2013年1月21日月曜日

自転車の自由度を考えてみる。




自転車はすこぶる自由な乗り物である。

・・・おしまい。

いやいや。そう云っちゃあ、身も蓋も無い訳でありましてね、
もう少し捻ったところの御話しににまいりましょうかね。
ま、自転車には寸法やら何やら、多くの「規格」ってぇモンが存在していましてね、
結構日本独自の、どっちかって云うと、世界基準から「取り残され系」のママチャリ規格が
鎮座ましましておりましてですね、何でもかんでもアメリカナイズされた(?)風の
日本国であはありますが、ママチャリはどっちかって云うと、
携帯電話でも取り沙汰されている「ガラパコス携帯=ガラケー」なんて呼び囃されて
おりますが、実はママチャリも猛烈に「ガラパコス自転車=ガラチャリ」なんである。
何せマッタク世界基準に合致するものは無く、しかも100%日本国内でしか使われないし
売れないのに、これまた100%が、外車(他国生産)だと云うから笑っちゃうよね。
1万円以下の格安ママチャリも立派(?)な舶来モンなんである()

ま、そんな事ぁどうでもイイ。

自転車、特にスポーツタイプ(?)の自転車、まぁ、海外で言う所のスタンダードなバイセコー、
所謂グローバルスタンダード系の自転車に目をやるとね、かく云う「自転車後進国」である
我が国でも、まことしやかにその機動力が見直され、特に死ぬ程自転車が好き!
ってタイプの人々で無くとも、普通にスポーツ自転車に乗る傾向が顕著なんである。

 そうなって来るとね、以前は矢鱈と敷居が高かったロードレーサーなんかもね、
お手頃な商品が出てきたりするんでね、購買側ってのは選択肢が増えるって訳であるが、
スポーツ自転車メーカーも数多有り、全メーカー全車種を把握したり取り扱ったりが、実質不可能
って事は有るんだよね。ロードレーサーに強いメーカーや販売店、
マウンテンバイク系に強いメーカーや販売店。各々に特徴・特色があると思うので、
有る程度の吟味は不可欠だろうね。

 意外と少ないのが、何でも屋さんみたいな、愉しい自転車屋さんだね。
様々な諸般の事情で、割と判で押した様な自転車のラインナップになりがちで、何と云うか
面白みって奴を出すのが難しい業界なんだと思うんだ。

 自転車は毎年毎年イヤーモデルをリリースするので、販売店は毎年毎年「もうイヤー」なんて
シャレている場合で無く、新型への取り組みと在庫車の処分に追われる。そんな「?」な
状況はさて置いて、メーカーさんも当然在庫処分とか、少し長く売れ残っちゃった、なんてね、
ま、所謂特価品なんて方法でさ、デパートとかのバーゲン宜しく、安くなる場合がある。
そんな中から、お宝を探すとね、とっても面白い自転車が発見出来る事があるんだ。
そんな時こそ、チョッピリと役得ってのを感ずる次第で御座いまするぞ。わははのは。

 そうは云ってもね、スベカラク自分の所有物になる訳では無し、いずれドナドナで売られて行く
素敵な自転車を、今日もせっせと組み立てる訳であるが、そんなお得な自転車と、嬉しそうな
御客さんが狂喜乱舞(?)する様を観ながら、或いは思い浮かべながら組み立てるのが
かなり愉しいのだ。

 今回、実際に自転車を目の当たりにして、特に感じた車種がある。
HARO BIKES というボブ・ハローというアメリカ人が設立した自転車メーカーで、
BMX競技のライダーだった人が作った会社である。アメリカはBMXMTB発祥の国であるのと、
元々はクルーザーや、自転車カスタムもまた盛んなお国柄なので、
視覚的にも愉しめる自転車が多いのも特徴だが、
反面、ガッチリ自転車に乗るタイプ(ロードレーサーとかね)にはあまり
見向きもされない事が多い。

 そんなBMXMTB系メーカーがクルーザーを作るとどうなるか?
なんてのが興味の的になる訳なんだが・・・有りましたよ。

ドンピシャな車種が。

知りたい?

ふふふ?

知りたい?

それはね・・・

2010年モデル「REILER SS」と「REILER XS」。





SSがシングルスピードタイプで、XSが内装3段変速、
所謂「ママチャリタイプ」の切り替え付きだ。
SSXS、変速ギア付き、無しの違いの様であるが、そこはアメリカンである。
特徴がそれぞれにある。
SSはシングルであるが、リアにディスクブレーキを配置しているんだ。
対してXSはシマノのインター3だから、同然リアブレーキはシマノローラーブレーキ採用。
メンテナンスフリーが売りだ。各々車体カラーやアルマイトカラーのハブやリム、
サドルデザインも異なり、それぞれに違った個性を放っている。
跳ね上げた、「ダックテール」型フェンダーも、リアのみの採用だ。素晴らしい。
これならば、自転車に興味の無い人でも、単純にカッコイイ!って事になり得るんだ。
ファッショナブルで、実用的で、カッチョ良くって、ちゃんと走る。
ちゃんと走る、は大事。ママチャリはちゃんとは走らないのね。

 極めつけが、車体がそれぞれに軽く、しっかり走るんだが、車体のある部分に、
「隠れボトルオープナー」(所謂せん抜き)が、双方とも付いている事である。

自転車ってのぁ、全てに於いて、自由であるべき。
だからこそ、乗り手の自己責任ってのが大きくなるんであるよね。

 是を期に、いつもの自転車好きのおじさん連中が2名、迷わずBMXを購入した。
2人とも、子供の様にはしゃいでいて、大体そんなちっちゃい自転車に乗って何すんの?
なんて野暮な事を聞いてみるんだが、2人とも揃って、

