2011年10月27日木曜日

あまり悲観的になってもねぇ…。


今年もハタと振り返ってみるとね、もうあと2カ月とチョッとでお仕舞いになってしまうんだよねぇ。本当に月日が流れるのが速いと感じる今日この頃。誰が云ったか、歳を取ると感じる月日の早流れ感ってヤツはね、月日ってのは昔から同じ動きなんだが、歳を取る事によって、その時代などのスピードについて行けなくなっている事の表れである。なんてね、こんな一見、何の脈絡も無く、しかしいかにも、モットモっぽい云い回しが、意外と嫌いでは無い。



年の瀬にどこぞの寺で書かれるであろう今年を象徴する漢字一字ってのは、今年は「絆」ってヤツでテッパンだろうと予測しているんだが、どうだろう?日本も大変な災いを被った年となってしまったが、地球規模として、大地震が頻発し、未曽有の水害に見舞われる国、新幹線は落下し、タクシーも線路に落下するってぇ、考えて見ても考えられない事故が頻発しているんだね。



ネットでは放射能を測る、ガイガーカウンターなんてモンがバンバン売れていると云うし、実際、そんな物体を手にした市民団体の独自調査で、あちらこちらからありえない程の線量のホットスポットが発見されているのも、皮肉な事実である。もう遅いかも知れないが、何しろ雨には注意だなって、直感的に感じていた事は、あながち間違ってはいなかった様である。ま、気を付けようが無いんだけれど…。



また、どこぞの核実験をやっている大国の放射能汚染は、誰もが知っている某有名都市部で、福島の3倍に登ると云うのだから驚きである。有名都市なんだから、当然、普通に人々が生活しているんであるよ。神経質な日本だから、こまごまとホットスポットを発見出来ているのだろうが、人間の勝手な傲慢やらエゴイズムなどで、自然界や地球の営みを無視し続ければ、いずれ人類は滅びてしまうんだろうと思うよ。世界中の高度な文明と云われていた文明が、ことごとく滅んで来た様に、である。





日本人として、日本で起きてしまった大災害であるので、様々な情報に振り回され、右往左往してオロオロしても仕方の無い話なので、現実を受け止めて、冷静な態度で生活をしなければならないなぁ、などと考えているのだが、この不景気に、災害復興などの関連増税がまことしやかに噂され、致し方無しの措置ではあろうが、益々生活は厳しい事になりそうであるね。



ま、そんなこんなで、何かと暗い話題ばかりの日本であるが、日本の自転車事情ってのも、俄かに変り始めているんだ。過日、ピスト自転車のブレーキシステム取り外し走行を一斉に取り締まりを強化したり、信号無視の取り締まり、果ては歩道走行の取り締まりって云った具合の、普段ちゃんと自転車に乗ろうと心掛けている人達には一体何の話だって位のツマラナイ取り締まりなんだがね、日本の自転車のルールは、ご存じの通り、無法地帯の無謀地帯と化しているからね、もう、一般自転車に乗る人々は、走行場所や方法が、唯我独尊なのね。性質が悪いのは、そのルールを知らない無知にあるんだね。どうすればよいのか解らないって事なんである。自転車に関しては、本当に変な国なんである。



但し、昨今の警察の動向と、やたらと目にする自転車関連のニュース、これらを見ていると、何だか重い腰を上げ、いよいよ本気で自転車政策に取り組もうとしているのが見て取れるね。どうなる事やら、であるが、良い方に転がる事を期待しておりますぞ。



モノの存在や価値ってのは、人それぞれであろうが、ワタクシとしては、普段あまり興味の無いジャンルの最右翼であろう、ママチャリにこそ、少しだけひねりを加える位の変革が必要なんだと思う。例えば、普段何気なく使っている筈の食器や家具なども、何でもイイなんて思いつつ、結構こだわっているのではないだろうか?余程でない限り、食器はすべて100円ショップってのは無いだろう。デザインやカラーなんかも重要な要素であって、それが自分の好みにより近いモノであれば、必然的に満足度は高くなると思うんだ。



100円ショップが悪いって訳では無いがね、ワタクシの場合、100円ショップの存在価値の意義ってのは、少ないお金でより多くのモノを買えたって購買欲を満たす事が出来るって価値が一番大きいのと、こんなモノが欲しいんだが…ってイメージを持ったとすると、それに近いモノが探しやすかったりとね、若しくは代用品を求めやすいって事なのかもしれないね。



