2010年9月28日火曜日

近くて遠い、隣国との軋轢…永遠の課題だ。

 領土問題で、隣国と揉めている日本。今や、各種産業界に於いて、メイドインチャイナ抜きでは、もはや日常的な生活が成り立たない程になってしまっている、日本。



 領土問題ってのは、そうそう簡単に解決出来る程、単純な話では無かろう。何やら海中ガス田開発、なんて、またまた地球の資源をほじくって、地球を枯渇させる為に、日夜人間は躍起になっているんだね。愚かである。体当たり漁船だって、もうスパイ疑惑まで持ちあがっていてさ、中国の国民自体が自国政府を全く信用していないお国柄でね、だが、そんなお国の生産性にぶら下がらざるを得ない現代日本の環境、ま、世界的に見て、そんな傾向は顕著であるんだがね。



 今の所、日本側は冷静な態度で対応しているので、この件は静観するとしてね、輪界人として、またまた忌々しき事故が発生し、多くのメディアが挙って取り上げているんだね。リコールプラスって所を例にしておくけど、どうにも呆れた問題である。

http://www.recall-plus.jp/info/14187

ベースとなったのはイギリスで開発された「A-BIKE」という、極小車輪径の折り畳み自転車である。販売価格帯は5万円前後。

 これに対し、早速、模倣して安値で販売した腐れ業者。多数。リコールプラスには、自転車の名前「A-ridex」と明記されているんだが、他の新聞を始めとする各メディアは、この「A-ridex」という自転車名を明記していない為、本家にも相当な悪影響を及ぼしているそうである。



メディアの大きな問題。一方的に、それなりに、記事を書く。が、事の本質には触れない。記事を書いた人間は、自転車に興味が無いのだろう。殆ど。真作、贋作の違いなんかには興味が無く、自転車が壊れて、人が怪我をした事件に興味があるのだろう。それが証拠に、ユーザーが贋作を買った、自己責任については一切触れていないんだ。真作を、正に創った商品をだ、勝手にパクッって作ってね、儲かるだけ儲けて、あとは知らんぷりって手法は、本当に知的所有権等々が軽視されている国ならでは、だし、それに乗じているだけの腐れ業者、そして…



「購入者」



これこそが一番の「悪」を助長している。



 この国には、「MTBルック車」というカテゴリーが存在する。ナンチャッテマウンテンバイク、である。ナンチャッテって何だよ。「ナンチャッテおじさん」なんてぇのが俺様が御幼少の頃、大流行りしていたが、そんなモンじゃないやね。大体がニセモノが横行してしまってね、カテゴリー分けせざるを得なかったって話なんだ。





 先日の彼の国の当たり屋船の事件だってさ、日本はなす術の無い外交で、情けない限りだし、一体全体、この国の統治制度ってのは、どうなってんだって話だよ。もうね、日本全体が乗っ取られる日も、そう遠くは無いぞ。アメリカの植民地から、中国の植民地ってね。現代日本は、あまりにも中国に依存し過ぎである。大体がね、知的財産権なども理解を示さない国にだ、人件費が安いって話で、日本の企業が一斉に産業拠点を中国に移し、産業の空洞化を招き、結果、現在のデフレ経済を招いていると云っても過言では無いと思うんだ。バブル経済破綻以降、ずっと不況なんだね。ある一部だけが儲かるって図式。ま、資本主義ってか、競争社会の掟ではあろうが、現在は、所謂面倒臭い部分は投げ出しちゃってさ、頭だけがでかくなっているんだ。しかも頭のみが沢山ある。双頭の龍だの、双頭の蛇の如し、であるよね。



 今、日本に必要な事、それは内需拡大だ。産業を日本に戻すって事、そして、価格の正常化を図ってさ、そりゃあ少しはモノの価格が上昇するだろうよ。でも、メイドインジャパン製品は、安物では無い筈だよね。資源の乏しい日本で、製造技術だの、そもそもが日本を支えて来た勤勉と、器用さでやって来た根幹を投げ出してしまっては…





日本の明日は無いぞ。





「自転車家ジョーのメールマガジン」

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2010年9月19日日曜日

猛烈な、夏の居残りも、とうとうお仕舞いで…。

 夏ってさ、例年だったら誠にあっけなく立ち去るって雰囲気を纏っていてね、例えて言うと、熱海だの、浜松だの、新幹線が「こだま」しか停車しない駅で、「のぞみ」が通過する様な雰囲気に近い様な気がするんだが、どうだい?