「何でも出来る気になるだろ!・・・何にも出来ないケド!」

と大威張りで胸を張った。笑っちゃうねぇ。

 新型もそれぞれに技術革新し、レースに勝ったりするには機材の刷新も大切なんであるが、
旧型の売れ残りでね、心が刷新するってのは、有りだと思うぞ。

 ご興味のある方は、お早めに最寄りの販売店へドーゾ()


モトクロスインターナショナル
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2013年1月16日水曜日

千葉市界隈は、7年ぶりの積雪量で・・・。


新年も明けてしょっぱなの元旦を過ぎ、直ぐにやってくるイベントが「成人式」。
そんな2013年幕開け早々の1月14日、久しぶりに関東地方に大雪が降った。
とりわけ関東地方に降る雪は、交通機関を簡単に麻痺させてしまうのである。
成人式の人には大変気の毒な天候となった訳だが、
まぁ、天候は神の思し召しであるからして、それに抗っても仕方が無いと云うものでね、人間の浅はかな経験と、愚かな知恵を絞って、出来る限りの対処をして備えるというのが、日々の生活には重要であると考えている。


 ジドウシャ、マイカーってヤツに乗る場合、最低限でも
自身のジドウシャの特性やタイヤ寸法やら、駆動輪は一体何処なのか、
とか位は知っていて然りであると思うのだ。


 ガソリンスタンドで軽自動車に「軽油」を間違えて給油し、
「このクルマは軽だから軽油かと思ったの。」
っておばさんが鼻息荒く捲し立ててるのが、あながち笑い話では済まされない
所であってね、いつぞやの、車両進入禁止(軽車両を除く)
と書かれた一方通行を軽自動車で逆走して来て、
堂々と逆切れしていたご老人の事だって笑える話では無くなって来ているね。


 何でもかんでも機械がオートメーション化して来て、
いずれ人が操作せずとも運転をしてくれる技術が目の前に来ていると云う。
最近のクルマにはやたらとエンストする技術を取り付け、
勝手に追突を防止する機能が付いて、必要なのかどうかすら解らないハイテク技術を
てんこ盛りしているんだね。翻ってそんな自動(勝手)制御のブレーキシステムは、
先日の大雪の時に、絶大なる効果を発揮しまくっていたのだろうか?
などと愚問を呈してしまう今日この頃である。



 自転車も、雪にはテンで弱い。二輪だしね。
マウンテンバイクのブロックタイヤが有効ではあるが、
アイスバーンでは滑るのだ。かと言って、自転車用のスタッドレスタイヤなどは、
今の所存在しない。そもそも、スタッドレスタイヤと言っても、
あまり本質的な意味を把握している人の方が今や少数派なのではないかと思うのだ。
今回久々に通勤用マウンテンバイクにスタッドタイヤを履かせ
準備万端と相成る訳であるが、このスタッド(若しくはスタッズ)ってのは、
鋲やボルト類の事を差し、ジドウシャの世界ではね、
日本国内では昭和38(1963)年頃に発売が開始されて以降、
昭和60(1985)年頃までに販売のピークを迎え、
それと同時に北海道・東北地方で粉じん公害の被害が深刻化し、
所謂「スパイクタイヤ」は各都道府県条例にて順次規制されて行く事となった訳だ。

そのスパイクタイヤが本来、スタッドタイヤであったので、
そのスタッド(鋲)が、レス(無し)タイヤだから、
現行のスタッドレスタイヤであるんだ。
スパイクレスタイヤと言えなくもなさそうだが、
本来、この「スパイクタイヤ」ってのが和製英語であるが故、
スタッドタイヤ転じてスタッドレスタイヤと相成りましたとさ。



 翻って、自転車である。

当然、距離的にも、重量的にも、粉じん公害を出すには至る要素が無い。
そして、自転車の特性からして、特にマウンテンバイクのブロックタイヤプラス、
スタッドは相性が良く、雪道はおろか、マッドなぬかるんだ山道にも威力を
発揮したりするのだ。因みに北海道にはこの自転車用スパイクタイヤは
普通に売っているのだと云う。


 いつもの通勤路を走る。雪化粧だ。アイスバーンだ。
しずしずと進むマウンテンバイク。所々凍っていたりするから、
緊張してライディングするのだ。うん。愉しい。
でも、そんな愉しみも雪が降って初日二日目位で終わりだ。
関東は暖かいからね。夜の湿りきった重い雪は、スパイクを履いても進み難い。
地面が、何とも言えない逃げ方をする様な感覚で、行く手を阻むのだ。

笑える。

何しろ、いつもと全く異なる、異質な状況が目の前に広がっているので、
五感を総動員して自転車を操作するのだ。これがすこぶる愉しいのだね。
普段の何の変哲も無い通勤路が、愉しいトレイルに早変わりしているのだ。
コレを愉しまなければ損なのである。



 何の興味も持たず、ただ便利であるって理由だけで、特段何の興味も持たずに
自転車をチョイスすると、ママチャリを選択する方向に行く。
最近のジドウシャも、ごく一部の少数派を除いては、
単なる便利な移動箱となり下がっているのではないだろうか?
便利箱は決して万能箱では無いのだ。
人間が五感を動員して操作してやる位の気概を以て臨んで然りなのではなかろうかね?
雪の日なんざぁ、特にね。


