から下りて来るタクシーや、農家の軽トラのドライバーが目を丸くしていたのがとても愉快だった。そんな余裕が生まれる程の実力と云えばご理解戴けるだろうか?



何しろ、坂を登るのが面白い自転車。練習して、辛い坂を登って、タイムを縮めて…なんてね、ヒルクライムってのが、スポーツ自転車のレースの一つとなっていて、愛好者も多いんだ、自転車ってのはね。でもさ、誰もが、気軽に、効率良く人力プラスアルファでもって登れる、なんてのは、とってもエコロジーな訳なんであるよ。実際に、恩師宅の前の道も坂道が続いていて、普通の自転っ車だったら、スポーツ車であっても、上へ向かって自転車を漕ぎだすきっかけを見つけるのが難しいって位の坂で、試しに同級の女性に試乗して貰った。その安楽さに大騒ぎしながら登っていった程の実力だ。





但し、電動アシスト自転車だからこそのウィークポイントも感じる事が出来た。激坂故、常にモーターは強モードでフル稼働している為、それこそあっという間に電池を消費してしまうんである。本当にビックリするほど燃費悪し。パナソニック社の公式データによれば、平均23km前後は走行出来る計算となっているが、15km程度でほぼ空っぽって位である。ま、消費するのだから仕方が無いが、現在の一般的な26インチタイプの電動アシスト自転車は、パナソニックだと最大12アンペアまで生産していて、最初に3アンペアの小さな電池の自転車を購入しても、電池が共通で使用出来る為、走行距離を任意に伸ばす事が出来るのである。近日、15アンペアという大容量バッテリーを発表する事にもなっているしね。



しかし、現行のオフタイムの場合、スペースの関係で、5アンペア以上は載せる事が出来ない構造なんだ。だから、結構な大きさの充電器を持って行くってのが、唯一の解決法なんだよね。若しくは予備電池を携帯するって事か?ま、今後の課題は燃費かな?消費電力って方が正しい表現だろうかね?何しろ、折り畳み電動アシスト自転車は、使える。パナソニック社のオフタイム。オススメであるぞ。



過日、ジャイアントから、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車がリリースされた。こいつがブレークするかってのはチョッと微妙な感じなんである。何しろ重い。三洋宜しく、フロントモーター式で、スポーツ車のメリットである、クイックリリースタイプの車軸を採用出来なかった。リアにキャリアを装備し、そこにバッテリーケースと予備バッテリーを収納出来るケースが付いていて、予備電池を携帯しなさいって事らしいのだが、う~ん…。



今年のメーカーの展示会では、スポーツブランドの折り畳み自転車がまた目立ち始めたんだ。そういったスポーツ車をベースに、電動アシストをリリース出来れば、市場は面白くなるのに。パナソニックやヤマハは、電動アシストユニットのみを、国内販売する予定は無いらしい。海外向けに販売はしているんだ。でも、おかしな話だろ?スポーツ自転車の殆どは海外ブランドなんだよ。だから、外国で企画・生産して、日本へ輸入すりゃあ良いだろうに、それを由としないんだな、みんな。



あと、電動アシスト自転車は、あまりにも仕入れ値が高額過ぎるぞ。その辺りが、様々な弊害となっているのも、一方での事実。ネット売、ディスカウントショップ、スーパー販売が全て可能な商品なんざ、扱い方が知れて来るってモン。



メーカーばかりが儲けちゃあ、イケマセンや。





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2011年9月26日月曜日

自転車は、かくも愉しき乗り物である!?

 自転車業界(輪界)にとって、何かと忙しい時期となった。既に御存知の方も多くいらっしゃるとは思いますが、自転車、特にスポーツ自転車と呼ばれているタイプの自転車メーカーってのは、その拠点は殆どが海外メーカーであってね、ま、欧米のそれに習って、年度替わりってぇか、グラデュエートってぇかがね、9月なんだよね。だから面白い事に、9月は新型発表会のラッシュとなり、これまた日本の自転車ショップの休日が水曜日に集中している為、毎週水曜日は様々なメーカーの新型車発表展示会が連なる。さらには、自転車のメーカーばかりでは無く、部品用品メーカーの問屋さん達も、挙って展示会を行うのである。









さて、なぜ毎年、輪界では2012年モデル~と云った様に、イヤーモデルが毎年発表されるのであろうか?なんて事が、あまり自転車に近しい方々で無ければ、至極当然の理屈として考えられると思う。最たる理由は、毎年行われる自転車のレースでは、スポンサー名とそのカラーリングを施したモデルが出るが、そのスポンサーが変更されてしまったり、部品や、フレームの技術革新や刷新等々…。様々な事が複合するとは思うが、サイズ、色、グレードなど、有る程度乗り手にフィットさせて行かなければならない為、単一車種を大量にストックする事が出来ないんだね。下手をすると大量の不良在庫となりかねないからね。