実際、以前子供が出先で友人の自転車をパンクさせてしまい、残念ながら修理道具も何も持っていなかったので、近所の100円ショップでパンク修理セットを買って来て、何と携帯ポンプまで100円でね、まぁ、このポンプは使えないだろうと思っていたが、案の定、辛うじてポンプの形をしている物体で、ポンプの役目は殆どせず、勿体無い事にすぐにゴミになったのだ。糊とパッチは意外と日本製だったりする場合もあるんだが、その商品は100円でタイヤレバー、ゴム糊、パッチがセットになっているタイプでね、ま、我々ならば見ればその品質の悪さは一目瞭然なんだが、そこは数をこなしている、一応はプロである。修理をしてあげたのだが、女房が一言、「100円ショップのでも、修理出来るんだ。」なんて云っていたので、う~ん、一般的に素人が貼る場合は、殆ど失敗しちゃうだろうシロモノだね。って云っておいた。そんな感じのモノでしかないんだ。



話が逸れてしまったが、実際、1万円程度で売られている自転車ってのは、100円ショップの商品並みの扱われ方しかされておらず、品質も当たり前だが、それなりである。色も形も普遍的。



そんな人民服や軍服然とした、無機質なママチャリに乗るんなら、せめてビーチクルーザーって自転車をチョイスする事をオススメするんだ。この自転車のゆったり感やロハス感は、独特の雰囲気を持ったビーチクルーザーならではなんである。スタイルやデザインがイイ自転車をチョイスするとね、相変わらず自転車には興味が無いかも知れないが、きっと自転車に乗っている自分を、少しだけ好きになるかも知れませんね。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/

2011年10月16日日曜日


自轉車家目線の、ツールド千葉2011



本年もやって来ました、「ツールド千葉」。今年はBayFMの人気DJ、伊津野亮氏率いる「Team IZUNO」軍団20名と、「Team278.comチームセオ西千葉」30名、総勢50名という、大所帯での参加となりました。毎週木曜日1600BaylineGOGOという番組をはじめ、様々な分野にて大活躍中の伊津野亮氏。宮古島ロードレースに端を発し、無念の途中リタイアを境に、ひたすらスキルアップを図る伊津野氏。



そんな伊津野氏率いる「Team IZUNO」の面々をサポートさせて戴いているのが我々Team278.comなのであります。



今年は震災の影響もあって、コース設定がなかなか決められず、大会運営側も、大変なご苦労をなさったそうなのだ。コース取りと安全確保、交通事故等は云うに及ばず、特に災害に対するモノの擦り合わせが大変だった様である。



伊津野氏は、昨年度より初日、二日目の第一・第二ステージを走破する予定で、当方Teamは、瀬尾店長が帯同し、他少数精鋭でフォローする事となった。残ったスタッフで、お店を平常営業とした。ステージ1初日は、120kmを走破するコース。木更津はかずさアカデミアパークがスタート地点となっており、成田市の野毛平工業団地特設会場ゴールとなっていた。伊津野氏は終始快調に走り、順調に初日を走り切った。



そして二日目。今年は278からの参加者も増え、いよいよ大型バスをチャーターしないと移動が困難となってしまったんだ。朝430278集合。続々とメンバーが集まる。前日から借りていた2tロングアルミバンのトラックに次々に自転車を積み込む。俺的には、10年ぶりのトラック野郎復活ってな様相であった。



トヨタレンタカーにて今回、2t車を拝借した訳だが、流石に我々が乗っていた頃のトラックとは快適さが違うんだ。どうやら新車を導入したらしく、ピカピカである。俺は個人的に、あまりオートマのトランスミッションが好きでは無い。自分の意志とは別の所で、勝手に変速したりするからね。だが、そのトラックも、レンタカーの流れなのか、オートマである。少々がっかりしながら運転してみたんだ。大きさに関しては、日頃11tフルサイズを転がしていたので、何の問題も無い。お?ナビ付きだ。あれ、ブレーキを踏んで信号待ちをすると、エンジンが勝手に止まるではないの!トマールエンジン様である。何じゃこりゃ!ま、これも時代の流れなのかって思いながら、トラックも此処まで世間に媚びなけりゃあならねぇのか、なんて考えながら、ひとりウンザリとしてみたぞ。ただね、トルコンも流石に進化していて、坂道なんかはアクセルを放して長めの坂を下ると、勝手にシフトダウンし、エンジンブレーキを助長して呉れる。ふむ。素人にも安心ってヤツだ。