 でも愉しい自転車トレイルも、もうおしまいだ。
雪やアイスバーンは殆ど無くなってしまったんで、普段履きのタイヤに戻すのだ。
アスファルトに何だか懐かしさを感じる、スパイクタイヤの発する何とも言えない
チリチリ音が心地良い。どこか昭和チックな、懐かしい音なのである。
雪国でスノートレイルとかをやりたいモンであるよ。
勿体無いから。




 あれ?本当は古いトラックエンド(正爪)のダホンの折り畳み自転車に、
8Sハブスプロケを装着し、エンド幅も加工して、
ディレーラーハンガーを自作して取り付けたものの、
ハンガーを外付けにするとリアディレーラーの降り幅が足りなくて、
ローギアに入らず、結局シマノの正爪エンド用7速対応ターニーを取り付けたら
全段カバーしたって事を書こうと思っていたんだが、
この段落で書ききってしまったので、由とするか!?



いや、大変だったよ、マジで。わはは。


自転車は面白いね。


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2013年1月1日火曜日

2013年元旦。また新年が・・・。



日本全国津々浦々、明けましておめでたい訳であるがね、今年も宜しくお願いしておく訳である。

さて、年末に少しばかり所有している自転車を整理し、次なる自転車の為にどうすれば云々とクダラナイ妄想ばかりを掻き立て、どうにもこうにもな感じで、あっという間に年越しってな寸法であった訳であるが、何しろ昨年はトシオトコだったせいなのか何なのかはサッパリ不明であるが、1年がエライ早く過ぎてしまった気がしてならないのだよ。まさに光陰矢の如し、いや、矢の速度程度が光の速さになってなくね?的なね。

歳をとって来てしまったのだって云ゃあそれまでなのかもしれないけれど、何となく殺伐とした世の中で、あくせくと蠢いている必死さがそう感じさせるのかは解らないが、兎に角新しい年を迎える事が出来た事は、オメデタイとしようじゃないかって、そんな話なのかどうかは定かでは無い。

まぁいい。昨年末の終わりの終わりに、久しぶりのバンドのライブを観る機会を得た。ヴォーカルの人見元基、ギターが春日ハチ博文、ベースー川上シゲ、キーボードー厚見玲衣、ドラムスー武田チャッピー治、の所属する「NOIZ」。1981年に結成し、1983年に解散したバンドである。

Voの人見元基は、バウワウ時代が有名なんであるが、類い稀なハスキーで野太いが、そのままの高音域を自在に操る声質は、聴衆を魅了して止まない。海外でもかなり評価の高いヴォーカリストだったが、趣旨の異なる歌をうたう事を由とせず、現在は某高校の英語教師をしている。例えて云うと、ロバート・アンソニー・プラント、そう、もはや説明不要のなイギリスのロックバンド「レッドツェッペリン」のヴォーカリストを思い浮かべて頂ければ間違いが無い。

およそ30年ぶりの再結成の結果は・・・変わらず素晴らしい音質健在であった。バンド自体が約30年ぶりって事なんで、ワタクシが満年齢で48歳なので、大方はね、若かりし頃の「NOIZ」を御存知の御仁は、アラフィフという計算が成り立つのだ。場所は若者の街、「下北沢」GARDENというライブハウス。家人と息子を引き連れアラフィフ父ちゃんは颯爽と下北へと足を運ぶのだった。

会場は何と何と我々世代のオサーン、バハーン連中でごった返しの満員電車状態。音楽が始まると皆ノリノリなのだ。くたびれた風の、頭も薄くなりがちなオサーン連中も、立ち見でのライブはキツイかと思いきや、どっこいこちとらむこう30年間、満員電車に揺られて通勤して、立ち仕事はお手のモノってなノリでね、ノリまくっていたのであったのが印象的であった。

そもそも「NOIZ」を観にいったきっかけは、家人が若かりし頃組んでいたバンドのギタリストの師匠が春日ハチ博文さんだったので、渋谷の屋根裏に年中通っていたのがきっかけでね、それ以来のファンだって事で、チケットをゲット。何しろコアな話なんであるよ。音楽はイイね。簡単にあの時代の記憶が蘇って来る。タイムマシンみたいなモンだね、ライブハウスがのびたの勉強机の引き出しだ。さしずめバンドはドラえもんと云った所か?なんのこっちゃ?

閑話休題、年末に自分で乗ろうと思って仕入れていた自転車を組み上げた途端に、その自転車を購入したいと言う御仁が突如現われ、あっという間に販売してしまったので、ふむむと考え、昨年までに使っていた簡単デジカメを2台も息子に何故か破壊され、電話もスマホとやらに交換したので、チョッとした写真ならスマホで充分と思い、暫くカメラを買い控えていたのだが、それでも今度購入する際はチョッとイイ感じのデジカメが欲しいと思っていた。出来ればレンズなんかが交換出来るといいなぁ、位のね。

その昔、中学3年位だか高校生だった頃だろうか?同級生の写真好きがいて、KS野と云う奴だったんだが、その彼が使用していたカメラが「ペンタックスMX」という機種にモータードライブ(らしきモノ)が付いていて、とてもコンパクトでメカメカしく、とっても格好良かったのを覚えている。で、後日何かのきっかけで、ペンタックスMEという機種を手に入れた。困った事にKS野君は写真を撮るのが上手なんだが、ワタクシはまるでセンスが無くってね、我ながら辟易としたモンである。