そもそも自転車のフレームってのはね、ハンドメイドで作るのが基本だから、機械に頼って、大量生産に向いていないんだね。高価なフレームなんかは特にそうである。薄いアルミに火を入れ、溶接なんて、直ぐに穴が開いてしまったり、溶かしてしまったりね、難しいのだそうである。だから職人によるハンドメイド。



ジドウシャってのは、メーカーや車種の違いこそあれ、基本的には単一的車種である。後は圧倒的にユーザー層が多岐に渡り、大多数なのであるよ。ママチャリってのは、単一車種だろ?色の違いとか、メーカーの相違を除けば、サイズで単一なんだ。「お客さん、ご身長があるので27サイズでどうですか?」なんてね。





今日び、自転車、特にロードレーサー系自転車がブームとあって、ロード系メーカーは元気が良いって寸法だが、いよいよマウンテンバイクも巻き返しの予兆がひしひしと感じられるのだよ。メーカーの自転車が売れ行き好調であるとね、より素敵で、魅力的な自転車が、安価になって登場するんだね。部品もカラードパーツが増え、煌びやかになるんだね。実に解り易いぞ。



さて、そんな中、問屋さんも在庫一掃のセールをするのもこの時期なのだが、残念ながら最近では、あまり在庫が残らず、完売してしまい、品薄状態なのだとか…。個人的には残念ではあるのだが、ま、業界が元気であるという証拠であろうし、由とせねばなるまいよ。



さて、それでも昨年は某メーカーさんのナイスなフレームが超特価になったりして、それを買ってストックしておいたんだが、部品のお金が貯まったので、コツコツと作り始めた。今日び珍しい、クロモリフレームのクロカン車である。色が黒しか無かったのが玉にキズだが(ノルコも黒だから…)、ま、流行りのカラーパーツを駆使してお洒落にね。最近ではリアのギア段数は、マウンテンバイクもいよいよ10段化の波が押し寄せ、んだばそいつを組み込んで…。まだまだ途中なのであるが、組み立ての愉しみってのと、フレーム組で自転車作ると、同じ仕様はまず無いって所がイイでしょ?



常々思う事なんだが、基本、自転車と云う乗り物は、自由度が信条でさ、有る程度乗り手の意向ってのを可能な限り、具現化し得る乗り物なんであるけれど、この理論には必ず安全に対する自己責任ってのが付きまとうんだ。安全ってのをおざなりには出来ない部分なんだけどね、どうしても日本の自転車文化ってのが、大方、歪んだ方向に発展せざるを得なかったんで、この安全に対する危機感が希薄なのだ。自転車で死んでしまうヤツはよっぽどなヤツだ位に思われている。



大きな間違いなのだ。オランダ・ドイツを始めとする、欧州ヨーロッパ自転車先進諸国に於いて、自転車の安全や、自転車乗車時の危機管理に際しては、補助輪が外れた幼児から、きちんと車道を走らされ、交通ルールの順守を叩きこまれる。徹底しているのだ。幼児に車道が危険だと思った御仁も居られるだろう。だが、幼児を含め、自転車すら安全に走る事の出来ない交通環境とは?歩道が安全?主要先進国中、自転車の係わる交通事故がダントツナンバーワン、それが世界唯一、自転車が歩道を走るという暴挙が許されている日本であるのだよ。最悪のナンバーワンである。



話がだいぶ逸れて仕舞ったが、自転車に乗るユーザーの意識が高尚であってこそ、その先に自転車を利用する自由度が増すと云ってもイイだろうね。自転車の幼児同乗などが最たる例で、昨日までやってた事が今日になってダメって???安全の為だからって云ったってねぇ。メイド・イン・ジャパンのママチャリが消え去り、日本工業規格が有限無実化し、ネット販売が横行し、販売者も自転車に対する危機意識なぞ皆無でね、大手自転車メーカーもネット販売に対して規制を掛けられない、大人の事情が数多あるのだ。





で、だよ。本当に良いモノを選択して行くなんてぇ事をさ、これが骨格であるフレーム、骨格のくせにこいつが一番重要且つ、目立っているんだが、そいつを選び、それぞれの部品を選択し、組み付け、調整して、自転車にして行く。車輪も組み立てる事が出来るってぇ、まるで模型の様だが、実際に乗れちゃう、なんて、こんな自由自在な乗り物、他に無いよね。



