お勉強の末に思った事。
SBAAプラスって業界バチバチの講習会&試験を受けた事は前に書いた。場所は自転車会館。アメリカ大使館のまん前。俺様が歩くと、何故か沢山の警備中の警察官が睨むのは何故だろう。ま、辺りにはビジネスマン風のネクタイ族しかいないからなぁ。バカヤロウ、俺様が背広なんか来た日にゃあ、30mに一度は職質されて、前に進めない程、悪党っぽくなっちまうぜ。どうすんだバーロー、本当に。
ま、勉強しましょうって講習会なんだが、実際の所、試験に出ない範囲の講習が実に面白かったのだ。最近、メディアでも、業界紙でも御活躍の疋田智氏である。実は10年前、まだ自転車家では無かった頃、あるヘンテコ団体に所属していた際、熱烈にプッシュして講師として御講演戴いた事があり、その当時はまだ、失礼ながら誰も注目しておらず、俺様は彼のホームページで以て、ビビビってね、ねずみ男ぢゃねぇが、
「この人が云う事ってのぁ、近い将来必ず日本に必要な事を唱えているぞ!」
って直感したんだ。10年経った。彼は同じ事を云っていた。だが、環境が圧倒的に違っていた。言葉は悪いが、凄ぇヤツである。俺様のその後はね、彼の公演後に決定的となったと云っても過言ではない。きっと彼は、TBSのロビーで待ち合わせをし、私と名刺交換をした事なんぞ、覚えてもいないだろう。が、まだまだ時は黎明期。彼の活動も、それ程世間から注目されていた訳ではないと思う。
色々な所で疋田氏をお見かけするようになった。氏の出版本はすべて読んだ。銭湯の本に到るまで。彼の自転車学は的確なんである。しかも常に進化している。そして、本当に、10年ぶりに言葉を交わした。俺様は、何だか感極まっちゃったよ。優しい人だから、
「いや~、ホリウチサン、御無沙汰しています。そうじゃないかな~って思ってたんですよ~~。」
なんて云われた日にゃあね、伝えたい事なんか沢山あったんだが、もうどうでも良くなっちゃった。もう、本当に「ありがとう」って事だけ云えたいさ。
いや、前置きが長くなったぞ。実は俺様、冒頭に書いた「職質」で、数年前(多分6~7年前)に新宿で、職質されてポリ公に軟禁されてから、封印していたモノがある。それはね、
ワークブーツだ。
レッドウィングのワークブーツ。アメリカ発祥のスポーツを学生の頃からやっていたから、ファッションは当然アメカジでさ、レッドウィングのブーツなんざ、マストアイテムでね、だが高価でさ、おいそれとは買えず、皆羨望の的だった訳。で、そんなモンを頑張って購入してさ、最初は説明不要の定番のヤツ、コレは随分前に義弟にくれちゃったからイイ。で、他にはぺコスブーツとエンジニアブーツ。エンジニアブーツなんか、ハーレィのFXRSをクソ味噌にいじってたバイク野郎の時のヤツだから、シフトの部分に穴が開いていてさ、埋めて有る様なシロモンだよ。
それがね、6~7年前に新宿で東経大「シーガルズOB会」があるってんで、オヤジのくせに、当時のエンジニアブーツを引っ張り出して履いてった訳よ。したら、デカイボウズ頭の、迷彩パンツ履いたヤツが、夜分新宿駅を歩いているのよ。おまわり総勢15人で俺様を囲んで連行しやがったんだ。近くで人が刺されたって。何で俺様?で、しこたま飲んで酔っ払ってたんで、おまわりとタチマワッタって話でさ、それ以来、ブーツはオッサンが履くと連行されるアイテムとして、封印していたんだな。何と無く。
だが、この仕事始めてから、靴の消費がハンパ無い。半年でぶっ壊れるんだ。ヴァンズなんか、3か月でぶっ壊れやがったよ。アディダスが総じて丈夫だが、やはり駄目だ。山用のモントレールなんかももったが壊れた。
で、ワークブーツ。もう、カビ臭い。最初はぺコスブーツを履いてみた。
「ふぬっ!ぬお~!憤怒~~!ぅおりゃぁぁぁ!」
…朝の玄関での様相である。履くのが異常に大変なんだよね。スリップオンのくせに。
「くぉおおおおおぉ。こんんの野郎!チクショウ!ボコッ。ぅをっ、は、入った。よし、反対側だぁ、ハァハァ。」
…何やってんだか。
たかが靴を履くのに、そんな有様の俺様、情けないんであるが、成る程、ブーツなんてのぁ、おぢさんが履くモンじゃあ無ぇなあ、なんて思いながらね、出勤する訳。で、帰って来ると、そのブーツで以てさ、すんごい疲労感な訳。で、半端無い疲労感だからさ、もう半ば意地んなっちゃってね、次の日も履いてっちゃう訳よ。で、やっぱり全身の疲労感が鬱積したからさ、もう頭来て、ヤケクソでエンジニアブーツを出して来て、
「よぅ~し、この野郎。それなら明日はコレを履いてやるぜ、覚悟しやがれ!」
…ってもう、前後不覚なんだ。で、翌朝。
「ふぅぅぉおおおおりゃああぁぁぁぁぁぁ(いや、エンジニアと戦う俺様)!」
「ブチッ!」
「うぉっ!あれ?千切れた。」
「ふっざけんなよ。何だこりゃ?ぼれーな!」
「ふぅぅぉおおおおりゃああぁぁぁぁぁぁ(いや、エンジニアとさらに戦う俺様)!」
「ブチッ!」
「うぉっ!あれ?また千切れた。」
「ふっざけんなよ。何だこりゃ?ぼれーな!」
と云いつつ、チョッとショックな俺様。
「レッドウィングが千切れてんじゃねーよ。」ってね。
今日も沢山の疲労感を背負って立つ、孤高の俺様だ。85年って刻印があるから27年モンだよ。ワインならヴィンテージ、ブーツはメンテしなけりゃあ、ゴミだな。
だが、カッチョイイんである。困った事だ。
偶然、赤坂で飲んで帰路についた俺様、奇遇にもまたまた疋田さんにお会いした。この人とは近いうち、一緒にきっと何かやる気がするぞ。
自轉車家である。
日々の喧騒の中、社会のよしなし事を、
サドルの上で考えた。そんなブログである。
自轉車家だが、あまり自轉車ネタは無い。
たまにはある。
そんな内容である。
文が長いぞ。心して読んでくれたまえ。。。
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