そんな流れの後、やけに新しモノ好きのウチの父親が、当時ワンテンポケットカメラなんて云われた、110サイズのフィルムを使うカメラが流行し、世界最小1眼レフカメラってのを謳い文句にね、その110サイズのカメラを1眼レフ宜しく、レンズ交換を可能にしたタイプを発表し、デビュー当時の衝撃も然る事ながら、父が発売間もないそれを購入して来た時の衝撃は、相当なモノだったと記憶しているんだ。








小さくて高性能ってのは、日本のお家芸でね、やっぱり未だそんなハイテクモンに心惹かれてしまう、ショーモナイオサーンなのである。確かもう、レンズ付きフィルムやらに圧され、110サイズのフィルムは生産が終了しているのではなかろうか?

あのレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)ってのが、ワタクシ的にはどうも嫌いだったんだね。あのモノとしての価値の無さっぷりが嫌だったんだよねぇ。時代は流れ、カメラがデジタル化した事は、我々下手くそ似非カメラマンにとっては本当に福音であったんだ。何しろ撮った画像をその場で確認出来るし、フィルムの心配はいらないし、失敗した写真は消せるってなモンである。

色々と新機種が発売される中、特段これといってカメラマニアでも無し、技術も無しなワタクシが高額なばかりのデジカメを見てもパッとしないでいた中、最近発売されたペンタックスのQ10という機種が目に止まり、あれ?どこかペンタのオートワンテンを彷彿とさせるそのボディに心惹かれたのは云うまでも無かろう。

でもでも、まだまだそこは出たばかりの1眼レフ。高値安定水準をキープしてね、また微妙な立ち位置に君臨する事が十八番なペンタックスらしく、そんなビミョーなライン上を漂っているのだ。そんな事を悶々と考えていた矢先、目ざとい身近な知人のK山君が、早速ペンタックスQ10の前身モデル「ペンタックスQ」に目を付け、しかも新型が出た事により値が下がり、しかしボディがQの場合、マグネシウム製で、現行Q10は軽さと見た目の華やかさをチョイス出来るという理由から、プラスティック製に変更されてしまったのだ。








これは買うしかなかろう。ネット上で調べて、正月のチラシもチェックし、コ○マのチラシには特価販売で掲載されていたが、他は無し。前出のK山君曰く、ヨ○バシが最安では無いか?との話で、実際に購入もそこだったらしいんだが、早速ヨ○バシに行って見た。あった。おお。本当だ。安くなっている。買った。迷わず。

ゆるーい感じで可愛い感じの一眼レフをお探しの御仁は、ラストチャンスかもね。

満足だ。写真撮るぞ?本当か?

久々の書き込みであったので、新年特大号みたいに長文になっちまってスマンね。




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2012年11月19日月曜日

大人の大運動会



さて、四面楚歌の民主党が、とうとう解散を決意し、泥船から逃げ出すネズミ議員がマスコミを賑わす昨今ですが、大同だの小異だの、野合だの、合同だのって、どっかの取っ手付きの焼酎メーカーみたいな事を連呼している先生方、私は国民の生活が一大事の幹事長代表代行です(嘘)。強いて云えば「ネズミ講解散」的な様相を呈して来ているのだが、何かと飽きっぽく、新しモン好きで、忘れっぽい我等の国民性でありますがね、せめて国民不在の不毛な選挙や政治とならないように、切に願いたいモンである。

特に!小選挙区で当選せず、比例で復活した政治家とか、比例のみの立候補で当選した党の議員が離党する場合、議員辞職しなければならないという立法を是非作りなさい。若しくは他政党には次の選挙まで入党出来ず、無所属で行動しなければならない。とかね。他力本願で当選し、風向きが悪いと追い風の他党に乗り変える、なんてぇ非礼千万な輩はね、本来、国民の代表たるべきではない。自分の保身に走る様な人間は、とてもじゃないが、お国の為に働こうとなんぞ、壱㎜も考えちゃあいなかろうよ。

まぁいい。

過日、お店の常連さん有志の面々で、久方振りに、耐久レースに参戦して来たんだ。その名も・・・

2012全日本7時間耐久サイクリングin袖ヶ浦」

意外(?)にも、若しくは、いつもながら(?)かは定かではないが、平均年齢高めの、私を除いた健脚自慢のおじさん連中と婦総勢21名と美しの婦女子3名の、24名という結構な所帯での参加であったのだ。一人は果敢にも7時間ソロ出場をすると意気込んでいるのであった。

結構勝ちに行った本気モードの「チームA」から、愚生が所属する「チームE」までの5チームと、ソロ出場1名。チームAからCまではオープン男性チーム。D及びEチームは婦女子が入る男女混合チーム。Aチームは相当に走れる人達だから、割と本気モード。他は皆、和気あいあいと順番決めなどをしていたんだ。

いよいよスタート。各チームのスターターがスタート地点に陣取り、一斉にスタート。スタートは4時間耐久出場チームも一緒である。7時間耐久サイクリング、なんてぇ大会名なのだが、なんのなんの、みんな気合いが前面に出て、スプリントレース並みの飛び出し様である。・・・お~い。あと7時間もあるんだぞ~~。って感じなのだ。