ま、トラックのインプレは、この辺でよかろう。また長くなっちゃうからね。





さて、そんな経緯で以て、相変わらずバタバタの朝の集合時間に間に合うべく、我々もレースに帯同したのだった。Team IZUNOからは、トライアル界では超有名人、有薗啓剛君と守上大輔君も、前回の宮古島に続き、忙しいさ中、参加して戴いた。今年は大多喜にある、結構な峠道が100kmを走破後に待ち構えていると云った具合の、まさに「泣きっ面にハチ」コースで、かなりハードなコース設定だった。少しばかり心配だったのは、ツル千葉未経験の女子達、齊藤涼子ちゃんと、片岡優衣ちゃんである。





ところがところが、である。まぁ、お見事としか云いようのない走りっぷりでね、普通の女の子では通常、100kmもの距離を走ろうなんて思わない程の距離を走った後、野郎でも泣きが入っちゃう程の坂道をだ、何とかかんとか云いながら、登り切ってしまってね、タイムアウトぎりぎりとは云え、完走したって事は特筆すべき項目であろうね。



最初の100kmは平坦で楽勝ムードかと思いきや、さもありなん、成田市を抜けて南下するのだが、街中を1000台を超える自転車が走行するので、短めの信号にしばしば足止めされ、大幅なタイムロス。これが本当に後の坂道に響いたと思うよ。エイドステーションでほんのしばし、水分補給やら、栄養補給をしたりしてね、大してゆっくりとも出来ずの各エイドステーション。そして登り坂道前の昼食も、15分位で食べ終え、時間が気になり、皆、次々と出発して行くのであった。



我々が偉そうに、バックアップします、なんてぇ事を云っているのが恥ずかしい程の、見事な走りっぷりを見せたTeam IZUNOの初参加の女子達だったのである。あっぱれな女子達であった。結局、我々のグループで途中リタイアは2名のみ。善戦した方だと思う。ま、ツールド千葉は、レースでは無く、自転車に乗って自分の体力なんかと戦いながら、移動のプロセスを楽しめる大会である。



BayFM DJの片岡優衣ちゃん、齊藤涼子ちゃん、初参加でこの難コースを時間内完走は立派でした。涼子ちゃんは終始笑顔で印象的だったのですが、優衣ちゃんが完走後、感極まって涙していたのを見て、この人は本当に頑張り屋さんなのだなぁ、と感じたのだ。と同時に、辛さや大変さってのがごちゃ混ぜに押し寄せ、達成感が募ったんだとも思ったよ。自転車で走った人にだけ解る感覚である。堀尾若菜ちゃんも頑張りました。走りに安定感が出て来ましたね。ジャイアントの女性陣も頑張りました。



もう惑う事無き、47歳になろうっておじさんが、足が攣る程、自転車に乗って、愉しいんだって、常人が考えりゃあ馬鹿げた行為なのかも知れないよね。でも、この不思議な達成感だけは、やった者にしか解らない感覚なんだな。これが味わいたくて、また自転車に乗るんだよ。



だが、来年6月の宮古島は、そうは行かないと思う。どうも来年は278.comスタッフ全員での参加との事。こいつはレースとなるんで、要トレーニングである。さて、本気でセマスカーボンを拝借して、せっせと練習に励むとすっか。





なんてな。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/

2011年10月15日土曜日

自轉車家目線の、ツールド千葉2011


本年もやって来ました、「ツールド千葉」。今年はBayFMの人気DJ、伊津野亮氏率いる「Team IZUNO」軍団20名と、「Team278.comチームセオ西千葉」30名、総勢50名という、大所帯での参加となりました。毎週木曜日1600BaylineGOGOという番組をはじめ、様々な分野にて大活躍中の伊津野亮氏。宮古島ロードレースに端を発し、無念の途中リタイアを境に、ひたすらスキルアップを図る伊津野氏。




そんな伊津野氏率いる「Team IZUNO」の面々をサポートさせて戴いているのが我々Team278.comなのであります。



今年は震災の影響もあって、コース設定がなかなか決められず、大会運営側も、大変なご苦労をなさったそうなのだ。コース取りと安全確保、交通事故等は云うに及ばず、特に災害に対するモノの擦り合わせが大変だった様である。



