子供が旅に出たついでに…
子供が生まれてから12年が経った。もう中学生になる。芸人のもう中学生とは無関係であるが。ヨカッタネ~ェエ、なんて、高音な声で云わない。
で、そんな12年間、殆ど子供中心に時間が動いているので、カミさんと飲みに行くなんて芸当がなかなか出来ずにいた。呑んだくれのロクデナシは、常にピンでフラフラとほっつき歩いていてさ、ま、子供がいない折角の機会だから、食事でもどうだい?なんてね。
うん、俺様は平常通り仕事だったのだが、関東地方は久しぶりの大雪なんて予報が出た時でね、んでも、雪は大したことは無くって、でも、お店は閑古鳥だったから、そうそうに片付けをしてさ、千葉の中央に繰り出したのだ。
女房が白子ポン酢が食べたいって事で、富士見の辺りをウロウロとしたんだ。最近流行りの魚屋さんみたいな居酒屋がけっこう目立つ。あんな所なら、旨い白子ポン酢があるだろう、なんて思っていたら、
「あんな丸い椅子にアタシを座らす気?」
とか云われちゃうので、何だか和食っぽくて、看板に何やら、大人の隠れ家とか書いてある所が、中央の名物の、元お城喫茶の現焼き肉店の側にあったので、そこに決定。
でも、入った瞬間に嫌な予感がした。うん。直感なんだ。やはり、と云うか、刺身を売りにしていたくせに、白子ポン酢とか、アン肝とか、手の掛かるであろう品物が無い。たまたまか?いや、そうではないだろうな。
ま、座っちゃったので、ビールと、女房は日本酒を飲んで、きゅうりの漬物と、極上馬刺し(って書いてあったんだ)、焼き鳥盛り合わせ(5本)と、タコの唐揚げ(冷凍モンを4個位)を頼んだ。喉が渇いたのでビールをもう一杯、なんてやりながら、出てきた料理に辟易として、女房と大笑いをしてしまったよ。
何たって、極上馬刺しは凍っていてサックサクしてるし、タコカラは不味いし、焼き鳥は…そんなだからさ、殆ど残して30分いたかどうかでね、次に行こうとなったんだが、お会計してビックリ仰天、それだけで7000円近く取りやがった。おひとり様だったら暴れちゃう所だったけど、まぁ、仕方が無い。グッと我慢してね、一言…
「オイオイ、何だよ、予算ばかりがイッチョ前で、こりゃあ予算が大人の隠れ家だなぁ。」
性質が悪い客であるが、仕方が無い。
俺様は暫く機嫌が悪かったが、カミさんはどうやらそうでもなさそうで、次の店を物色し始めていてさ、もう俺様が店を決めるのは止めようって思いながら、白子ポン酢を探すも、吾妻町の中国料理店の前で、此処にするって云うもんだから、
「え?白子は?」
なんて聞くと、
「もうイイや。」
何ともカミさんは、中華料理大好き人間だからさ、あっさりと中華料理に変更。ビールと紹興酒、杏露酒なんてのを2人で呑んで、しこたま中華を食って、お腹一杯。あれだけ食って、5500円。嗚呼、あそこの大人の隠れ家だか何だかってぇ店は長くは無ぇなぁ、なんて、思わずほくそ笑んでしまった。
実は女房殿、最近はあまり呑まないんだが、呑むと俺様よりも数倍、酒が強いので、折角なんだから、もう少し呑むんだって、また富士見まで歩いて、義弟の同級生がやっているバーへ繰り出した。俺達が学生時代に沢山あったタイプの、カフェバー以前の、バーだ。つまみは、無い。
黒板のメニューに
ビーフジャーキー
チーズ盛り合わせ
…と書いてある。…最高である。メニューに書いていないのだが、チョコレートを頼んで見ると、ありました。チーズとチョコを頼み、頭にフェラーリの跳ね馬みたいな馬が付いている、バーボンをロックで、呑んだ。旨し。
マスターは忙しそうだったが、あれ?よくよく見たら、ウチでピナレロをオーダーしてくれた○○さんではありませんか。ゴメンネマスター、お待たせしちゃって…。
ロックグラスにはボールみたいな、まあるい氷が入っている。製氷機の氷では、良いバーボンは美味しくない。
んで、二人でおかわりを数杯づつ戴き、お会計が5000円。満足である。
嗚呼、さらば、大人の隠れ家。
…大人の隠れ家って云ゃあ、足繁く通っていた串焼きの店が、突如閉店だって連絡が入った。むむむ。義弟の店はいよいよオープンだと云う。
…悲喜交々(ひきこもごも)なんであるよね。
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自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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