始まり際の集団走行中、下りコーナーでアクシデントが見て取れた。・・・どうやらウチのチームっぽいジャージである。嫌な予感は当たり、ソロ出場のN山さんであった。落車によって、右肩鎖骨骨折という怪我をしてしまった。監督・助監督としてレース観戦に来てくれていたTさん、Kさんの御好意で、千葉市内の病院へ搬送され、N山さんはそのままリタイヤとなってしまった。う~む、残念。

それぞれのチームが、12.436kmのコースを、大体45週を走行し、それぞれ交代する。5周すると大体12.18km程。それぞれの力量で、最大限、全力で走行する。愚生の所属するEチームなぞは、途中から婦女子2名にルールを改ざんされ、婦女子は3周で交代するって事で、いつの間にやら事が進んでいたのだ。

それぞれに走るチームメイトを精一杯声援し、野次り、罵詈雑言を浴びせ・・・なんてぇ事はありませんですが、何しろオッサン連中が愉しそうなんである。Aチームのスーパードクター、I病院のS先生なぞは、愚生がロードレーサーに乗っている(載っている?)所を初めて見たと云う始末。だよねぇ。ウチは全員が挙ってレース参戦なんて、今までやった事が無いものね。

そんなこんなの袖ヶ浦耐久レース、終わって見ればチームAは流石の5位101周。246.036kmを走行した計算になりますな。立派立派。パイパチ。チームD2392周回。224.112km。チームC24位91周回。221.676km走破。混走チーム4位、チームE86周回、209.496km走破、混走6位のチームD85周、207.06kmでした。Eチームの一人当たりの平均走行距離は、約41.8992km程。流石のチームAは精鋭4名の参加であるから、一人当たり、61.509kmも走っている。AチームとEチームの走行差はおよそ19.6km。流石であるよね。

みんなで協力的に走り合う耐久レース。こりゃあ愉しいよね。年に一回ぐらいはお店を上げて参加すりゃあイイと思うね。自転車遊びをクリエイトするのも、コレからのショップには必要なんだと思うよ。


そんな愉しいレースも終わったある日、いつもの様に通い慣れたいつもの道を自転車で帰宅途中、突然道の真ん中にご老人が現れて(飛び出して)来て、衝突を避けようと咄嗟に自転車ごと大転倒し、辛くも衝突だけは逃れる事が出来た。お爺さん、自転車だって急には停まれませんのだ。

愚生もまだまだ精進が足らんのである。

幸い、左足を強打したが、大事には至らず、回復しつつあるが、やはり自転車も車両の仲間である限り、交通事故は大いに有り得るのであるよね。もう少し対人や対物の保険に対し、勉強をしておかないと、自転車運転者が、容易に加害者となってしまう可能性が高いとつくづく思ったのだ。その昔、損保を生業として少しだけかじっていた事もあるので、その辺りの必要性と、自転車に対するこの国の車両と云う認識度の圧倒的な低さには、真剣に危惧してしまうよね。交通事故の賠償問題は、加害者も、被害者も不幸になるからね。

自転車だからって、賠償金が安くなんぞは、決してならないのである。

レース場は、お爺さんが飛び出して来る様な事が無いから、安心だ。

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2012年10月29日月曜日

プロからの視



今回はチョイとシュールで辛辣な内容となってしまうかもしれないんだが、ま、正しくない事であると、腹に据え兼ねているので、書くことにした。

私の生業は、街の自転車屋さんである。職業柄、多くの自転車を取り扱っている。自転車と云うのは、道路交通法上「軽車両」というカテゴリーに属しており、レッキとしたクルマのお仲間なんであるよ。一応、自転車を取り扱うにあたり、「自転車安全整備士」「自転車技士」という資格があり、近年、スポーツ自転車を取り扱う人員に対し「スポーツBAA認定技術者」なんてぇ制度も出来た程である。

業界に携わって思ったんだが、結構輪界(自転車業界)ってのは、保守的でもって、昔堅気な体質を持った業界なんである。

が!である。しかし!である。こと安全性やら、販売業態については、非常にユルイ。何しろ、自転車の知識なぞ、一切無い人間が!自転車を!いつでもどこでもだれとでも!販売する事が可能で!売りっ放しで修理など一切しなくても!構わない!という出鱈目が横行しているんだ。

もうね、買う側も、自転車の見分けが色以外付かないから、3万円の自転車と1万円の自転車の違いすら解らないって云うか、興味すら無い。「どうせ盗まれちゃうんだから」って高いモノはハナっから買わないと云う。盗難防止対策など、一切考えないんだ。盗まれるの大前提。ありとあらゆる持ち物で、盗難を前提に購入される品物が一体、どこに存在するのだろうか?まことに不可思議な事実なんであるよ。

でも、これが歪んだ日本のガラパゴス的発想に基づくママチャリ自転車の認識であり、意識なんである。ユーザーがこれだから、いよいよふざけた商売が横行するんであるよ。

もともと自転車は、盗まれる前提で買うから、安モンの買った瞬間に錆びてしまう様なモノを喜んで買うから、すぐにボロくなるよね。当然空気も入れず、油も注さず、清掃すらしないで雨ざらしである。体よく盗まれなかったとしても、いらなくなると(使えなくなると、及び修繕、整備が必要になると)、修理代が高くつくという理由で、駅周辺や学校校内に放置し、誰かが処分してくれるのを待つ。明らかに不法投棄なんである。毎年、市町村単位で、多くの税金が投入され、廃棄されて行くのだ。