え?ややこしい?ふむ。そうかも知れないな。



 ま、そんな事ぁ、本題とはあまり関係が無いので、先に進む事にしよう。御承知の通り、2010年の夏は、本当にゆっくりとした足取りでね、長く列島に居座ったんだね。それも猛烈な暑さっていうおまけ付きだ。異常いな気象状況も、もう当たり前の様に各地で災害をもたらしていて、危機管理の思考自体も根本から見直さないといけない程の荒くれ方なんであるぞ。



 毎年、台風や異常気象でね、自分の畑を見に行って、行方不明なんてニュースが流れるんだが、不思議で仕方が無い。自然の猛威の中では、人間はなす術が無いのだ。先ずは自身の身の安全で、次に生活の糧であろう。大切に育てている作物を、子供の様に…ってのは理解出来る。だが、自然を相手にしている限り、環境に左右されると云うのは仕方の無い事であってね、自然の猛威ってのは、もう既に災害なんであるよ。主が行方不明では、話は終わってしまうって事を第一義にすべきだろう。君子危うきに近寄らず、である。



 ようやく、秋の気配が感じられ、またツールド千葉の季節がやって来た。近年の自転車ブームとの相乗効果か、毎年参加者が殺到していて、一番人気の初日コースは、受付開始半日で定員一杯で、意外と不人気の山道コースの二日目も、たちまち定員となり、多くのキャンセル待ちを抱える、なんて状況が発生しているんである。我々の参加予定も二日目になっていて、普段あまり乗っていない、少し古いビアンキのロードレーサーを引っ張り出して、体を馴染ませている所である。



 最新のロードレーサーとは、もはや比べるべくも無いんだが、10年とちょっと過ぎて、フルアルミの自転車の良さを再確認したりしているんだな。7000番台のアルミは傑作品だな。俺様のはイタもんの7000ジャストだが、7003がやはり秀逸だろうな。MTBは7005番が定番の、所謂イイフレームだろうな。



 なにやら9月に入ってね、外国勢の自転車軍は年度替わりってんで、販売店向けに展示会を開催中なんである。いろいろと見せて貰ったが、マウンテンバイクはやはり市場に劣勢である様だなぁ…うむ、残念だ。今年もコナのMTBフルサスは、残念ながら購入に到らなかったし、2011年度はすんげぇフルサスが減っちゃったし、う~ん…フン詰まりって感じであるぞ。



 このご時世である。安くてチョッとイイ感じのMTBなんてのが、各メーカーからリリースはされているんだが、専門店ですら、これらの最低限の取り扱い方を教えず、メンテナンスはおろか、ママチャリ以下に扱われ、ダイナモランプがフロントサスにビニールテープで留めてあったりして、しかも、一切ノーメンテだからね、メンテナンスの重要性を懇切丁寧にご説明申し上げるとさ、



「あ~、もう買い換えるから、あんま乗んねぇし、いいす。ママチャリで、ってか、ママチャリ持ってっから、いっす。」



「… … … … … … … … … … … そうですか。」



せめては、大きな事故を起こさない様に、祈るばかりである。





どうも、仲間のおじさんの一部は、マウンテンバイクに興じているらしい。いいなぁ。


どうもチャンスがすり抜けるなぁ。最近。日記ももっさりした感じで、すまぬ。





 人の交流にもね、ワコーズのラスペネみたいな潤滑油が必要だなぁ、

なんて思う今日この頃なんである。





…秋だねぇ。



秋深し、隣は何を、する人ぞ  ってなもんである。

2010年9月9日木曜日

巨大!巨大!巨人?アンチ巨人である。

巨大なムーヴメントが、とうとう動き出したぞ。




 不況である。先行き不透明な昨今の日本経済であるので、モノが売れないんである。そんな大不況の真っただ中、売れている商品がある。その一つが自転車。この度、スーパーマーケット大手、イオングループが本格的に自転車販売に参戦するというニュースが、最近あちこちで取り沙汰されている。自転車安全整備士や自転車技士の資格を組織だって取得させているらしい。一般車からプロスポーツ車(?)までを幅広く、などとイオンの広報に載っていて、各メディアでも、ジャイアントグループの「モーメンタム」という、どうやらオリジナル自転車を大々的に扱うと公表しているんだ。