伊津野氏は、昨年度より初日、二日目の第一・第二ステージを走破する予定で、当方Teamは、瀬尾店長が帯同し、他少数精鋭でフォローする事となった。残ったスタッフで、お店を平常営業とした。ステージ1初日は、120kmを走破するコース。木更津はかずさアカデミアパークがスタート地点となっており、成田市の野毛平工業団地特設会場ゴールとなっていた。伊津野氏は終始快調に走り、順調に初日を走り切った。



そして二日目。今年は278からの参加者も増え、いよいよ大型バスをチャーターしないと移動が困難となってしまったんだ。朝430278集合。続々とメンバーが集まる。前日から借りていた2tロングアルミバンのトラックに次々に自転車を積み込む。俺的には、10年ぶりのトラック野郎復活ってな様相であった。



トヨタレンタカーにて今回、2t車を拝借した訳だが、流石に我々が乗っていた頃のトラックとは快適さが違うんだ。どうやら新車を導入したらしく、ピカピカである。俺は個人的に、あまりオートマのトランスミッションが好きでは無い。自分の意志とは別の所で、勝手に変速したりするからね。だが、そのトラックも、レンタカーの流れなのか、オートマである。少々がっかりしながら運転してみたんだ。大きさに関しては、日頃11tフルサイズを転がしていたので、何の問題も無い。お?ナビ付きだ。あれ、ブレーキを踏んで信号待ちをすると、エンジンが勝手に止まるではないの!トマールエンジン様である。何じゃこりゃ!ま、これも時代の流れなのかって思いながら、トラックも此処まで世間に媚びなけりゃあならねぇのか、なんて考えながら、ひとりウンザリとしてみたぞ。ただね、トルコンも流石に進化していて、坂道なんかはアクセルを放して長めの坂を下ると、勝手にシフトダウンし、エンジンブレーキを助長して呉れる。ふむ。素人にも安心ってヤツだ。



ま、トラックのインプレは、この辺でよかろう。また長くなっちゃうからね。





さて、そんな経緯で以て、相変わらずバタバタの朝の集合時間に間に合うべく、我々もレースに帯同したのだった。Team IZUNOからは、トライアル界では超有名人、有薗啓剛君と守上大輔君も、前回の宮古島に続き、忙しいさ中、参加して戴いた。今年は大多喜にある、結構な峠道が100kmを走破後に待ち構えていると云った具合の、まさに「泣きっ面にハチ」コースで、かなりハードなコース設定だった。少しばかり心配だったのは、ツル千葉未経験の女子達、齊藤涼子ちゃんと、片岡優衣ちゃんである。





ところがところが、である。まぁ、お見事としか云いようのない走りっぷりでね、普通の女の子では通常、100kmもの距離を走ろうなんて思わない程の距離を走った後、野郎でも泣きが入っちゃう程の坂道をだ、何とかかんとか云いながら、登り切ってしまってね、タイムアウトぎりぎりとは云え、完走したって事は特筆すべき項目であろうね。



最初の100kmは平坦で楽勝ムードかと思いきや、さもありなん、成田市を抜けて南下するのだが、街中を1000台を超える自転車が走行するので、短めの信号にしばしば足止めされ、大幅なタイムロス。これが本当に後の坂道に響いたと思うよ。エイドステーションでほんのしばし、水分補給やら、栄養補給をしたりしてね、大してゆっくりとも出来ずの各エイドステーション。そして登り坂道前の昼食も、15分位で食べ終え、時間が気になり、皆、次々と出発して行くのであった。



我々が偉そうに、バックアップします、なんてぇ事を云っているのが恥ずかしい程の、見事な走りっぷりを見せたTeam IZUNOの初参加の女子達だったのである。あっぱれな女子達であった。結局、我々のグループで途中リタイアは2名のみ。善戦した方だと思う。ま、ツールド千葉は、レースでは無く、自転車に乗って自分の体力なんかと戦いながら、移動のプロセスを楽しめる大会である。



BayFM DJの片岡優衣ちゃん、齊藤涼子ちゃん、初参加でこの難コースを時間内完走は立派でした。涼子ちゃんは終始笑顔で印象的だったのですが、優衣ちゃんが完走後、感極まって涙していたのを見て、この人は本当に頑張り屋さんなのだなぁ、と感じたのだ。と同時に、辛さや大変さってのがごちゃ混ぜに押し寄せ、達成感が募ったんだとも思ったよ。自転車で走った人にだけ解る感覚である。堀尾若菜ちゃんも頑張りました。走りに安定感が出て来ましたね。ジャイアントの女性陣も頑張りました。



