スポーツ自転車の、それぞれの魅力について考えて見たぞ。
いやいや、災害時の自転車の有用性はね、阪神大震災の時にも遺憾無く発揮され、そして今回、更にその有用性は確固たるものに変貌しつつあると思うんだが…何よりも逞しきは普段から自転車に乗っている人々である。先ず、エンジンである足が普段の通勤で鍛えられている。100km程度の移動は安易に想像出来、また直ぐにでも移動が可能である。今回の地震で、実に多くの帰宅難民が発生した中でも、自転車通勤組は、多少の遅れこそあれど、普段の様に帰れたと云う意見が多数であった。これ、凄く大事。
でね、こんな状況下の今だからこそ、自転車ってモンを再考しなければなぁ、なんて思ったんであるよ。
単純にね、ジドウシャやオートバイ、原付バイクですら、ガソリンが必要だし、何かトラブルが発生すると、それ自体の移動も困難となる場合が殆どである。自転車はある程度、その場で修理が可能な事が多いし、いざとなれば担いだりして、持ち帰れるよね。当然だが、徒歩よりも数段速く移動が可能なんだな。
だいぶ歪な認知方法にはなってしまったが自、転車が、日本において少~しづつ、市民権を獲得しつつある昨今である。そんな中、確実に自転車の棲み分けって云いましょうか、ジャンル分けってモンが定着しつつあるのだ。昔からある程度のジャンルには分かれてはいるのだが、もう少し細分化していると云いますか、よりユーザーの好みに割れているって感じだろうかね。
ある程度、用途が確立されていると云うか、明確であるロードレーサー系は、どちらかと云うと、メーカーカスタム色が強いとも云え、完成車なんかだと、ワイヤ類はおろか、バーテープまで御丁寧に巻いて来ちゃっている代物まである始末である。アメリカ系メーカーに顕著だね。組み上げる側とすれば、本当に迷惑極まりないんだけどね。ワイヤーを潰してしまって、ほつれて切れてしまっていてどうすんの?大概のショップはそのまま組んで陳列すると考えると…残念至極であるよ。
レーサーはね、起源がヨーロッパにあるから、指針がしっかりとしていて、それに従うって方向が強い。ま、レースのレギュレーションってのも存在するから、大胆な事は出来ないからね。せめてホイールをグレードアップさせたり、コンポは最上級の○○、なんて感じでね。単一性の方向を見がちなんですな。ま、何処のメーカーも、ワイヤーとバーテープは別にすべきだよ。
で、翻って、MTB。これも誕生から30年近く経過し、日々進化はしているモノの、自転車としての成熟感は相当なものであろうね。特に進化を見せたのが、自転車用サスペンションとディスクブレーキだな。こっちは自由な発想のアメリカ発祥だから、様々な試行錯誤で、部品も数多ある中でも、色んなモノが出ては消え、消えては出て、なんてのを繰り返しているのだ。
今年からブランド単体としては存在しなくなった「ゲーリーフィッシャー」であるが、そのゲーリーフィッシャー本人が、ずっとその優位性を提唱してきた29er(トゥーナイナー)、所謂アメリカン29インチのマウンテンバイクであるが、未だに少数派であって、本体が10万円前後以上の車種が多く、なかなかスタンダードたり得ない感が否めなかったんだがね、とうとう2010~2011のモデル辺り、GTのカラコラム3.0 29erだのね、最たる動きとしては、2011年春発表の、TALON 29erが瞬殺で完売、大反響の為、追加生産を決定。流石はジャイアントだな。この2社の最大の特徴は、5~6万円で入手出来るMTBのリーズナブルさが大きな特徴でね、大ヒットの予感アリアリなんであるぞ。ここ数年、マウンテンバイクのメーカーが、クロスバイクやロードバイクの勢いに圧されてさ、車種を削ったりね、魅力的なマウンテンバイクがカタログから消えたりが本当に目立っていたんだが、この29erがマウンテンバイクの新たなブームの起爆剤になるかも知れないと直感しているんだ。
次に、折り畳みを含む、小径自転車のジャンルである。コンパクトで可愛らしく、走ると速い。人気の秘密はさ、いかにもやる気満々のスポーツ色は薄く、ファッショナブルであると云う事だろうな。で、自由度の高いカスタムが施せそうであるってのも魅力かな。この折り畳み自転車なんだが、出来ればスポーツブランドが望ましいだろうが、移動の際は、ジドウシャのトランクに納めておくってのはかなりの有効性を発揮すると思うんだ。
いや、そうそう未曽有の大災害なんてあっては困るのだが、そんないざって時の為はモチロン、普段、都市部へ買い物に行った際、とか、レジャーで旅行先にて使用する、とかね。すこぶる便利である。一般自転車枠の、安い折り畳みでも良さそうなモンだろうが、性能差が歴然で、何しろ重すぎるし、頑張って漕いでもあまり進まない。最悪、愛着も無いから、乗られもせず、タダのジドウシャの重しにしかならない可能性が発生するよね。
折り畳み系小径自転車のデメリットとしてはさ、その自転車単体の、ワンアンドオンリーだと、チョッと厳しいと思うんだな。小径車故の、消耗の激しさや、長距離移動の不得手なんかがネックとなりそうだよね。殆どの人が複数台所有する中の一台と捉え、有効に利用するってのが多いのだと思うよ。
今回の災害で、千葉界隈でも、本当に自転車で通勤する人が増えた。まさに増殖といった感じである。大変喜ばしい限りなんだが、一番自転車に大切な事はさ、自転車に普段から乗り慣れておく事なんだと思う。自転車に乗る事が、自分の中で当たり前となれば、自転車が有る生活が当たり前になるんだと思う。前出の自転車通勤者が普段通り帰宅出来たのも、まさに其処が要となったんだね。
マラソンとか、ジョギングなんて、やはり「さあ、これから走るぞ!」って気構えが必要でしょ。走り慣れて無いと、10km走るのなんて、本当に大変な事だもの。練習して、走り込んでこそ、フルマラソン走れるんでしょ?それに比べれば、自転車をライフスタイルに取り入れるのは、意外と安易だと思うんだ。後は、マイ・ファーストバイクを如何にするかってのが凄く大切。クロスバイク流行りだが、自転車本来の愉しさってのを知る上で、本当にすぐれている自転車は、やはりマウンテンバイクなんだと思うぞ。
29erの唯一の欠点は、バイクがでかくなってしまう為、ある程度身長が無いと、サマになんないって所かな?
あと、2011年度の29erはもう殆ど完売状態である…
むむぅ。勝手に仕入れたいぜ。
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自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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