そんな自由度もね、簡単に思い通りに行かないのもまた道理であってさ、毎日毎日々々…僕等は鉄板のぉ~♪とはならないねぇ。3歩進んで2歩下がる~♪かな?ま、一歩でも進んでいるのでヨシとすっか。



スポーツ自転車は、「完成車」なぁんてスタイルが定着してからもうしばらく経つんだけどね、以前はママチャリですら、ホイールを組み立てて完成車にして販売していたって云うから驚きでしょ?以前はスポーツ車も乗り手のイメージを最大限膨らませてね、完成形を想い描いたんだな。それを自転車屋が具現化すると。



自転車販売店ってのは、本当に手間暇が掛かるが、薄利な商売なのである。この不文律を何とかしなければ、自転車業界の明日は無いと思うんだ。



子供乗せタイプの自転車も同じでね、メーカーのお仕着せや、法律の枠にとらわれ過ぎていてね、本当に自由な発想が出来なくなっていると思うんだ。イイじゃないか、ビーチクルーザーに子供乗せを付けたって。





自転車に乗って、何だか生活の一部が、チョッと愉しくなった。なんて事のお手伝いをするのが、私の仕事なんですな。きっと。豊かな生活ってのは、贅沢で、煌びやかな物品や金品に囲まれている事が豊かなぞでは無くね、充実した心があるライフスタイルをどれだけ送れるかって事が大切なんだと思うぞ。









牛歩であるが、KONAのマウンテンがそろりそろり、完成しつつあるのだ。





嗚呼、豊かなる心。





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2011年9月2日金曜日

電動アシスト自転車の実力ってヤツ。


私は自転車家である。ま、自転車の修理や販売を生業としている訳であるが、この自転車稼業(自転車操業では無い)ってヤツは、結構な自転車愛好家で無ければ務まらない側面を持っている。市販されている自転車なぞ、殆どと云って良い程、出来損ないの部分が色濃く残されている。どうしても趣味性の高いモノゆめ個人的センスやカラー的な所が、活かせるように、メーカーは敢えてハズシを作っているんだと考えている。単純にコストダウンの部分って云っちゃえば、身も蓋も無く、夢が無いんである。





さて、そうは云ってもね、幾ら自分が自転車に入れ込んで、様々な人々に自転車の有用性を訴えたり、薦めたりしているんだが、そんな私の家族もさぞや、と云った風に見受けられる様なんだが、どっこい、ウチの女房子供は、自転車にさほど興味を持っていない。女房殿に至っては、自転車で近くのスーパーに行く位で、不機嫌になってしまう程、自転車が好きでは無い。



何故、それ程キライなのか聞いてみたんだが、答えは単純であった。彼女は何しろ夏が嫌いで、暑いのが嫌いなんである。で、自転車を漕ぐと、必然的に暑くなって汗をかくと。それが嫌なのだと云う。ママチャリの3段変速が、何番に入っていようと、変速をしようとはせず、重いギアに入っていると「重い!」と文句を云われる始末。何しろ強敵なのである。



そんな奥さんであるが、私の理想は、夏休みとかに観光地などに赴き、やおら自転車を取り出してサイクリング、なんて、考えただけで愉しそうじゃあ、あ~りませんか。本当は電車の旅も好きなので、家族揃って輪行なんてのが理想なんであるが、自転車を各々が持ってくれる様な家族では無いので、そうなると自転車3台を担げる背負子でも作らないとならなくなるから、ジドウシャで移動する訳である。子供もすくすくと成長し、中一のくせに、いつの間に165cm位身長がある。なので、大人用の折り畳み自転車Bd-1が余裕で乗れるので、私と息子はBd-1で決定。で、同じ折り畳みの女房用・・・電動アシストって手が有るな。お?パナソニックの電動アシスト折り畳み小径自転車「オフタイム」、電動アシスト付き自転車で、重量が19.8kg(あはは、スポーツ自転車としては絶望的な数値だが、一般車アシストカテゴリーの中では、笑っちゃうが、驚異的な軽さなのである)、更に外装7段変速機付きである。これをゲットし、普段から乗れる様にセッティング。最初は訝しんでいた女房殿は、その圧倒的なラクチンさに、ご満悦で、普段乗っていた婦人車には一切乗らなくなった。それどころか、子供の学校や、イベント事で千葉駅付近に出掛けるのも、割と自転車で出掛ける様になった。これは画期的な出来事なんである。



当然、電動アシストだから、電池を充電しなくてはならない。タイヤの空気の充填や、整備等々、そんなのは私の真骨頂であるから、彼女は乗るだけなんである。ま、愚息も以下同文ではあるが…。専属メカニックは結構忙しいのだ。