もう惑う事無き、47歳になろうっておじさんが、足が攣る程、自転車に乗って、愉しいんだって、常人が考えりゃあ馬鹿げた行為なのかも知れないよね。でも、この不思議な達成感だけは、やった者にしか解らない感覚なんだな。これが味わいたくて、また自転車に乗るんだよ。



だが、来年6月の宮古島は、そうは行かないと思う。どうも来年は278.comスタッフ全員での参加との事。こいつはレースとなるんで、要トレーニングである。さて、本気でセマスカーボンを拝借して、せっせと練習に励むとすっか。





なんてな。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/

2011年10月13日木曜日

千葉市自転車対策課の取り組み



時期的に、お店一丸で取り組んでいる、自転車イベント、「ツールド千葉」も完走し、社員研修も参加したりと、何やら忙しさ満点の秋なんだが、先ずは千葉市自転車対策課の事業取り組みについてをお話しておこうと思うんだ。



千葉市自転車対策課の取り組み事業の一つである、「自転車走行環境マップ作成」の為の、市民ボランティアによる、実走調査というのに参加して来た。108日奇しくもツールド千葉第一ステージ開催日である。私の出走日は翌日の9日なので、こちらに参加したんだ。



平たく言うと、自転車の走りやすい道を、地図にして発信すると同時に、今後の道路づくりにも反映出来れば…なんて云う所だそうだ。



今回は千葉市若葉区を実走調査した。参加メンバーは様々で、一般車・スポーツ車に係わらず、普段自転車に乗り慣れている人って事で選抜された。市のHP等で公募したものである。



当日、若葉区役所駐車場13:00集合という事で、当然だが、自転車で行く。自転車は何を使用しようかと悩んだ末、何かと話題にのぼっているピストバイクにする事にした。競輪の選手に譲って戴いた、エイメイフレームの競輪用。但し、前後ブレーキだけでなく、オートライト、ベル等完全に装備した、公道使用であるがね。



さて、現地に集合すると、各資料と調査票が各人に配られ、担当の角田氏より説明を受け、3班に分かれそれぞれのコースに準じ、各班とも出発した。我々の班の先導者は、市職員の吉澤氏。若葉区は道路自体の設置も古く、旧態依然とした古い道路のままの街道が多く、しかも自動車の往来も大小含めてひっきりなしに走行するエリアなんである。総体的に云うと、自転車が走り辛い場所が多いのだね。





それぞれ決められた区間をね、一定区間走行し、その都度資料に状況を記入してゆくのである。段階的にACまで、8項目の調査票になっていて、参加者全員が各々の表に書きこむんだ。我々の班は、マウンテンバイク1台、クロスバイク1台、外装変速付き一般車1台、ベルト駆動式内装3段変速車1台、そしてピストバイク1台といった、割とバラバラな自転車ではあったのだが、ベルト駆動車に乗る、紅一点の女性の方がかなりの健脚で、まあまあのハイペースで走行が出来たのが良かったと思う。少し驚いた程だ。但し、今後の課題としては、まだ仕方無いのだが、集団での走行方法自体をご存じ無い方が殆どなので、前方の方が止まると、慌てて急停止したりといった場面が少なからず見受けられ、この部分は、先導員の方々で徹底すべき項目で、走行前に簡単なレクチャーをすべきであると感じた。





常日頃から様々な所で云い放って来た事だが、若葉区ばかりでは無く、千葉県も、もっと云えば、日本全体が、道路状況や自転車環境に於いては、「後進国」であると訴えて来たんだが、やはりまだまだ道路は自動車優先の設計であるが、今後の見直しも、重要な課題であると思うんだ。



これから日本に訪れる高齢化社会。私の務めるお店にも、自動車を引退したので、自転車が欲しいと云う高齢者が訪れる事が多くなってきている。そんな事態も考慮しつつ、自動車依存の街づくりから、自転車や、歩行者にも優しい街づくりが必須であろう。



役所の職員の方はやりにくかろうが、こういった調査にはね、是非とも市長さんも、市議さんにも、率先して参加して貰うべきだと考えるんだ。身をもって知るってのは大事なことだよね。選挙の時ばかり、フラフラとママチャ乗るってのは、単なるパフォーマンスでしか無いからね。反対車線を堂々と走らない様にね。



次回の調査は1022日(土)である。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/

2011年10月6日木曜日

ピストバイクブームとノーブレーキ。カルチャーの攪拌?

