2011年2月24日木曜日

自転車ブームと云われる昨今、一過性では無く…

 果たして、日本で、交通手段の一つのスタンダードな選択肢たり得るのだろうか?自転車の交通事故での死亡事故件数は、先進主要国で突出しているのを御存知だろうか?1980年の日本と他の先進諸国は、日本が1366人に対し、ドイツ1338人、アメリカ965人、フランス715人、オランダ425人、イギリス316人、と云うデータがあるが、2008年になると、日本は971人に減ってはいるが、殆ど同数だったドイツが456人、アメリカ716人、フランス148人、オランダ145人、イギリス145人と、日本以外、激減の一途を辿っている。これは、何を意味するか?

そう。主要先進国に於いて、圧倒的に自転車による死亡事故件数が突出しているんだ。各国で減少してはいる。日本も減ってはいるが、ホンの微減に留まっているんだね。



 実際、オランダやドイツと云ったヨーロッパ諸国は、環境問題などと関連し、自転車活用を推進して来た。元々自転車教育的にも利用法的にも先進国であるヨーロッパ諸国でさえ、自転車問題は難航したと云うのだが、周知徹底の末、自転車が街に根付いたのである。結果、自転車での死亡事故は激減したのだ。



 本来、自転車のスピード域で、単独で走っている限り、そのスピードや、力学的な見地から鑑みても、即、死亡事故には繋がらないと思う。絶対スピードがエンジン付きの乗り物と圧倒的に違うし、全ての質量が違う。自転車の死亡事故は、圧倒的に対ジドウシャ絡みなのであるよ。



日本の場合、ジドウシャ、自転車双方の運転員が、お互いのルールや特性などを良く理解していないが為、多くの残念な事故が起こっているんだね。



 そんな交通事情に危機感を抱いた、民間の、しかもジドウシャメーカーが、対自転車事故対策に動き始めたんだね。ホンダはジドウシャやオートバイの運転シュミレーターの様なシステムの、自転車運転シュミレーターを製作し、警察署やジドウシャ運転教習所などに販売し、自転車の疑似運転による、実際の自転車目線の動きや行動、危険な状況などをシュミレーション出来ると云う。



 トヨタの広報部長は、自転車とジドウシャの事故を減らすには、双方のアイコンタクト等、意思疎通が重要であり、自転車レーンの重要性などを訴えている。国や自治体にも自転車レーンの設置を促すというのだ。…まぁ、双方の意思疎通というが、現状では双方で無視をし合っている現状だし、自転車の性能差による危険性や安全性には触れておらず、むしろ将来的に老人が乗るであろう一人乗り電動カーの走行場所に、自転車レーンが活用出来るのでは?という期待を持っているらしいが、やはりジドウシャ優先的目線なのだなぁ、と感じてしまったよ。



 今、自転車に纏わるすべてに対し、教育やインフラを含め、一体何が必要であるかって事を、全ての人が理解し、実行に移すべきであるよね。まるで絵に描いた餅の如きインフラ政策、教育方法なぞ、やらない方がマシだったりするぞ。ジドウシャの飲酒運転のニュースが後を絶たない福岡県の事故なんかを見るとね、本当にいたたまれない。免許制度で教育をし、罰則を設けてですら、この体たらくだ。無責任極まりない話なのだ。



 毎日新聞が連載している「銀輪の死角」ってコーナーに出ていた文面であるが、こう云った世の中の動向が、自転車の将来を、明るくしてくれるんだと信じたいね。





 そんな事をあれやこれやと考えている最中、ニュージーランドで大きな地震が起こってしまったね。自然災害の脅威である。



被災者頑張れ。



救援部隊頑張れ。





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