女房殿が、率先して自転車で移動する様になったので、これは俄然、以前から膨らましていた夢が実現する可能性が出て来たのである。そう。リゾート地でのサイクリングである。リゾート地と称される場所ってのは、大概、山の中だったり、高原だったりと、坂道が付きものなんであるよ。今年は色々と考えた挙句、毎年恒例の海への旅行は取りやめ、山あいの温泉宿って事になり、いくつかの候補を出し、ま、日程上、1泊の旅行であるので、日本の三大名湯にもなっている下呂温泉に行く事にした。



ジドウシャで千葉から450km位有るので、運転は何とも無いんだが、如何せん、1泊の予定なので時間が無い。色々考えた末、予定の前日の、子供の用事が終わったら、その足で近くまでアプローチして、初日を有効に使おうという事になった。8月の日曜日、そそくさと自転車を3台、義父所有のジドウシャに詰め込み、そそくさと出掛ける。千葉は大雨だ。



現地では晴れる事を祈り、超楽観的に出掛ける。中津川に泊まろうと思ったが、親子3人ってのがネックで、事前に予約が取れなかった為、手前の飯田市のビジネスホテルを予約しといた。レイトチェックインが出来、和室があって親子3人で泊まれるからである。本当は、諏訪湖のSAで、温泉でも浸かって、車中泊でもしようか、なんてぇ楽観的なテンションだったのだが、女房殿に猛烈に却下され、取った宿だが、古いし、汚いし、早くも女房子供はブーイング。でも、ビジネスホテの玄関前に、ジドウシャを番長止めし、あまり広い玄関でも無いのに、止めさせてくれたりと、流石は田舎っぽい風情であったのだ。飯田市の繁華街は、独特の雰囲気を醸し出していて、とても怪しげであったのが印象的であったのだ。無論、出掛けてはいない。外は未だに大雨。



あくる日、雨は続いていた。朝食を戴き、下呂温泉に向け出発。前日出発の御蔭で早めに下呂温泉に到着。お?雨は小康状態。早速市内を観光し、下呂の合掌造りの博物館等に行く。









お?太陽が出た。今までの雨が嘘の様だ。ひとしきり街を探索し、一旦宿へ。「しょうげつ」というちょっとイイ宿を予約しておいたのだが、下呂の山肌に貼り付いているかの様な場所で、凄い上り坂。ジドウシャもローギアでウンウンと登る様な急坂なんである。で、そそくさとチェックインし、しばし休憩の後、いよいよ自転車で街を散策しようと強引に提案する。坂道が凄過ぎて、帰って来れないなんて不平不満をよそに、電動アシストだから余裕だ!なんて切り返し、何とか連れだす事に成功。・・・実はこの時、流石の電動アシスト自転車でも、この坂は登れないんでは無いか?と直感した。何しろそれ位の急坂である。部屋に案内してくれた宿の人も、「ええ?自転車ですか?急な坂で、以前来られたお客さんが3人、坂道で自転車のチェンを切ってしまってますから、ご無理をなさらない様に。」なんて言われちゃった。



街中の自転車、すこぶる快適である。アップダウンもなんのその。愉しい。温泉博物館なんかにも行き、下呂の街を満喫したのだった。その間、信じられない事に、晴れていた。でも、この時はもう雨は降らないだろうとさえ思っていられる程、青空たったんだ。



さていよいよ宿に戻ろうと、自転車を走らせたんだ。いよいよ坂道。お?凄ぇ激坂!フロント60Tもあるギア歯で、しかもリアロード用と来ちゃあね、登る訳ゃあ無いやね。女房の電動アシスト自転車のギアはトップに入りっ放しで、「重い」って文句を云っているが、・・・この激坂を進んで来た。「親指でギアを変えて!」って指示するとね、流石に女房殿も変速した。此処からが電動アシスト自転車の真骨頂でね、なんと、ローギアに達していないのに、女房殿はその坂をスイスイと登り始めた。おお!恐るべし電動アシスト力。子供は坂の入口から自転車を押している。で、頑張って上まで登り、女房殿に電動アシスト自転車を拝借し、子供を迎えに行く。 その電動アシスト自転車を子供に乗せると、「ウッヒョ~、何コレ?楽ちーん!」と言い残し、残りの激坂をスイスイと登って行くではないか。想像してみて欲しいんだが、押して歩くのも困難な坂で、自転車を新たに漕ぎだす事の難しさってのは、本当に想像に難しく無い程、難しい事なんだよね。ああ、回りくどい言い回しになっちまったが、兎に角、坂道の漕ぎだしは不可能に近い程、難しい。それを難無くこなす電動アシスト自転車。