そこに、自転車になんぞ絶対に乗らないであろう、トンチキな輩が、捨てられるゴミ自転車に目を付け、あろう事か、「これはもったいない」などとタダで貰い受け、ほぼ捨ててある状態で(車体を拭く程度はするだろうが)、フランチャイズ化し、整備も自転車も素人に卸し、売ったり、貸したりしている。

タイヤも使い古しの中国製だから、ズタボロの雑巾みたいなタイヤってのも、ブレーキシューも完全に磨り減っているし、ブレーキのアウターワイヤーは紫外線や酸性雨に晒され、ボロボロの状態。そんな自転車に騙されて(?)乗らされている学生さんが日々諦めの表情で修理にやって来る。不思議な事なんだが、1万円位で購入した自転車が、タイヤが磨り減ってしまい、前後のタイヤ交換が必要となると、半数の人が買い替えを検討する。1万円で購入した自転車でも、3万円で購入した自転車でも、タイヤの交換は前後で約6500円程度掛かってしまうし、当然、ブレーキや消耗品を交換すると、その自転車の購入価格を簡単に修理代が上回ってしまうからである。品質は褒められないだろうが、買い替えにより、全てが刷新し、新しくなると云った点では、安全上望ましい事ってのも、また一方の事実なんである。

修理代がべらぼうな訳ではない。むしろ他の店よりは安価な設定だと思う。昔の自転車の価格がそれだけキチンとした正規の価格で流通していただけの話なんである。

だが、そのレンタル自転車は、使うユーザーがあくまでも「借り物」って認識が強いので、5~6000円程度で借りている筈のモノを、修理は自分持ちって契約だからと、はっきり言って直す価値を見出すのが難しい自転車を修理して欲しいと来る。

レンタルする乗り物は、基本的に新車であるか、有資格者の整備士が責任を持って修理修繕したモノを使用するべきだし、エコロジーを謳っていたりするのが曲者で、一番重要である「安全」ってのを、完全にないがしろにされてしまっているのである。エコロジーでも何でもないよそんなの。たんなるエゴである。マスコミも挙って取り上げたりするんだが、問題点をさっぱり見抜けないんだ。そんな整備不良の自転車に折角頑張って大学何かに入った高学歴の御子息に乗らせてだよ、大けがをしたり、死んでしまっては、身も蓋も無かろうよ。そんな事は、私が云うまでも無い、当たり前の事なんじゃ無いのかねぇ。本当にちゃんちゃらオカシイ話なんである。

現在の日本の自転車のシステムであると、残念ながら安全性を確保するという事は難しい。既存の日本のメーカーは自転車JIS規格に則って自転車製造をしたり、委託したりしているが、輸入車(自転車)は、生産国の安全基準がクリアしていれば、日本国内で販売しても良い(!)という事になっている。ママチャリはほぼ100%、世界中に於いて、唯一日本国でのみしか販売されていない。あまりに低性能過ぎて、日本以外では使いようが無いのだと云う。多くの日本人は、その意味が解らないだろう。そしてその生産国はほぼ100%が中国製である。全てではないにせよ、中国の安全基準のモノが、日本を席捲しているんだ。無責任な商社が、乱売目的の為に安全を無視して、大量に輸入を決め込み、インターネットなんかで垂れ流す。そんな体たらくなんであるよ。

我々新車の販売店も、多くのメーカーもね、多くの自転車を大量に展示して薄利多売といった販売手法は、考え直さなければいけない時代に差し掛かっていると思うんだ。

大量生産型に大量消費型、かつてこの国が行って来た負の遺産。古い体質の輪界が未だにコレを由とし、使い捨て型生産を続ける。仮にそれを企業が回収し、その部品等々を溶解し、鉄、その他リサイクル部品として再生し、新しい自転車を作りましたってんなら、それは褒められた事業となろう。ま、鉄なども粗悪なので、リサイクルはかなり難しいのだそうだがね。また出来たとしても、一流メーカーのそれよりも高額で売らなければ話にならないのだ。リサイクルには、莫大なコストが掛かるから。

そんな品質を無視し、見た目がよさそうだからと、厚顔無恥にもそのまま使っちゃう事をだ、決してエコロジーなどと宣ってはならない。自転車メーカーも資本があれば卸すシステムを変えないとね。…ある程度の法規制が必要だと思うけどなぁ。政府もあの体たらく・・・嗚呼、自転車の未来はいかばかりか?orz

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プロからの視点



今回はチョイとシュールで辛辣な内容となってしまうかもしれないんだが、ま、正しくない事であると、腹に据え兼ねているので、書くことにした。

私の生業は、街の自転車屋さんである。職業柄、多くの自転車を取り扱っている。自転車と云うのは、道路交通法上「軽車両」というカテゴリーに属しており、レッキとしたクルマのお仲間なんであるよ。一応、自転車を取り扱うにあたり、「自転車安全整備士」「自転車技士」という資格があり、近年、スポーツ自転車を取り扱う人員に対し「スポーツBAA認定技術者」なんてぇ制度も出来た程である。

業界に携わって思ったんだが、結構輪界(自転車業界)ってのは、保守的でもって、昔堅気な体質を持った業界なんである。

が!である。しかし!である。こと安全性やら、販売業態については、非常にユルイ。何しろ、自転車の知識なぞ、一切無い人間が!自転車を!いつでもどこでもだれとでも!販売する事が可能で!売りっ放しで修理など一切しなくても!構わない!という出鱈目が横行しているんだ。

