2010年10月10日、元体育の日。昭和な人間にとっちゃあ、こっちの方が据わりがイイんでね、ま、変わっちまったんだから仕方が無いって訳でね、走って来ましたツールド千葉、第2ステージ。例年、この辺りの時期の天候はさ、大概が良い天気が多い筈なんだってぇけどね、今年はほら、歴史的な猛暑やらゲリラ豪雨だのね、自然気象現象も上を下への大騒ぎでさ、何だか予測不能の明日が来るぞ、ってな感じで推移してるからね、なかなかすべてが快適な…なんてぇ訳にはいかないんだね、何事も。
元来、自転車ってのはアウトドアスポーツでさ、天候・気象状況に大きく左右されちゃうスポーツではあるんだけど、そもそも戦う為のイベントでは無いツールド千葉である。ま、強いて言えば、普段、根性無しの自分に、坂道の時、どんだけ辛抱強く登っていって、自身の体力や筋力なんかと戦うって事と、本当にドシャ降りの大雨の中、ナーバスになった精神力を、保ち続けられるかって事との戦いであるんだね。
ぶはは、実は俺様、こういったイレギュラーな事態ってのが、すこぶる愉しいのだ。雨風の天候は、お天道様の決めた事、ぐずぐずと文句を垂れても仕方が無いのだね。あの天気で、走行をキャンセルした参加者も大勢いたそうである。当然だ。無理は禁物である。何やら初日も大雨で、指導員と位置付けされた人間ですら、スリップダウンするほどの悪条件で、その大雨も、第2ステージでも、大いに猛威を揮っていたぞ。周りの皆さんは、何やら陰鬱な表情の人が多いが、俺様一人が、テンションが高い状態であった。
どうしようか迷った挙句、色つきサングラスをチョイスしスタートしたが、周りはみんなクリアレンズである。嗚呼チクショウ、前が見えない。痛恨のチョイスミスで、周りにも指摘されたが、大量の雨粒を、大きなお目々に入らないだけでも儲けモンと、考え方を切り替える。あはは、一人ハイテンションの自転車オヤヂ、周囲にやたらとウザッたがられる。
大体だよ、少し前にツル千葉へ向け、鋭意禁酒中だのって書き綴ってから次の日に、レバ刺しとタン刺しを玉ちゃんで食らって、ホッピーまでゴチんなってさ、前日も278オヤジメンバー達と、前乗りしてね、一宮のガストを居酒屋化してだ、お前は一体、禁酒って意味を知っているのか!?って程の体たらくである。…いやいや、馬鹿言ってんじゃ無ぇや。酒は明日への活力!…本当は、前日の大雨で、更に翌日の天気予報で大雨って事でね、もうヤケのクソなんである。え?木曜日の?玉ちゃん?天気は?…関係無いね。呑んだのは酒じゃ無くって、ホッピーだ。
話が逸れた。ツル千葉の話であったよね。ま、初回目からずっと、初日の平坦コースを走って来た事しか無い俺様である。坂道の不安半分、愉しみ半分なんである。しかもこの大量の雨はさ、実は体のデカイ俺様にとっては、大いに恵みの雨である、人様よりも盛大に燃費の悪い俺様は、体から発する熱量がハンパでは無いんだ。どう考えても長距離向きでは無い。かといって短距離が早い訳では無い。…かくも難しきは自転車なんであるよ。上下で合羽を着込んで走っているんだが、下はいらなかったかなぁ、なんて思う位である。その位、冷たい雨は、俺様の根性無し筋肉を冷ましてくれたのだね。強制水冷エンジンなんだな。わはは、何だかそんな意味不明なオートバイエンジンが存在した様な…?