自転車家になって、現場で初めて、電動アシスト自転車の真骨頂を見た。



因みに、マウンテンバイクだったら、何とか登れたと、私は思う。…と、負け惜しみを云ってみる。



その位、強烈な上り坂だったのだよ。私はその電動アシスト自転車プラス外装7段変速の実力を目の当たりにし、すこぶる満足なのであったのだった。



ともあれ、夕方に宿に戻って、風呂に入って食事して…なんてやっていたら、知らず明鏡のうちに外は雨。いやいや、雨なんてぇ生易しいモンではない程の大雨が大量に降っていたんだ。本当にバケツをひっくり返したって形容がぴったりな程だったよ。下呂温泉中心を流れる飛騨川の水位も、みるみる増えて行くのが解ったんだ。この雨は翌日の日中まで続き、早々に千葉へ向け帰路に着こうとジドウシャを走らせ、下呂駅前のアンダーパスを覗くと、あらビックリ!昨日通れたアンダーパスが天井まで冠水しちゃってる。あちこちで土砂崩れと、冠水と、通行止めでね、何だか大騒ぎのどさくさの中、帰って来たって訳である。



ジドウシャで往復約900km。何やら忙しい遠出となったが、千葉に帰った翌日は女房と子供が熱を上げている、アクアタイムズってバンドのコンサートが武道館であってね、それに出掛け大騒ぎ、次の日は義弟の店で夏の打ち上げって家族会を開いた。何だか忙しかったが、充実した夏休みであったのだ。



…何だか今回は、夏休みの作文みたいで恐縮である。





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2011年8月28日日曜日

千葉市自転車走行環境マップ作製調査


…と、何とも堅っ苦しい名前の集まりに行って来たのだ。募集方法は公募。過日、千葉市のホームページに掲載されていたんで、応募してみたんだ。私も含め、ごくごく一般的な市民の方々で、割と高齢者の方も多く見受けられた。自転車の取り巻く環境ってのは、妙に難しい側面を抱えていてさ、単純に自転車を車道に戻したり、自転車レーンを作ったから走りなさいって云われて、「ハイそうですか」なんてぇ訳には行かないんだ。



現在、全国の市町村で、様々な形で取り沙汰され、また、どうにも間違った形で作られてしまう自転車レーン。行政側がどうしても持ちだしてしまう形の自転車のジドウシャからの分離と、歩行者からの分離。いや、どちらかと云うと「隔離」ってのに近い。先日も千葉市稲毛区付近の国道357号の大通りを走行中、歩道上に、忽然と現れる、歩道にペイントされた自転車レーンを発見。車道からの誘導の切れ込みは無く、歩道と車道の段差は付いたままのペイント。これは一体、元々自転車が歩道を走り続けているってのが大前提で、何の前触れも無く、歩道の色が変わっているに過ぎない場所があるんだ。





で、今回の趣旨としては、昨年度も行われた様に、継続事業として動いている事柄で、環境負荷の少ない自転車の走行場所が、千葉市内に於いても、かなり少ない状態になっていて、そもそもの自転車の立ち位置ってモノも、確固たる部分が無いって話であってね、では、私も含め、市民ボランティアが、師担当職員と同行し、自転車で実走してみよう、そして先ずは安全に走れる場所の、走行環境マップを作成しようという集まりなんだ。



此処で問題なのは、どうも行政側が動いているので、実動調査イコールインフラ整備ってのが繋がるのだと考える人が、存外多いって事が印象的であった。例えば高齢者の団体に係わっている方などは、自転車専用道路を、車道や歩道から完全に隔離して欲しいと云う要望を、切々と望んでいたし、電動アシスト自転車に乗る御年配の女性は、スポーツ自転車のスピードの危うさを指摘するし、自転車に乗る人の用途は様々で、例え自転車に乗っていても、全ての方が自転車に友好的な見方をしているとは、必ずしも言えないという事が、まさに現在の自転車環境を物語っていると思ったんだ。



確かに柵で囲うって行為は、一見安全に見えるのだろう。ご老人の方が車道を走行した際、駐車車両を避ける為、車道にはみ出さなければならないから危険であると云う。だから車両が入れない様に柵をして欲しいと。残念ながら、原因はそこでは無いよね。そもそも自転車走行レーンに駐車をする大馬鹿者が悪いんであって、その発想こそ、現在の自転車の走行箇所不明な状況を如実に表しているんだと思うね。仮に車道左側に自転車走行レーンがあって、そこを一方方向に自転車が多数走っているとしたら、自動車は安易に駐車を試みようとするだろうか?おそらく余程の厚顔無恥な輩以外、憚られる行為なのではないだろうか?



