2011年3月23日水曜日

地震被害は、都市部にも人災を起こしつつ…

 私が住む千葉市界隈は、地震によって被った災害は殆ど無く、日常生活が送れる箇所が多いと思う。だが、特に千葉市でも、東京湾沿いの千葉市付近、特に埋立地に於いては、幕張メッセ周辺も、浦安市埋立地と同様、液状化現象で、地面が隆起したり、泥が排出され、それがそのまま渇き、土埃が酷い。



 本当に皮肉な話だが、クロスバイクの有効性よりむしろ、街中ではマウンテンバイクの有用性をだ、これまでに散々唱えてきた私ではあるが、とても皮肉な形でマウンテンバイクの有用性が理解されつつあるんだ。現実にデコボコになった路面をいとも簡単に乗り越えて疾走するマウンテンバイク。とても頼もしい乗り物に見えたに違いない。まさに百聞は一見に如かず、であるんだ。



 であるから、お店には大勢のマウンテンバイクを求めるお客さんが殺到。もうガソリンが買えないから、何でもイイから自転車よこせ、って人もいる。…鬼気迫る感じで、何だかおっかない。



 これから問題になり得る事。それは自転車走行に対し、ルール不在になる可能性を、多く含んでいるという事だ。普段から自転車に乗って移動している常連さん達は、本当に自転車で移動する事に長けている。自転車さえあれば、何処にでも行ってしまう様な人達はかり。こんな時はとっても頼もしいばかりだ。



 一方、真新しい自転車に乗って、ヨロヨロと自転車を漕いでいる人々もまた、極端に増えている。増殖という感じだ。一様にサドルが低く、漕ぎにくそうである。しっかりとサドルを上げ、空気圧に気を配ろう。



 もし、既存の自転車乗りが、新しく自転車に乗り始めた人々に、自転車の走る場所を聞かれたら、「原チャリ」とほぼ同じであると答えてあげましょう。ルールも含め、殆どがそれに準ずるからね。ヘルメットも被りましょう。この際。



 皮肉な現象であるが、未曽有の非常時に、自転車の有用性が再認識されるという現象が起こった。マウンテンバイクはこんな時こそ、まさに水を得た魚となって、崩壊した街中を疾走する事が出来る。ガソリンは当然だが、必要が無い。次には、何と何とで、所謂「婦人車」である、ママチャリが活躍する。移動のアシはもとより、荷台に荷物を括りつけて、荷物を運べる、誰でも乗れる、燃料いらないって事で、何しろ今後、被災地での自転車は大活躍をする。これは、阪神大震災の時に実証済みである。被災地にトラックで救援物資を送り込んだ際、3kmを進むのに8時間も掛かったり、道路も寸断する中、自転車が大活躍していた。



 地震直後から一週間、自転車がもの凄い勢いで売れた。停電やガソリン不足の影響であるのだが、そろそろガソリンのデリバリーが普及し始めた。…自転車はもうお役御免なのだろうか?自転車で済む距離ならば、そのまま自転車を使ってあげて下さいな。まだまだ、被災地の復興には、時間が掛かるのですから。



 自転車を、被災地へ送ろうと云う事が様々な団体から始まっている様だ。自転車の技術者のボランティアも同時に募集していると云う。こんな時はね、大手のメーカーが大型のトラックに部品と自転車一式と、技術者を積んで、移動自転車店として、被災地に行くのが正しい。当然、大手販売店の技術者にも協力して貰うって事だな。時期的に、メーカーだって販売店だって、輪界は一年で一番忙しい時期に当たっている。が、日本は何百年に1度なんて揶揄される大災害が実際に起きてしまったのだよ。



 大型トラック転がせて、自転車修理・整備、なんて事をこなせる奴ぁ、そうはいないだろうなぁ。

 …それと、都市部で巻き起こっている、ホウレン草等、葉物野菜への風評被害だ。そんな微々たる放射線量より、煙草吸ってる喫煙者への発がん性の方が、何百倍も高いって。





 人間の営みなんか、自然の営みにすりゃあ、ホンのちっぽけなモノ。



制御不能になっちゃうモノを、人間が創らざるを得なかった、豊かさ。



今一度、考える時が来ているのだろう。





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