2009年12月18日金曜日

流石の師走で、予定は未定であり決定では無いぞ!な、12月…。

 デンマークのコペンハーゲンという所で、COP15という国際環境会議が開催中である。日本で開催されたCOP3、所謂「京都議定書」のあった会議から幾年月…。そう云えば、京都議定書の策定された年、我が日本の民は、相変わらず自転車というモノには、テンで興味が無かったんだな。環境?ナニそれ?ってな反応が殆ど、と云った状況下の当時ではあったね。

 それが今や空前の(?)自転車ブームなんて云われているね。世界的な不況に陥っている経済環境下に於いて、尚、という状態であり、業界人としては誠に有り難い状況だと思うのだが、同時にお出ましになる懸念である。ま、大盛況であったサイクルモードではあるが、自転車ブームに便乗して(?)モード開催当初の理念から外れ、出展ブース料も高騰し、財源的な考え方よりも、開催理念の見解の相違等で出展を見送っているメーカー(代理店等含み)は、少なくないと聞く。今後は販売店やメーカーの在り方も問われる業界となりゆくのであろうと思うぞ。



 まぁいい。自転車=ママチャリって考え方を払拭させない限り、日本人の自転車社会に明日は無いだろうよ。自転車にもルールが在るんだ。15歳の子が自転車でクルマと衝突し、顔面を骨折し緊急手術、なんて事が事実、リアルに起きている世の中である。確かにクルマも悪い面もあるだろう。しかし、ケータイ電話を操作し、無灯火でフラフラと車道を走る自転車に乗る人間に、非が無いだろうか?自業自得と云ってしまうのは多少乱暴であろう。しかし、それがリアルなね、無教育な交通事情の行く末であると案じているのだよ。スポーツ自転車とクルマによる事故も明らかに増加している。ママチャリの出鱈目なルールの下、出鱈目な購入方法で入手したスポーツ(風自転車含む)自転車を、出鱈目に乗る。例えば歩道暴走、車道逆走、無灯火、信号無視…挙げればきりが無い。車対自転車、自転車対自転車による事故で、持ちこまれる車両が、極端に増加しているぞ。



 そもそも、自転車を環境問題第一に考えて乗ろうとするのは愚行である。人間はツライと思う事を延々とは続けられない。自転車に乗っていると、静かに移動が出来るので、色んな音や香りに触れる事が出来る。最近日本(関東地方)は最低気温が1度とか、最高気温も8度にしか届かない日も出て来た。そんな日こそ、自転車には最適な環境だったりするんだね。自己エネルギーで走る乗り物なので、体から自然と熱を発するから、その寒さが心地良いのだ。自転車を続けるコツは、如何に自分が心地良く、且つ愉しめるか、がカギなんである。愉しいが一番。自転車乗って、結果論として、環境に貢献したみたいだ。ってね。



 ブームと云えば、MTBが大流行した時も、かなり自転車が売れたんだと思う。だが、さしたる思い入れも無く、乗らなくなって放置し、雨ざらしになった自転車も多く存在し、此処の所の自転車ブームで、思い出した様に、修理依頼が来るものも少なくない。だが、室内保管ならまだしも、屋外放置された自転車は、フレームが死んでいる。アルミでもね。見た目はイイ。が、腐食はアルミの方がヒドイ。赤い錆が、鉄のフレームの如く出ないんで、解りづらいが、アルミのフレームの方が、脆い。部品も入手が難しい。確かに以前、安からぬ金額で入手したってのは理解する。だから、乗らずとも捨てずにおいたのだろう。だが、駄目になっているモノは駄目だ。その手合いは必ず、「取り敢えず乗れるようにしてくれ」って云うのだ。取り敢えずって…。で、部品がすべてダメだから、総取り換えをする。フレーム以外ね。大体3.5~4万円位、修理代に掛かる場合が多い。ウン。最近のマウンテンバイクの入門用が買える金額である。あとは価値観の問題なんだ。で、俺はそれが仕事だから、そんな仕事も喜んでやるんだ。だがね、ベストを尽くした仕事にケチを付けないで欲しい。同年代の旧型フレームに乗っている人達は、大事に室内保管、若しくは同等の保存を施しながら、その修理代金の何倍もの維持費を投入し、状態を維持し続けているんだね。そんな人は自転車好きが伝わって来るから、その性能が復活するとね、とても嬉しそうに、お礼を云って帰って行く。仕事の充実感を感じるひと時である。「何だよ~高ぇなぁ。」これは前者の云うセリフ、そんなに思い入れも無いから「新車、買えちゃうじゃん。」って。いやいや、そんな状態にしたのは惑う事無く、アナタでしょ?って。

 ママチャリ=自転車って図式のなれの果て。それを教育云々とは、もはや云うまい。今回のブームってのが、流行って事では無く、フィキシング(定着)して欲しいモンである。FIXバイクも、そう云えば字の如く、FIX(定着)INGしてきたねぇ。



 冒頭の環境会議COP15、当然だろうが、落とし所が困窮している様であるね。環境問題の先進国はヨーロッパ諸国であり、かなり早い時期、既にヨーロッパ諸国は国策として環境問題に取り組んで来た。自転車政策もその一環であるんだね。鳩山さんも25%削減案をブチ上げたんだから、それこそ高速道路の無料化なんて何の役にも立たない政策なんか唱えていないで、道路交通の抜本的見直しをしなければ、エコな国には程遠いと思うんだ。煙草を1000円にすれば、本気で禁煙する人が増大すると思う。煙草の持つチビた税金を巻き上げ、喫煙により引き起こす病気にて医療費が高騰し、国は予算が無いと嘆く。ま、これ以上、あんまり沢山の人に長生きはして欲しく無いんだろうがね。超高齢化大国日本である。全く以てマッチポンプ政策であるぞ。



 今年も大きく影響されたガソリン価格。これが高騰し、一体どれだけの人がクルマに乗らなかった事か。どうしてもクルマに乗らなければならない人は、どんだけガソリンが高騰しても、乗らざるを得ない。そんなに必要も無く乗っていた人は、途端に乗らない。高速道路を土日一律1000円にした途端、用も無いのに出掛け、あちらこちらに大渋滞を引き起こし乍ら、車中泊で旅行をするなんてのが、各メディアで報道されていた。一体全体、何の為?普通考えりゃあさ、どうせ1000円にするなら、ウィークデーにすべきだろ?当然、行った先で宿泊施設を利用する訳でも無く、無駄な浪費と労力で、特段、地域活性という経済効果もなさそうであるんだ。環境だ、エコだ、に、全く以て逆行している愚作である。電車や航空機といった、一度に人を運べる人員輸送関連にも、大きく影響した。一度に多くの人を運ぶ方が、どれ程エコロジーだろうか。大体、あのガソリン高騰だって、先物取引という取り引きの対象で、ガソリンを実際に使う側の人間では無い輩に、市場を牛耳られ、利益を絡め取られているだけなんだね。下々は、それに従わざるを得ない。


 ヤマト運輸はいち早く、自転車や、台車(リヤカーみたいなね)、徒歩で宅配ってのを始めている。引っ越しも、段ボールではなく、プラダンを使ってエコに貢献、トラックはハイブリッドなんて努力をしている。エコ問題だって、コンセンサスが100%なんて考えは、有り得ないんであってさ、いち早く始めるかどうかが、大切なんだと思うぞ。

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