我々が目指すべき所ってのは、まさにそう云った環境に持ち込めるかって事なんである。・・・けどね、なかなかそうは問屋が卸さないってのもまた事実であってさ、簡単には行かないんだよ。でもね、少しだけ希望を見出せるなって感じた事が有るんだ。



現在、各自治体が挙って、自転車対策を推進していてさ、十数年前に某立川市の自転車対策のボランティアなんかをやった時にね、自転車対策課の人と面会した際、本当にこの部署に来て辛いと云っていて、早く移動をしたいんだと云っていた。その方は、一つは自転車に興味が無いどころか、自転車を嫌っていた。そして、年間三億円もの巨費を投じ、自転車が撤去されているって事実にうんざりしていたんだ。誰でもうんざりするだろうなぁ。そんな夢の無い話ばかりじゃあね。



でも、千葉市は違った。第一、自転車の対策として、安全走行マップ関連の事業を、継続事業として推進している事、そして、自転車対策課長の海宝氏を始め、角田氏・佐瀬氏も、スポーツタイプの自転車に乗っているという事が、これまでの自転車関連の人達との大きな違いだと思うんだ。先日、千葉市の若い市長が、競輪選手にピナレロのロードレーサーを寄贈され、その収支報告に自転車の金額を謝って記載した云々の記事が踊っていたんだが、新聞では高額な自転車がどうのって、相変わらず批判的な記事であったんだが、その若い市長に、願わくばその自転車を活用し、乗って欲しいと切に願う。ピナレロの自転車は、乗ってナンボである。千葉から元氣を!なんて知事も言ってんだから、知事も市長も自転車に乗って、ツールド千葉にでも出るとイイ。サポートならいくらでもしますから。



ああ、話が逸れた。自転車対策課の方々が実際に自転車に乗っているって云う事実。って事はだよ、ご自身も自転車に乗って、自転車の理不尽を感じ、スポーツ車と一般車の性能差や格差を感じ、日本の自転車事情の出鱈目さにも気付いているって事になるんだ。でも、万人にスポーツ自転車をって考え方は乱暴過ぎるし、自転車自体の性能差や、個人の能力差ってのを無視して、一律の自転車ルールにする訳には行かないって事も、我々以上に感じている筈である。



余談だが、過日義父が自転車に乗車中、歩道の車止め用のステンレスの棒に気付かず、激突し、顔面を十数針も縫う大けがをした。そもそも歩道にジドウシャが乗り入れられない様にする為の棒、そんなモノが、一歩間違えると、大いなる凶器たり得るってのも、一方の事実だ。



今後、第一回調査日、平成23924日の幕張地区を皮切りに、10月8日、若葉地区、115日、大宮・星久喜地区と調査予定。うぉ!?108日~10日、ツールド千葉ぢゃん!うひょー、どうしようかねぇ。





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2011年8月17日水曜日

自転車の走る場所と方法!?

自転車も一方通行規制、標識を新設 事故減少に期待

2011711日 産経新聞より抜粋)

 警察庁は21日、自転車専用道や歩道上に明示された自転車通行帯で自転車の一方通行規制をできるようにするため、「自転車一方通行」の標識を新設する標識標示令改正案をまとめた。自転車の対面事故防止や幅員が確保できない道路での自転車専用道などの整備促進が目的。22日~8月20日に一般から意見を募集した上で、年内にも施行する方針。

 警察庁によると、平成22年の自転車関連事故は15万1626件で全事故の20.9%を占める。一方、自転車道の整備前と整備後では事故が26%減少、歩道上に自転車通行帯を明示した場合でも14%減るなど、事故抑止効果が表れている。

 ただ、対面通行の自転車専用道と歩道上の自転車通行帯とも、道路の幅員が確保できず整備できないケースが少なくなかった。一方通行導入後、逆走すれば道交法違反になり、3月以下の懲役か5万円以下の罰金になるという。





過日、そんな話題の新聞記事が紙面に躍った。一見すると、一体ナンノコッチャって話だろうが、これが結構シュールな話だったりする。





2011311日、あの日以来、自転車で通勤する人が激増した。単純に自転車をママチャリからスポーツ自転車に乗り換えただけの人だらけだから、走り方がまんまママチャリ感覚なんだ。スピードが出るから、危ない。無灯火、逆走、信号無視。頓珍漢な走りをする暴走族と何ら変わらないんだ。しかもその自転車を運転している人々は、悪びれもせず、いや、むしろ自転車の規則ってのをそもそも知らずに乗っているだけなのだ。





ウチの店にも、自転車同士の衝突事故で、自転車が持ち込まれるのが多くなった。正面から、横から、四方八方から相手が来るってザマの今の現状では、事故が無いって方がどうかしてるんだよ。で、道路交通安全ってのを管轄すべき警察庁が、とうとう動き始めたって話が、冒頭の新聞記事なんであるね。