もうね、買う側も、自転車の見分けが色以外付かないから、3万円の自転車と1万円の自転車の違いすら解らないって云うか、興味すら無い。「どうせ盗まれちゃうんだから」って高いモノはハナっから買わないと云う。盗難防止対策など、一切考えないんだ。盗まれるの大前提。ありとあらゆる持ち物で、盗難を前提に購入される品物が一体、どこに存在するのだろうか?まことに不可思議な事実なんであるよ。

でも、これが歪んだ日本のガラパゴス的発想に基づくママチャリ自転車の認識であり、意識なんである。ユーザーがこれだから、いよいよふざけた商売が横行するんであるよ。

もともと自転車は、盗まれる前提で買うから、安モンの買った瞬間に錆びてしまう様なモノを喜んで買うから、すぐにボロくなるよね。当然空気も入れず、油も注さず、清掃すらしないで雨ざらしである。体よく盗まれなかったとしても、いらなくなると(使えなくなると、及び修繕、整備が必要になると)、修理代が高くつくという理由で、駅周辺や学校校内に放置し、誰かが処分してくれるのを待つ。明らかに不法投棄なんである。毎年、市町村単位で、多くの税金が投入され、廃棄されて行くのだ。

そこに、自転車になんぞ絶対に乗らないであろう、トンチキな輩が、捨てられるゴミ自転車に目を付け、あろう事か、「これはもったいない」などとタダで貰い受け、ほぼ捨ててある状態で(車体を拭く程度はするだろうが)、フランチャイズ化し、整備も自転車も素人に卸し、売ったり、貸したりしている。

タイヤも使い古しの中国製だから、ズタボロの雑巾みたいなタイヤってのも、ブレーキシューも完全に磨り減っているし、ブレーキのアウターワイヤーは紫外線や酸性雨に晒され、ボロボロの状態。そんな自転車に騙されて(?)乗らされている学生さんが日々諦めの表情で修理にやって来る。不思議な事なんだが、1万円位で購入した自転車が、タイヤが磨り減ってしまい、前後のタイヤ交換が必要となると、半数の人が買い替えを検討する。1万円で購入した自転車でも、3万円で購入した自転車でも、タイヤの交換は前後で約6500円程度掛かってしまうし、当然、ブレーキや消耗品を交換すると、その自転車の購入価格を簡単に修理代が上回ってしまうからである。品質は褒められないだろうが、買い替えにより、全てが刷新し、新しくなると云った点では、安全上望ましい事ってのも、また一方の事実なんである。

修理代がべらぼうな訳ではない。むしろ他の店よりは安価な設定だと思う。昔の自転車の価格がそれだけキチンとした正規の価格で流通していただけの話なんである。

だが、そのレンタル自転車は、使うユーザーがあくまでも「借り物」って認識が強いので、5~6000円程度で借りている筈のモノを、修理は自分持ちって契約だからと、はっきり言って直す価値を見出すのが難しい自転車を修理して欲しいと来る。

レンタルする乗り物は、基本的に新車であるか、有資格者の整備士が責任を持って修理修繕したモノを使用するべきだし、エコロジーを謳っていたりするのが曲者で、一番重要である「安全」ってのを、完全にないがしろにされてしまっているのである。エコロジーでも何でもないよそんなの。たんなるエゴである。マスコミも挙って取り上げたりするんだが、問題点をさっぱり見抜けないんだ。そんな整備不良の自転車に折角頑張って大学何かに入った高学歴の御子息に乗らせてだよ、大けがをしたり、死んでしまっては、身も蓋も無かろうよ。そんな事は、私が云うまでも無い、当たり前の事なんじゃ無いのかねぇ。本当にちゃんちゃらオカシイ話なんである。

現在の日本の自転車のシステムであると、残念ながら安全性を確保するという事は難しい。既存の日本のメーカーは自転車JIS規格に則って自転車製造をしたり、委託したりしているが、輸入車(自転車)は、生産国の安全基準がクリアしていれば、日本国内で販売しても良い(!)という事になっている。ママチャリはほぼ100%、世界中に於いて、唯一日本国でのみしか販売されていない。あまりに低性能過ぎて、日本以外では使いようが無いのだと云う。多くの日本人は、その意味が解らないだろう。そしてその生産国はほぼ100%が中国製である。全てではないにせよ、中国の安全基準のモノが、日本を席捲しているんだ。無責任な商社が、乱売目的の為に安全を無視して、大量に輸入を決め込み、インターネットなんかで垂れ流す。そんな体たらくなんであるよ。

我々新車の販売店も、多くのメーカーもね、多くの自転車を大量に展示して薄利多売といった販売手法は、考え直さなければいけない時代に差し掛かっていると思うんだ。

大量生産型に大量消費型、かつてこの国が行って来た負の遺産。古い体質の輪界が未だにコレを由とし、使い捨て型生産を続ける。仮にそれを企業が回収し、その部品等々を溶解し、鉄、その他リサイクル部品として再生し、新しい自転車を作りましたってんなら、それは褒められた事業となろう。ま、鉄なども粗悪なので、リサイクルはかなり難しいのだそうだがね。また出来たとしても、一流メーカーのそれよりも高額で売らなければ話にならないのだ。リサイクルには、莫大なコストが掛かるから。

そんな品質を無視し、見た目がよさそうだからと、厚顔無恥にもそのまま使っちゃう事をだ、決してエコロジーなどと宣ってはならない。自転車メーカーも資本があれば卸すシステムを変えないとね。…ある程度の法規制が必要だと思うけどなぁ。政府もあの体たらく・・・嗚呼、自転車の未来はいかばかりか?orz