自転車ブーム(?)の中、何やら警察の動きが活発だ。



最近、やたらと新聞、テレビなどと云ったメディアに登場する、整備不良自転車や、集団で信号無視をするロードレーサーなんかが、取り沙汰されている。先般、同窓会でも、普段殆ど自転車などという乗り物とは無縁の生活をしているだろう人々からも、ブレーキの付いていない自転車について、質問を受けた程である。



よくメディアでは、「競技用自転車」「ピストバイク」などと表現をしているが、そもそもピストと云うのはフランス語で、自転車競技場であるとか、その走路を指す意味であってね、バイクは自転車そのものを指すんだね。直訳すると確かに競技用自転車ではあるが、それはテニスのラケットを、「スポーツ用道具」としている程の説明不足で、厳密に云うとピストバイクは「トラック競技用自転車」という事になる。日本ではお馴染みの「競輪用自転車」なのである。厳密に云えば、現行、巷に溢れ返っている自転車の多くはシングルスピードバイクで、固定ギアであろうとブレーキが無かろうと、どれもピストバイクという、トラック競技用では無いんだね。総称しちゃっているだけの話だ。



それをそのまま公道に持ち出して乗るという行為は勿論違法。トラック競技=競輪というのは短絡的で、使用出来る自転車のレギュレーションが細かく決められている事も特徴である。大まかに云って、総じてトラック競技用自転車のフレーム部分には、そもそもブレーキが使用出来ない特殊な競技なので(ブレーキがあると集団で転倒事故などになってしまい、かえって危険)ブレーキを付ける為の台座や、スペースが設けられていない。



ブレーキを付けないと違法、とメディアが口々にするんだが、道路交通法による自転車の定義てのは、一般的に売られているママチャリを見れば一目瞭然なんだ。前照灯(ヘッドライト)、前後ブレーキ、後方リフレクター(反射板・赤色)、サイドリフレクター(反射板・白色、または黄色)、ベルなどを装備する事で、公道を走行出来るんだね。ルールは大まかに云って、原動機付きバイクと殆ど一緒なのである。因みに補助輪の着いた子供用自転車は、公道走行をすると違法である。補助輪があろうと無かろうとね。あの類いの自転車は、実はカテゴリーとしては自転車では無く、「幼児用遊具」に分類されていて、三輪車や一輪車と同じ括りなんだよね。だから最初から前照灯が付いていないんだ。例えライトやベルなどを装備しても、公道は走行出来ないんだ。ハナっからサイズが小さ過ぎて、自転車にはなれない乗り物なんだよね。自転車の扱いを知らない大手の玩具屋で多く扱っているのも、そう云った逃げ道があるからだと思うがね。



あと、メディアの表現で間違っているのが、ピストバイクが止まる、またはブレーキをかける場合、後ろに漕いで止める、って簡単に云うんだが、普通のペダルだけで足を乗せた状態で足を止める事など、まず出来ないんだ。トゥークリップというつま先を固定するバンドがあってさ、それに足を固定した状態にして、リアを抜重すると、リアタイヤがスリップするんだ。これをスキッドと表現して車両を止めようとしているんだね。



そもそも、メッセンジャーという、自転車で品物や書類を運ぶ、云わば自転車便の発祥の地、ニューヨークで、日々150kmを平均的に走るメッセンジャーが、毎日使う道具なので、ギアやフリー部分の消耗が激しくより壊れにくい固定ギアを選択し、日本の競輪用のフレームはシンプルで丈夫だぞって事でブームとなり、且つブレーキが無いアクロバティックな乗り方がクールであるとの理由でブレーキ無し自転車が流行った。それを見た日本の若者が、新しいカルチャーとして持ちこんだのが、大まかではあるが、現在のピストブームであろう。で、海外では自転車のブレーキが前後輪両方とも付いていなければ公道を走行出来ないなんて事は無い所が多く、片側だけで大丈夫って所も多いので、この辺りも日本仕様にしなければ等、色々と難しい問題となっているんだね。