自転車の規則とかルールってのは、曖昧だったり、出鱈目だったりってのが横行しているのが、実は現状であってね、歩道が走行する事が出来る、云わば危機回避的措置であった筈のルールが野ざらしにされ、挙句、日本の自転車文化を破綻させたと云っても過言では無い、婦人車の台頭。日本の世の中には、ママチャリしか無くなり、スポーツ車はほんの一部のマニアックな人のモノで、そんなスポーツ車が流行ると、ナンチャッテスポーツ車を企画して、乱売する阿呆な業者や商社。せめて安全基準ぐらいは、設定して欲しいモンであるぞ。





自転車の販売にあたってね、まだ日本製だったママチャリは、JIS(日本工業規格)マークが刻印されていて、品質が保たれていたんだが、日本の法律の隙間でね、海外に於いて生産された自転車は、その国の安全基準が満たされていれば、日本国内で販売する事が可能なんだと云う。ママチャリは、今や100%が中国製と云ってもイイ位、中国製だ。この意味がお解かりだろうか?当然、各自転車メーカーは、独自の安全基準を設け、自転車を生産している。が、中にはその間抜けなルールを逆手にとって、粗悪な自転車を日々インターネット販売なんかで売り捌いている悪徳業者も数多い。





ま、これらの話題にはね、幾度となく触れて来たんでね、その辺りは今後の課題って事で先送りという形で放置しておくんだがね、そういった粗悪な自転車ってよりもむしろ、日本人の、自転車に対する悪しきイメージや、歪んだ感覚をね、少しずつ変えて行く事が必要なんだと思うね。





そこで冒頭の自転車の一歩通行。一見、皆が守っている様で、これこそが守られていない最大の悪行であるんだね。逆走しながら無灯火、携帯操作なんてザラなんだよ。オートバイが走って来ても、オートバイが避けてくれると思ってるんだね。こう云ったルールの周知徹底、指導の徹底ってのが大切で、免許制度の無い現状に於いて、教育を施すとなれば、これは街頭指導と取り締まりって事になるんだろうねぇ。





本当に自転車のルールが出鱈目だ。信号は決して守らないって決まりがあるかのような、年齢性別問わずの行為も凄いよね。ジドウシャにとっては大迷惑だと思う。関西では歩行者の信号無視が有名だが、関東ではそんな歩行者よりも、自転車の信号無視が多いと思うぞ。





行政も、自転車の走行区分で、左右は出鱈目で、歩道も車道も使ってペンキ塗って、相互通行の歩行者や駐車車両だらけの自転車道を作っても、全く意味を成さないってのを感じて来たのだろうね。やっとって感じだがね。





車道の左端を一方方向に走るって常識。自転車には、特に大事だ。





当たり前の常識を、また一つ取り戻すルール。自転車には、まだまだ問題は山積である。









「自轉車家Joeのメールマガジン」

2011年8月1日月曜日

どうしてそうなるんだ?


どうしてそうなるんだ?



もう、此処で云うまでも無く、日本沈没の危機とも云える未曽有の大災害のさなか、国会は紛糾し、機能不全なのかって位の体たらくでね、取り敢えず復興復興って言葉をね、錦の御旗に掲げてだ、どうしたらいいのか解らない事態を、行き当たりばったりでやっつけているって所だろうな。



情けないのが物流である。元々がどうにもこうにもな業界なので、致し方が無いのかもしれないが、もう泣きっ面にハチなんてぇ事態と訳が違うんだよ。泥棒に追い銭よりももっと悪くてね、傷口に塩を塗るとか、死人に鞭打つと云った、破廉恥な行為と心得て、まさに自粛して欲しい。



東北地方の一部分の高速道路が救援物資を運ぶトラックを中心に、多くのトラックが部分的に無料化されている。で、この抜け策を、まんまと悪用し、全く関係の無いトラックが水戸のインターを降りて不正通行を公然と行っている。何なんだお前らは。そりゃ詐欺だとか、横領に相当するぜ。被災地の無人の家にドカドカと土足で入って、金目の物をかっぱらっているのと同じ事だよ。まるでトラックに乗った盗賊とか、チンケなコソ泥と同義である。