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2012年10月3日水曜日

憂歌団を聴いて、生きて来た。



201210月1日~2日未明、憂歌団のドラマーであった島田和夫さんが急逝した。様々な情報が飛び交う中ではあるが、どうも自殺ではないかと云う見方が濃厚である。

何と云う現実、何と云う喪失感。

憂歌団は、浪速のブルースバンドとして1975年、アルバム「憂歌団」でデビューし、手広くバンド活動をしていた。関西方面では有名だったのだが、関東では知名度はいま一つであったのも事実。お茶の間で有名な歌は、1996年テレビアニメが放映された時の、「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマソングを歌った事で知られていると思うが、その殆どは、私の様な一風変わったコアなファンに愛され続けたのである。

私と憂歌団の出会いは、1枚のCDに遡る。私は1984年東京経済大学に入学し、フリスビー部に所属、団体競技であるアルティメットを中心に、フライングディスク競技に没頭していた。当然、全日本大会等々、全国各地の学生団体や、社会人のチームと交流する為、その土地土地の文化や音楽などを情報ソースとして、その場でその場の諸先輩方から見聞し、特に関大や近大の人達から大阪文化を見聞したりしたものだ。何しろ、携帯電話や、パソコンなぞ、全然普及していなかったからね。直に聞く情報が新鮮な時代だったのだ。

その大阪の先輩から、大学の同期のさわら君が、2枚のレコードを拝借して来た。そのうちの1枚が、憂歌団の「憂歌団 生聞59分」というライブレコードであった。もう1枚のレコードは、上田正樹と有山淳司の「ぼちぼち行こか」であった。どちらのアルバムも衝撃であった。正直、洋楽のロックバンドに傾倒し、バンドの真似ごとをしていた時期にギターを担当していた奴(現在はプロのジャズギタリスト)アマノ君に影響され、フュージョン・ジャズ・そしてブルースなんかをね、頑張って背伸びして聴き漁っていた時代だ。中高生の頃は、そんなに数多あるレコードを購入する事なぞ出来ないから、レコードのレンタルなんてぇ商売があった程なのである。そしてそれをカセットテープにダビングして、ラジカセとか、カーステとかに入れて聴くってのが、当時の若者の定番ってぇ奴だ。

聴いていたのが洋楽ばかりだから、歌詞に痺れるって事が皆無だった私はね、内田勘太郎さんのスライドギターに狂気し、木村秀勝(木村充揮)の天使のダミ声に戦慄を覚え、花岡献治のベース、島田和夫のドラム率いる、とろけるようなリズム隊に乱舞したものである。

大阪を中心に活動して来た憂歌団であるが、私が生まれ育った立川の隣の、国立って所のライブハウス「リバプール」でよくライブをやってくれてさ、万度、足繁く通ったモンである。ライブでの憂歌団のメンバーの所作がとっても格好良かったんだ。木村君がギターの先端に煙草を差して、バーボンをストレートでキューッって曲の合間に三杯位づつ、いちいち呑んじゃうから、ベロベロになりながら、ライブは続くんだ。本当に痺れたよ。

生聞59分から以降、全ての憂歌団のレコード(程なくCDとなった)を買い漁り、当時の彼女と聞くのも憂歌団。傍から見りゃあ、色気もヘッタクレもあったモンじゃ無いんだろうが、どっこい憂歌団の色気が解らない様な女ぁ、こっちから願い下げなんである。憂歌団のヘビーローテーションである。当時のレコード会社「フォーライフ」が泣いて喜びそうなネタであるよ。何しろ、ラジオ局にリクエストしても、オンエアされる事ぁ無かったからな。大ヒット(?)曲の彼らの代表曲とも云える「おそうじおばちゃん」なんぞは、掃除婦に対して、差別的な歌であるって事で、放送禁止にされてしまった程であるからね。その「おそうじおばちゃん」や「パチンコ ランランブルース」が、デート中にヘビロテ。かくも素晴らしい青春時代であったのだ。ラジオは勿論AMにリクエストだ。FMなんぞ、FM東京位しか無く、学生時代にFM横浜、ナック5、そして遅れる事1989年、BayFMが開局なんてぇ長閑な時代だから、特に立川なんて、横田基地のアメリカ軍が放送する、「FEN(ファーイーストネットワーク)」が、横文字放送でイカシているってぇ、イカレテいる考え方で以て、ラジオを聴いていたのだった。ラジオ世代。何しろ、自家用車に標準装備されているのは、AMラジオってのが当たり前だったんだぜ。カーステなんてぇ言い回しは、とっくに死語なんだろうか?

まぁいい。揺れる青春時代から、ブレる30代、起死回生の40代、そして現在に至るまで、そして、これからも、私のテーマ曲として存在して行くであろう、憂歌団の楽曲。今回の島田和夫さんの死は、何か自分の体の一部を無くしてしまった様な、そんな喪失感を感じるのである。

時期を同じくして、お茶の間では経済評論家の金子某さんのニュースばかりが取り沙汰されており、島田和夫氏を偲ぶ報道は微塵も無い。ま、報道しても、誰も解るまい。それでイイ。

憂歌団は永遠に、私の側でブルースを響かせ続けてくれるのだ。


島田和夫さん、安らかに。そして、ありがとう。ありがとう。ありがとう。


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