大雨ハイテンションで、ハイボールな俺様、だが、いずれにせよひたひたと迫りくる(こっちが進んで行ってんだがね)、来るべき激坂にね、なるべく筋力を温存する走りに徹する事にしたのさ。何しろバケツで水ブッ掛けられて、「頭冷やせ!」なんて事しなくっても、全身に冷や水を浴びせ続けてられている状況だから、思考回路も大変にクリアなんである。平地50kmを過ぎた辺りで俺様、少し腹が減って来た。…いやね、各エイドステーションで、大量のバナナを貪ってはいるんだよ、バナナ。ゴリラ並みに食って自転車漕ぐ。自転車はエコだが、俺様の燃費はちっともエコでは無いのだ。むしろガソリンの方が安上がりだったりしてね。そんな腹減りもさ、そうそう外れてはおらず、ツル千葉名物、昼飯前の大多喜町への坂登りである。アップダウン、アップアップダウンアップ、えぇい、昼飯で終わってもイイやバカヤロウってなアタック!なんて云ってみたモノの、アップアップのいっぱいいっぱいで自転車上で喘いでいるだけの、ショッパイおやぢなだけである。大会最高標高地点は208m地点と、それ程高い山では無かろう。詳しくは
http://www.tour-de-chiba.jp/stage/shousai-2.html
に詳しいので、ご確認戴ければ幸いでござる。そんな長い坂道をエッチラオッチラ登って来てさ、何度も何度も降りて自転車を押そうと思ったが、ソコはもう、意地と、根性だけで降りないんだよ、ワシ。でも、内山県民の森手前のダム湖付近の激坂で、前が詰まって、オナゴは転んでるし、坂道登っていてさ、雨で道路を横断するように側溝が渡っていて、その鉄格子に自転車をすくわれて転んでるんだよ、オナゴ。あ!って思って足を地面に着いた途端、両腿がこむら返りを起こしちまった。駄目だ!サロンパスタ~イム!あと20m位を押して上がった。大体、これ位普通に走れないと、宮古島に連れて行って貰えないからな。…いやいや、たとえ行ってもサポート隊は走れないか?普通。
チクショウ。ま、此処まで上がれたから、ヨシとすっか。
内山県民の森にて待望の昼食。サポートにまわってくれた鶴さんや片ヤン、3110さんなんぞ、温かいお湯とティーバッグを持参して、昼食の際に皆に振舞ってくれて、育ちのいい俺様、すこぶるご機嫌なひとときを過ごした。278関連のツネちゃんも、スーパーご機嫌な笑顔で応援に来ていた。みんなに元氣を貰った。感謝である。これまで合羽を着こんで走って来たんだが、もうサウナスーツと化し、大雨の外側よりも、むしろ中身の方がダム状態だ。実に面白い。財布なんぞ中身までドロドロだし、中のお札も色移りして、偽札より酷い状態なんであるぞ。ぶはは。
途中パンクをしたと云う、ホリグッさんを待ったが、BAYFMの伊津野亮さん、メファさん、そしてチームIZUNOの面々が坂を上って来るが、待てど暮らせどホリグッさんの姿が見えない。一抹の不安が脳裏をよぎるが、とうとう全員が出発し、大会スタッフに、次のエイドステーションで足切になっちまうぞ!なんてぇ勧告を受けてさ、仕方無しに出発する事としたんだ。あはは、脅かされちまったよぉ。俺様。伊津野さんはだいぶ足が痛い様子でね、本当だったら普通リタイヤしてもおかしくは無い状態だったろうに、まだまだ先へ進む様である。前日も劣悪コンディションの中走破し、この天候でこの坂である。格好良いぜ、亮さん。オヤヂの星だな。
それより、メファさんは何故ラジオなんかで喋っているんだろう?彼女は凄い自転車乗りとしての素質を持っているよ。自転車を本格的にやった方が向いていると思う。潜在的なモノが凄いぜ。自転車の乗り方は、当然だが本格的なロードレーサー自体に乗り始めたばかりで、当然だが、あまり上手じゃあ無いんだけどさ、本気で乗ったら、もの凄くなっちゃうだろうな。彼女。岡部玲子さんのパフォーマンスにも驚いたが、それ以上だ、彼女はね。
278のオヤヂ衆のアイドル、超お嬢様のアイコ様も、ゴイスーだがね。ゴール付近ではアイコ様、酸素食い過ぎて、ハイホーしていたっけ。ランナーズハイ宜しく、「バイカーズハイ」であるよ。イイ娘である。
さて、此処からは下りである。ウチのエースライダー、Uザワが名付けた「下り番長」の真骨頂である。下り大好き。重い自転車に、ホッピーで蓄えた、ヘビー級体型でね、ガンガンと駆け下りる。漕ぐし。スピード落とせって?ちょっとやそっとじゃ落ちないよ、スピードは。ブレーキは効かないし、スピードは乗るしでさ、喘いで登った反動で、もう親の敵って程のスピードが愉しい。
ドシャーーーッ!
下った感じを擬音にしてみるとそれで完結だ。…ドシャ降りだしね。で、下って下ってね、気付けば雨が上がって急速に天気が好転しているよ。オォ、お天道様が微笑んだぜぇ。そんな坂道をあっという間に下りきった所で、タカハシ氏の前輪がパンクである。列から抜けて修理に掛かる。若い指導員が寄って来て、
「パンクですか?大丈夫ですか?…直せますか?」
「あはは、どうでしょうかねぇ、やってみまぁ~す。」
なんちゃってね。周りの仲間はニヤニヤしているし。3分間で修理完了。ガラスを食っていた。
最終のエイドステーションで合羽を脱いで、半袖になった。ここから先は278集団と、チームIZUNOの皆さんと集団で走行。ラスト10kmで、数人のオヤジ衆がスパート。俺様は乗らない。伊津野氏とメファさんを追う。そして無事ゴール。
今回、この悪条件で2日間を走りきった伊津野氏。近くにいると、痛さも辛さも良く伝わって来る。が、流石に外には出さない潔さ。格好ヨシ。メファさんも格好良過ぎだ、ってかメファさんは職業の選択を完全に間違っているぜ。天は二物も三物も与えるんであるね。
今回の悪条件、お天道様に感謝、である。
打ち上げの酒、例のコノスル含む、が、旨かったのは云うまでも無い。
…更に1日多く、3日間フルで走ったタカキューは、もう既に変質者である。
「自転車家ジョーのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/
自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
「自轉車家ジョーのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/
by Twitter Badges

0 件のコメント:
コメントを投稿