自身も、物流業界は長かったからね、厳しい財務状況とか、劣悪な労働環境とかも、良く解る。このままでは、一切合切がダメになると思ったから、俺は足を洗った。まさに、足を洗うって表現が適当であると思うよ。御蔭で死ぬ程の思いもしたし、ま、そんな小さい事はこの際どうでもイイ。大体がね、白ナンバー営業トラックや、営業車持ち込みトラックが蔓延しているってのも、大問題なんである。トラック乗りの多くが、一人親方で、社長だったりするから驚くんである。色んな癒着で、ミズヤってピンハネ屋が横行し、ショッパイ仕事をピンハネするし、往復積みたいトラックは、馬鹿だから自分の首を締める「帰り荷運賃」なんてのを設定し、通常金額の半分で運んでしまったりする。



これは一体どんな意味を持つか?例えばね、東京から大阪まで、仮にチャーター便50,000円で運ぶとする。通常はこの高速道路代金は別途実費となる。大阪まで大型で仮に約16,000円とすると、実質66,000円の請求である。大阪で荷卸しをすると、帰りは空っぽである。そりゃあ勿体無いからって、何か積んで帰った方が得って話になるからね、関東地方なら恩の字ってんで、関東地方行きの荷物を探す。そこに出て来るのがミズヤって手配師。帰り荷なんだからって通常運賃の50,000円の半分をピンハネする。当然、高速代込みだから、貰うのは25,000円のみ。実際には91,000円となるから、ま、ガソリン代貰ったって事でよかろう、なんて仕事を請けちゃうんだ。



これが愚かな計算のはじまり。関東地方なんて栃木県や群馬県なんて事もあってさ、しかも、卸し指定日が明後日なんてね、あるんだよ、そんな馬鹿げた事がさ。頑張っても一人の運転手では全行程3日ってのは辛くなる。上手く行って4日かかる計算だ。しかも大阪から、栃木まで大型の高速代が約21,000円程度。お解かりだろうか?帰り荷で貰う金額は、高速道路料金程度なのだ。タダで荷物運ばされているに過ぎないのね。ミズヤは当然、正規料金で、高速道路料金もお客さんから戴いているさ。帰り荷なんてのは、ミズヤが足元を見ているだけだよ。1千数百万って金額のトラックを購入して維持管理してコツコツと現場をこなす人間より、たった数万円で電話を引き、一本の電話でその殆どをピンハネするミズヤの世界。



単純に91,000円を4日で割ると、1日あたり22,750円也。あっはっは。人件費もガソリン代も出ねぇやって話だろう?そんな話がゴロゴロしている。でも、日銭が欲しいからそれを繰り返す。するとどうなると思う?あはは。東京のミズヤはね、今度は大阪行きの帰り荷が有るんだけどって話を持って来る。高速込み25,000円。え?会社が東京だから正規運賃?何云ってますの?大阪の業者さんやさかい、帰り荷て仰ってるんですがな。・・・関西弁に悪意は無いが、そんな所である。普通断るだろ?だけどね、ポンスケは請けちゃうんだ。コイツを。何故かって?往復で50,000円だろ?最初の正規運賃で、高速道路ディスカウントした位だって計算しちゃう。あり得ない。仕事倍だよ、いや、倍以上。また大阪⇔栃木だったら、高速道路だけで37,000円也。残13,000円也。割る4日=3,250円・・・コンビニのバイト以下だろ?



こんな事が横行してさ、これは笑い話でも何でも無くね、れっきとした事実。に近い話。ま、掃いて捨てる程運送屋があってさ、有る程度こんな世界にいたら、そんなパイプを駆使してさ、ミズヤになった方が賢いって誰でも思うだろうさ。



だから、こんな話が、ホンの氷山の一角であるから、前出の高速道路不正通行なんてのが横行するんだ。白ナンバーの違法改造ダンプカーなんか、車検証も持たず、重量オーバーで、入口で摘発されるのを嫌って高速出口を延々とバックで逆走して入って行く輩もいた位である。道路が安全に・・・なんてのは夢物語の世界なのだよ。これが現実なんだよ。どんな理由があっても、こんな行為は絶対に許しては駄目だ。



不正までして、利益を貪る企業は、もう企業である必要は無い。そして不正までしなければ、維持出来ない企業ならば、直ちに足を洗いなさい。存在価値は既に無いから。



そんな不良企業が無くっても、日本の物流は動き続けます。



何しろ、直ちにあの不正走行を止めさせなさい。様々な事に税金が投入される予定になっている。増税案もまことしやかに騒がれているし、あの不正走行の無料分も、当然税金補填である。薄給で、エラそうに云う程税金は払って無いが、薄給から相当の割合をふんだくるんだから、その分、ちゃんとしないと腹立だしいぞ。遊びも控え、外食も控え、煙草なんか馬鹿らしいからやめちゃって、細々と愉しく生きてるんだから、そしてこんな未曽有の大災害が継続中なんだから、出来る事をきちんとやってくれよ。





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