 だが、このジャイアントグループってヤツがクセモノでさ、ウチの店にも朝日新聞をはじめとするメディアにジャイアント云々という文面が出るが早いか、ジャイアントジャパンからファックスが来てね、ウチは各報道で出ている、イオンのモーメントという自転車には無関係であるし、イオングループとの取引も、無いのだと云う。要はホダカがジャイアントとOEM提携を結ぶ工場でオリジナルを作るって話なので、「モーメンタム」某は、ホダカに問い合わせてくれって旨のファックスがあった。御丁寧にホダカの連絡先まで記してあった。



イオングループの広報には、下記の様な説明が明記されているので、抜粋した。



【「ジャイアントグループ」の「momentum」ブランドについて】

「ジャイアントグループ」…自転車生産で世界トップシェアの台湾自転車メーカー

「momentum(モーメンタム)」ブランド…5シリーズ(i-Jump、i-Need、i-Lane、i-Think、

i-Want)で展開するライフスタイルブランド。

※モーメンタム59品目のうち、店舗特性に合わせ15~40品目を店舗で展開します。

「イオンバイク」は、お客さまの快適な自転車ライフの実現のため、購入からメンテナンス、アフターサービスに至るあらゆるニーズに対応する、安心と充実のトータルソリューションをご提案してまいります。

世界ナンバーワンシェアの自転車メーカー「ジャイアントグループ(本社:台湾)」の、国内ではイオンのみが

展開する『momentum(モーメンタム)』ブランドの車種をはじめ、価値ある低価格でご提供するイオンの

プライベートブランド「トップバリュ」など、400~600品目の自転車を販売します。



 ホダカって何で書かないんだろう?確かにジャイアントでは無く、「ジャイアントグループ」となっている。この手法は、完全に素人を陥れちゃう絶妙なテクニックであるね。台湾穂高はやはりジャイアントとのOEM生産をしている流れから鑑みると、グループと称しても、って所だろう。ジャイアントは扱わない癖に、台湾穂高とかって書いても、普通の人は解らないから、ジャイアントにしちゃうのか?う~ん。実際、戦々恐々としている同業他社は、ジャイアントに問い合わせやクレームを入れたのだと思う。当たり前だね。深読みしても、なかなか解り辛い表現だし、巧妙なテクニックだからね。本来、「ジャイアントグループ(本社:台湾)の、《台湾穂高》」って部分がすっぽり抜けているから、だれもホダカとは気付かないんだ。





 イオンは自転車専門店を全国展開し店舗数を増やすと意気込むが、人材育成が容易では無かろう。となると、チェリーピックが横行するだろうなぁ。うん、若い有資格者をヘッドハンティングだ。その方が簡単だしね。これだけの不況下、全体的な雇用不振の状況の中、あのドンキホーテのHP上にも、自転車整備の有資格者を募集していたぞ。何しろ、モノが売れない不況の真っただ中、かなり専門的であっても、自転車の販売なんかが好調なんて情報ソースに、上層部が興味を示したって所だろうが、前途は多難であろう。技術的な質の低下も懸念される所であろうよ。そうは云っても、こちらもうかうかとはしていられない。寝首を斯かれてしまわれかねないからね。自転車業界の弱さは、雇用に対しての整備だとか、専門店ならではのイメージってのがあるから、その辺りを固めて行かないと、駄目なんだと思うね。



 今後、個人的には、自転車の組織図ってのが、かなりの部分で変わって行くと思う。ママチャリと云う、超低性能自転車が、見直される時期に来ているのだと思う。人も、荷物も積めるが、もっとスポーティーに走れるが、かといってスポーツ自転車では無い、いわゆるシティーコミューターの出現が望まれている。ヨーロッパ諸国の自転車事情の様にね。自転車が、自転車らしく使われる、という時期に来ているのだと思う。



フレーム技術、変速機、回転軸やタイヤの種類などの、現在の部品品質の良さと、作り手、売り手の誠意を以てすれば、もう何を作るべきかが理解出来ると云うモノであろう。





 何処かの業界人宜しく、「日本人の自転車感からすると、自転車なんてこんなモンだろ。」って程の発想で、中国なんかで程度の悪い自転車を自社モンとして作らせ、売ってはいけないのである。本来、淘汰されて然りな発想を持つ店が、衰退どころか、隆盛を誇っているという事は…





まだまだ自転車に対する日本人の目は、節穴である、という事だぞ。





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