バブル崩壊から20年。不況は続くよ何処までも…
嗚呼、暗い出だしではある。厭んなっちゃうね。自転車もね、ブームだとは云っても、諸手を挙げて喜んでばかりはいられないのが現状なんです。ま、自転車だってフェラーリだって、必要な人が購入するんだからね、要は個人の自由な訳なんだがね。
そもそも不況だって云っているんだけどさ、政策が大失敗をし、経済を壊滅的破綻に追いやってしまった政治政策の罪は確かに重いんだが、やはり国民が額に汗して働く事をやめてしまって、中国をはじめとする近隣諸国等に労働力を移行、移譲してしまった事が、世界経済に遅れを取っている原因であると考えられるよね。これはアメリカ経済にも云えるんだと思うが、自国経済への過信であると思うんだ。
日本は、技術的にね、ハイテクを用いての製品作りが得意であるね。何にしてもね。これは工業製品全般に云えると思うんだ。みんな電子制御だったり、マイコンだのマザコンだのってのが何だか組み込まれていてさ、製品そのものがブラックボックスだったりするんだ。
自転車なぞは、以前のメイドインジャパン製品は品質が高かったって事は、この場でも多く語って来た通りなんであるが、スポーツ自転車などは、その趣向の中に趣味性と云う範疇が多くを占めて来ると、どうやっても直して乗りたいだとか、維持したいって感情を普通に持っているんだね。でも、家電は駄目なんだ。何処へ問い合わせても、
「…直すんですか?はぁ、直りますよ。でも、修理代が結構なきんがくになっちゃうんで…新しいの買うのとあまり変わらないかと…」
…10000円程度のママチャリと同じ様な回答を戴くんである。購入時5万円位の掃除機でもである。でもね、何となく使い慣れた製品なんで、直して使いたいってのも心情なんであるが、結局新しくせざるを得なかったりするんだね。って云うか、直せない程ハイテクにすんなよ。
自転車はシンプルなんだが、ハイテクの波はある。20年前と比べれば、当時の最新鋭と現在の最新鋭では、当然ながら互換性は無い。それどころか、トップエンドのフレームにフレームメーカー独自の回転軸を組み込み済みで、他メーカーの回転軸の選択肢を無くしているんだよね、それって何処製のどんな回転軸なんだよ?って感じだ。精度もムラがあるみたいである。シマノやカンパよりも精度が高いの?ってかその部品供給はいつまで保障されるの?なんてね、自転車の業界は本来、統一規格みたいなモンが無い。強いて云えば、ヨーロッパ各国のレース出場のレギュレーションがその乗り物の基準を決めているんだね。自転車の空気を入れるバルブ口だって3種類存在するし、日本のママチャリの26インチとアメリカのマウンテンバイクの26インチは互換性が無い別サイズだし、シートポストなんてもうサイズ違いで何でそんなに統一感が無いの!?って程である。
例えばアメリカのフレームメーカーが、アメリカの回転軸メーカーの雄、クリスキング社と提携して、採用した!とかだったら、それは凄いと思う。流石だ!ってね。でも違うんだよね。
…まぁいいや。だからね、自転車も、ハイテクが積み重なっているから、だんだん直せないモノになりつつあるのだね。所謂ハイテクではない、そこそこのスポーツ自転車がリリースされているのも、こんな事へのアンチテーゼなんだろうねぇ。
今後の日本経済の方向性は、ズバリ「シンプル」なんだと思う。韓国や中国の家電売り場では、最初こそ日本のお家芸である、ハイテク製品が売れていたそうだが、最近ではシンプルで、使いやすく、機能的にも必要にして十分な自国製品が売れていると聞く。機械モノなんて、ハナっから存在自体が便利なんだから、到らぬ所を人が補うって事で十分なんじゃないか?機械モノをね、宝の持ち腐れ箱にする努力よりも、製品としての存在感とか存在価値、そして何よりもシンプルで美しいってのが大事なんだと思うぞ。
話は変わるが、アメリカに「ゲーリーフィッシャー」というMTBメーカーが存在する。
ゲーリーはこの世の中にMTBを想像し、リリースしたMTBの父とされている事は、輪界人はもちろん、巷でも、チョッと自転車好きならば、周知の事実だよね。ま、そんなこんなで偉大なる人物とされているんだが、先日、若いオナゴが店に来てMTBに乗りたいなんて、素敵な事をおっしゃるからね、俺様張り切って
ゲーリーフィッシャーを勧めていた所、そのオナゴ、どうしてもゲーリーフィッシャーという自転車の名前が覚えられないらしく、仕方が無いから、
「う~ん、じゃあ、腹ぁ壊してお腹下したさかなクン」
で覚えてくれって言ったら、
「キャハハハ♡何それ~、超ウケル~。下痢?フィッシュ?魚?きゃはははは。」
「駄目だよ、オナゴが大声で下痢?なんて連呼しちゃあ。おなかを、こわした、さ・か・な・くん。ですっ。」
オナゴは大笑いし続け、以来、ゲーリーフィッシャーは「お腹痛いさかなクン」と呼ばれています。
すまん、ゲーリーフィッシャー氏、そしてユーザーの皆さん。
因みにウチのボウズのMTBもさかなクンです。
自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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