ビーチクルーザーという自転車がある。こいつ↓



これは左側のブレーキレバーがハンドルに付いていない。一見するとリアがノーブレーキ自転車に見えるんだ。欧米の街乗り自転車などに割と採用されていて、ペダルを進行方向と反対方向に踏み込む事によって、ハブに組み込まれたブレーキシステムが働くようになっている、日本ではなじみの薄いシステムなのだ。だが、自転車によっては、誠に理に叶っている方式で、アメリカだと幼児車の殆どはコースターを採用しているんだ。子供は握力がまだ弱い為、より力のある脚でもってブレーキを掛けるって寸法。ビーチクルーザーは、地元サーファーが御用達でさ、左手にサーフボードを抱えて乗る事が出来る様に、コースターブレーキになっているのだね。








先日も、購入したビーチクルーザーには、ハンドルの左側にブレーキレバーが付いていないけど、大丈夫なのかって質問を戴いたが、所謂コースターブレーキシステムってのはハンドブレーキ方式ではなく、フットブレーキシステムなんだよね。脚でブレーキを踏むというタイプ。クランクを止めニュートラルにするとフリー状態で足を止める事が出来、クランクを逆回転方向に踏み込むと、コースターブレーキが作動するという仕組み。結構画期的な仕組みだが、外装多段変速等には不向きであって、現在ではシングルギアダイプと、内装三段変速のみがリリースされているんだ。



ビーチクルーザーの老舗、アメリカのシュウィンというバイクメーカーがあるんだが、此処で2011年モデルとしてリリースしていたのがシュウィン、マディソンシリーズのシングル部分の末端、末端が異端となっていなくもないんだが、兎に角、裾の車種、「レーサー」である。下手をすると30,000円以下で入手可能なシングルスピード。こいつがコースターブレーキ採用だ。フロントには通常のサイドプルブレーキ。極めてシンプル。フレームはハイテン剛。歌舞伎者の俺様としてはさ、敢えてこんな自転車で、都市部を颯爽と走ってみたいモンである。警察の取り締まりに引っ掛かる度に、逆に俺様がお巡りさんに説教するって云うね。わはは。実に鬱陶しい。







さて、2012年モデルでも、「レーサー」の継続を切に望むぞ。頼むぜ、シュウィン。頼むぜ、マルイさん。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/

2011年10月4日火曜日

電動アシスト自転車の実力と、正しい利用法。

 

先般、恒例ともなりつつある、中学校・高校時代の同窓会ってのが神奈川県の湯河原温泉にある、恩師宅にて開催され、二年ぶりに参加する事にしたんだ。昨年はツールド千葉開催日と重なって、行けなかったからね。



一昨年も同じパターンで、家族を連れ、女房子供は宿にてゆっくりさせてだ、私のみが参加って寸法になる訳なんだが、その宿ってのが、湯河原駅から6~7km離れた、奥湯河原にほど近い山中に位置する閑静な宿なんであるが、その恩師宅とは少しばかり離れていてね、前回は坂に強いマウンテンバイクを持って行ったんだが、何しろみかん畑の上の方に恩師宅は有り、新幹線の線路が走る軌道の更に山頂って云えば解るだろうか?解らない人は標高が解る地図でもご覧いただけば宜しい。



伊豆・湯河原・箱根の界隈はさ、何しろ土地の起伏が激しくってさ、海沿いから相当に切り立った山に囲まれているので、所謂、平地らしき場所が極端に少ない。山肌にはミカン畑が沢山あるといった感じの地形。ま、この辺りも、解る人が解れば宜しい。関東ローカルであるよ。





んでもってね、その坂を登って行くに当たり、マウンテンバイクで結構大変だったなぁ、と記憶していた事と、先日、女房子供が電動アシスト自転車を使用し、とても急な坂をスイスイと登っていった事を、実際にどの程度の感覚と、時間が可能なのか?なんて事を試してみる絶好のチャンスであったので、早速実践してみたのであるよ。



現在所有している電動アシスト自転車は、パナソニック社の、「オフタイム」という、折り畳み式電動アシスト自転車で、5アンペアという平均的なリチウムイオン電池を備えた、軽量なタイプの自転車なのである。折り畳み自転車であるので、コンパクトである。19.1kgと、スポーツ自転車のそれと比べるべくも無い重量ではあるが、モーターと、電池を含んで20kg以下という重量は驚異的ですらあろうよ。手直ししている所は、7sシフターをグリップ式から、ラピットファイア式に変更して、一般車用多段変速用ディレーラーをアリビオに変更していてね、一番廉価なサイコンを付けている位である。早速そいつをホンダのストリームというジドウシャの荷室に押し込み、湯河原へ。



