過日、お客さんでキャノンデールのレフティーの小径車をご購入された体のとても大きな御仁がおられるのだが、その御仁に指摘を受け、何だかとっても当たり前の事が、見えないモンなんだなぁ、なんて痛感した事がある。
最新で発売されているバッドボーイという、とてもナイスなネーミングが付いているキャノンデールの自転車が納車となるのだが、そのお客人は、タイヤの交換を御希望でね、レフティーはその構造上、ディスクブレーキ仕様になっていてね、いわば片持ちフロントフォークなんで、そういった構造になるんだが、ハブ軸が特殊構造の圧入式となっていて、車輪を外すには、いちいちディスクブレーキキャリパーを外す必要が有るんだよね。
普通のフロントフォークならば、そんな事をせず、下に落とせるのに、面倒臭がりな筈のアメリカ人がだよ、とても非効率的な構造を支持しているには、一体全体、視覚的な長所の他に、どんなメリットがあるんだろうという、素朴な疑問を抱えていたんだ。で、タイヤの交換は車輪を外して交換するって先入観も、なんの疑いも無く持っていたって訳。
で、そんな頑なな先入観でね、車輪を外すべく作業を進めていた所、先般のレフティ小径車オーナーの御仁がウチのスタッフに、
「レフティーって、もしかして、車輪外さないで、タイヤチューブ交換が可能なんっすねぇ。」
「! あ!本当だ。」
なんてやりとりをしたそうである。それを聞いた俺様、
(!)
…本当だ。
灯台下暗し。
トウダイモトクロスインターナショナルなんである。
アメリカ人のモノグサさはもう、あっぱれなんであるぞ。タイヤを取り外す行為は、タイヤ交換とか、パンク修理とか、圧倒的なんだな。で、外さず取り換えるって訳なんだ。クルマに乗せて移動?
「HAHAHA。YAMAHA。一体何のジョークだい?ボビー。アメリカのクルマはデカイんだぜ。車輪を外す必要が何処にある?チッチャイ日本のクルマとは違うんだぜぇ。」
そんな会話が聞こえて来そうな自転車であるよ。キャノンデール、レフティーシリーズ。
個性的なモノは、最初は否定されがちであるんだよね。人間だってそう。異質なモノとして排除されるか、何処かしらに同調するか同化すると云う様な方法で、馴染んでゆくね。個性がうまく輝くとね、そいつは格好良さに繋がるんだ。
格好良く、いきたいモンであるよねぇ。
自轉車家である。
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たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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