湯河原駅前にデニーズというファミリーレストランがあり、そこでそそくさと自転車を組み立てる。うろ覚えの道ではあったのだが、方向はこっちの方向って事で、勘を頼りに自転車を走らせる。この手の自転車の困った所は、坂道を登るのが苦にならないので、構わず何処でも登って行ってしまう事だろうか?結構行けそうだと思って登った道が、案外袋小路になっていたり、階段で行き止まりなんて所に出くわすばかりなんだよ。



それでも、見覚えのある道に出て、急な坂をトットコと登り始めたんだ。流石にトップギアのままでは登れない感じではあるが、外装7段変速機と相まって、すこぶる快適。息も全く上がらない。自転車でこの坂を登れば、どれ程息が上がるかって事は容易に想像が付く。何しろ本当に、口笛を吹きながら上がれるのだよ。あまりに涼しい顔して登って行くモンだから、上から下りて来るタクシーや、農家の軽トラのドライバーが目を丸くしていたのがとても愉快だった。そんな余裕が生まれる程の実力と云えばご理解戴けるだろうか?



何しろ、坂を登るのが面白い自転車。練習して、辛い坂を登って、タイムを縮めて…なんてね、ヒルクライムってのが、スポーツ自転車のレースの一つとなっていて、愛好者も多いんだ、自転車ってのはね。でもさ、誰もが、気軽に、効率良く人力プラスアルファでもって登れる、なんてのは、とってもエコロジーな訳なんであるよ。実際に、恩師宅の前の道も坂道が続いていて、普通の自転っ車だったら、スポーツ車であっても、上へ向かって自転車を漕ぎだすきっかけを見つけるのが難しいって位の坂で、試しに同級の女性に試乗して貰った。その安楽さに大騒ぎしながら登っていった程の実力だ。





但し、電動アシスト自転車だからこそのウィークポイントも感じる事が出来た。激坂故、常にモーターは強モードでフル稼働している為、それこそあっという間に電池を消費してしまうんである。本当にビックリするほど燃費悪し。パナソニック社の公式データによれば、平均23km前後は走行出来る計算となっているが、15km程度でほぼ空っぽって位である。ま、消費するのだから仕方が無いが、現在の一般的な26インチタイプの電動アシスト自転車は、パナソニックだと最大12アンペアまで生産していて、最初に3アンペアの小さな電池の自転車を購入しても、電池が共通で使用出来る為、走行距離を任意に伸ばす事が出来るのである。近日、15アンペアという大容量バッテリーを発表する事にもなっているしね。



しかし、現行のオフタイムの場合、スペースの関係で、5アンペア以上は載せる事が出来ない構造なんだ。だから、結構な大きさの充電器を持って行くってのが、唯一の解決法なんだよね。若しくは予備電池を携帯するって事か?ま、今後の課題は燃費かな?消費電力って方が正しい表現だろうかね?何しろ、折り畳み電動アシスト自転車は、使える。パナソニック社のオフタイム。オススメであるぞ。



過日、ジャイアントから、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車がリリースされた。こいつがブレークするかってのはチョッと微妙な感じなんである。何しろ重い。三洋宜しく、フロントモーター式で、スポーツ車のメリットである、クイックリリースタイプの車軸を採用出来なかった。リアにキャリアを装備し、そこにバッテリーケースと予備バッテリーを収納出来るケースが付いていて、予備電池を携帯しなさいって事らしいのだが、う~ん…。



今年のメーカーの展示会では、スポーツブランドの折り畳み自転車がまた目立ち始めたんだ。そういったスポーツ車をベースに、電動アシストをリリース出来れば、市場は面白くなるのに。パナソニックやヤマハは、電動アシストユニットのみを、国内販売する予定は無いらしい。海外向けに販売はしているんだ。でも、おかしな話だろ?スポーツ自転車の殆どは海外ブランドなんだよ。だから、外国で企画・生産して、日本へ輸入すりゃあ良いだろうに、それを由としないんだな、みんな。



あと、電動アシスト自転車は、あまりにも仕入れ値が高額過ぎるぞ。その辺りが、様々な弊害となっているのも、一方での事実。ネット売、ディスカウントショップ、スーパー販売が全て可能な商品なんざ、扱い方が知れて来るってモン。



メーカーばかりが儲けちゃあ、イケマセンや。





「自轉車家Joeのメールマガジン」
http://www.melma.com/backnumber_186028/